2021年9月27日月曜日

魅力的な演奏

 ここのところ寝不足や体のだるい日が続いていたけれど、昨日は死んだようにグッスリ。おかげで今日はすっかり疲れも取れて体が軽くなり、朝からジムへ行って体を動かしたり、気になっていた事案も済ませて気持ちまでも軽くなった。やっぱり睡眠て大事。

大好きなバラ、ローズマリーを机に飾って

昨夜はベルリンフィルのライブを聴いて過ごした。指揮はロシア人のトゥガン・ソヒエフ、曲目はリムスキー・コルサコフ:皇帝の花嫁序曲、ラフマニノフ:ピアノコンチェルト1番、エルネスト・ショーソン:交響曲 B-dur

3曲ともあまり演奏されない珍しいプログラムだった。特にラフマニノフは4曲あるピアノコンチェルトの中で2番や3番はよく演奏されるけれど1番は初めて聴いた。ラフマニノフがモスクワ音楽院に通っている頃に作曲されたようだ。2、3、4番のコンチェルトに比べると少し短い気がしたが魅力的ないい曲だった。そしてロシア人ピアニストのルガンスキーがまた素晴らしかった。ダイナミックで歌いすぎない抑制の利いた清潔感あふれる演奏だった。それにオケとの一体感と自然な歌い方、この人の小気味いいクリアな演奏をずーっと聴いていたいと思った。やはりロシアの作曲家の曲を聴くにはロシア人の指揮者とロシア人のピアニストの演奏がこちらにストレートに入ってくる気がする。ルガンスキーは初めて聴いたけれど、他の3曲のコンチェルトも聴いてみたいと思った。久しぶりにいい演奏が聴けて心が満たされた夜だった。


たった今、急いで外から帰ってきたトムくんのシッポが
こんなに膨らんじゃって、気弱なトムくん、きっと怖い思いしたのね!


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