2015年10月30日金曜日

雨上がりの庭


メアリーローズ

柔らかな日差しを浴びて気持ちよさそう

ローズマリー

今にも、、、、

サマースノー

重そうにうつむいて

ロソマーネジャノン

咲いてくれるかな?




2015年10月29日木曜日

秋の楽しみ


ラ・フランスのコンポート

りんごより出回る期間の短い洋なしを
そのままでも美味しいけれど、りんごと同じように煮てコンポートにした。
ヨーグルトや生クリームを添えたり、白ワイン入りの残った汁は
炭酸で割ったりしてもちょっと高級感のある飲み物に、、、






2015年10月28日水曜日

旅のお話9

9日目
6時起床 曇り
ウィーンを発つ最終日。午後のフライトなので午前中はナッシュマルクトの蚤の市へ出かける。

この素晴らしい景色も今日で見納め。

丸窓の額縁に収まるシュテファン大聖堂を
しっかり目に焼き付けて。

毎朝気持ちよく頂いたアメリカンスタイルの朝食ビュッフェ

さて、時間がもったいないからナッシュマルクトヘ急ぎましょう!

コントラバスを抱え電車を待つ女性
これから練習に向かうところなのか電車のドア付近に立って
ずっとスコアを見ていた。カッコイイなー!

ナッシュマルクト

市場の隣にある蚤の市ではこんなものまで売られている。
ナッシュマルクトの蚤の市はピンキリ、がらくたからマイセンまで様々。
一通りぐるっと見て回り、二度目は幾つかの気になるお店をゆっくり見て歩いた。
そして、ここでアウガルテンのミルクピッチャーと
ピンクのベネチアングラスのリキュールデカンタセットを手に入れた。

美味しそう〜、これ買って帰りた〜い!

蚤の市のすぐ目の前にユーゲントシュティールで知られる
オットー・ワグナー設計のマジョリカハウスの個性的なアパートが見える。

ホテルに戻りチェックアウトを済ませ、ウィーンミッテ駅のシティーエアポートトレインのチェックインカウンターにスーツケースを預けて身軽になり、そのあとやっぱり最後の「シメ」としてミケッレさん恒例のベルベデーレ上宮の前にあるブルックナー最期の家を訪ねる。

ブルックナー最期の家

シュベヒャート空港のラウンジで時間までゆっくりしながら
さっきナッシュマルクトでひとつだけ買った平たい「桃」をかじる。
甘くて美味しい!

今回、コンサートのオフシーズンということもあってコンツェルトハウスやムジークフェラインへ行くことはなかったけれど、ミケッレさんの知り合いのオルガニストとの出会い、アヴェ・ヴェルム・コルプスが初演された教会での感動、大好きなカーレンベルクの丘から臨むドナウ川や丘に広がるぶどう畑、カメラを教会に忘れるというハプニング、そして思いがけなく宿泊したホテルの丸窓から見えるウィーン旧市街の景色が一番のご馳走になった。どれもどれも思い出深いものでした。

シュベヒャート空港から一路成田へ
Auf wiedersehen  ウィーン!

またせっせとマイレージを貯めよう!




2015年10月24日土曜日

旅のお話8

8日目
6時半起床、気温19℃ 
今日は、この時期カールス教会でよく行われるモーツァルトの「レクイエム」が聴けないかコンサート情報を見て、ついでに音楽家のプレートが集中するこの付近を散策することにした。そのあと、私の希望でホーフブルクの宝物館を見学することに決定!外へ出ると肌寒く、今にも降り出しそうなお天気。

カールス教会前の公園からアールヌーボー建築のカールスプラッツ駅と
その向こうにはニューイヤーコンサートで有名なムジークフェラインが見える。

修復中のカールス教会
教会のコンサート案内板を見ると、残念ながらこの日はヴィヴァルディの
「四季」のプログラムだったので諦めて、この界隈をぶらぶら。

教会の入り口にブルックナーの葬儀が行われたというプレート

教会の横の通りには1911年から1913年まで住んでいた
ポーランドの作曲家カロル・シマノフスキのプレートがある。

教会の敷地内ににあるグルックの銅像。

さらに先へ行くと、タイムスリップしたようなウィーン全盛期を思わせる豪奢な建物が整然と立ち並ぶ住宅街に出た。もしかしたら、昔この界隈に住んでいたヴィヴァルディやブラームス、ドヴォルザークたちもこの通りを歩いたかもしれないと思うとワクワクした気分になる。好きだなーこの通り。

この通りの右側に精神を病んで亡くなった
「カルミナ・ブラーナ」の作曲家フーゴー・ヴォルフの住んだ家もあった。
あまり好みではないが、切ない気持ちになった。



もう少し時間をかけてのんびり歩きたいところだったけれど、小雨が降り出してきて寒いので、ホーフブルク宮の宝物館へ移動。



住宅街にピアノを弾くブラームスが描かれた
「ヨハネス・クラヴィーアサロン」という看板が、、、。
お店風でもなく一体ここは何の家かしら?




いかにもウィーンらしい風景
寒〜い、早く中にはいりた〜い!



ルドルフ2世の使った帝冠3点。
500年以上も経っているとは思えないほどの輝き



これだけ豪華な銀刺繍を施した服はきっと重たかったでしょうね。



ナポレオンの息子、ナポレオン2世の使用した赤ちゃん用ベッド、




子供用のクッション、ひざ掛け
ベビーパールよりも更に小さなパールが
緻密にびっしり縫い付けられていて思わずため息!


416カラットの巨大なガーネット


オスマントルコから送られたという
宝石が散りばめられた帝冠


492カラットのアクアマリンは
大きくて吸い込まれそうなくらい美しい輝き!





香水、気付け用の瓶の数々
土台部分にはウィーンの紋章をイメージしたような
鷲の頭部がデザインされていて面白い!




そろそろお腹もすいてきたのでホーフブルクの
向かいのグリーンシュタイドルで今回2度目の食事



デザートは大好物の
ミルクのかかったアッフェルシュトゥルーデル



居心地の良いグリーンシュタイドルで食事をしたあとはフリータイム!



通りから路地に入るとこんなアンティークのお店があった。
ショーウインドウの壁には若く美しいエリーザベト皇妃の写真が掛かっていた。






午前中寒かったけれど、午後はお日様も出てきてだいぶ暖かくなってきた。

ケルントナー通りに出てユナイテッドカラーズ・オブベネトンで

m さんにブルーグレーのカーディガンとマフラー、ユリウスマインルで

エスプレッソ豆と「5時の紅茶」という面白い名前のオリジナル紅茶を買う。

シュテファンの前を通り〜
本当に全景を収めるのが難しい!

シュテファンの横のフラワーショップ
バラのこんな仕立て方もいいなー!
フリフリの花びらがかわいい「レオナル・ド・ダヴィンチ」初めて見ました!

素敵なバラのブーケ

こんなオシャレなブーケをプレゼントされたいな〜!


その後、、、、
昨日コンサートを聴いた聖アンナ教会の入り口で
待ち合わせして中でひと休み


壁に描かれた優しい色合いの花

マリア様の横には穏やかな天使がこちらを見つめている

マリア様の足元には羽の生えたハート型の心臓?


外の喧騒が嘘のように静寂な教会の中でしばらく心落ち着ける。
私の好きな場所がまた一つ増えた!

通りを行ったり来たりぶらぶらと、、、
わき道に入ったら今まで気がつかなかった
横から見たシュテファン大聖堂のこんな風景に出くわした。
ウィーンの紋章である双頭の鷲のモザイク屋根が
こんなに間近で見られてなんだか得をした気分!

届け物?の花束を担いで歩くおじさん
いい風景〜!

チョコレートを溶かしたような素敵な色のクーパー
日本にもあるのかしら?

ミケッレさんが一度入ってみたかったという「ゲッサー・ビアクリニック」
夕食には少し早い時間だけど、帰国前日なので
早めに食事をしてホテルに戻ることにする。

300年以上も続いているビール醸造所経営のビアレストラン。
天井が高く広々した店内は石の階段やステンドグラスなど
いたるところに歴史が感じられる。

メルツェンビアでウィーン最後の夜を
惜しみながら、カンパ〜イ!

豚肉とレバーのクリーム煮
松ぼっくりの形の揚げポテト添え
ビールもお料理も期待を裏切らない美味しさでした!

ホテルに戻り、早々に荷物を整理し
帰国準備 OK!
ゆっくりお風呂に入り10時就寝。