2014年10月29日水曜日

旅のお話4

日目
6時半起床。曇り時々雨
この日はシテ島地区中心にポンピドゥセンターやパッサージュなどをまわる。4日目ともなると、f さんや m さんはさっさと電車に乗り降りできるようになり、行動が逆転してきた。おみせに入っても『Bonjour!ボンジュール!』も自然に出てくるし、若いひとの順応性ってすごいなーと感心してまう。さっそく今日もサン・ラザール駅から始まった。『7つ目で降りたら乗り換えだからね!』と f さん。ポンピドゥへ行く途中に石鹸や犬猫グッズショップのお店があるというので寄ってみることに。

「ラ・メゾン・デュ・サボン・ド・マルセイユ」はマルセイユの石鹸屋さん。
かんきつやハーブ、スパイスなどの香りがお店の中に広がってとても良い香り。

ここを出てから美味しいランチのできるパン屋さんがあるらしいから行ってみましょうと探しながら通りを歩くとすぐに見つかった。明るい店内は居心地がよく奥の大きなテーブルでは学生さんたちがパンをかじりながら、パソコンを開いて勉強をしている。

ベルギー発祥のベーカリーレストラン。オーガニックを食材にしたパンを中心にしたメニューのお店。
原宿にも支店があるらしいのでいつか行ってみたいと思った。
このお店でオーガニックシロップ(ハチミツ)を二本欲しかったけれど重たいので一本だけ買う。


お腹も心も満たされて、このあとポンピドゥーセンターに向かう。途中、犬猫グッズショップへ寄って f さんは友達のワンちゃんに色々お買い物。


変わりやすいパリのお天気、ときおり雨がポツポツ降ったりやんだりする中、ポンピドゥセンターにたどり着いた。ところがうっかりしてこの日が休館日だったことを確かめなかったので中に入ることはできずじまい。残念!この中の国立美術館が目当てだったがやむなく諦め、次回また来られることを期待することにした。ポンピドゥセンターの隣にはもうひとつパリの名所になっているストラビンスキーの広場があって、広場の真ん中に廃材を使った不思議な動く噴水の池がある。調べてみるとシャンゼリゼ劇場で初演されたストラビンスキーの「春の祭典」が当時のあまりにも前衛的だったことが、この噴水の名前に冠されるひとつの理由だったらしい。

斬新なデザインのポンピドゥセンター

ストラビンスキーの池  ← クリック
ぐるぐる回る噴水を見て、子供に戻ったようにキャーキャー面白がる!



池の横にあるいかにもパリらしいカフェ

ここからマルシェを通り抜け、ついでに王宮跡のパレ・ロワイヤル、アーケード街パッサージュを通ってぶらぶらパリの街を散策。

 マルシェのドライフルーツ屋さん・アールヌーボー様式のおしゃれな屋根・パレ・ロワイヤル:やっぱり上がりたくなる?

パッサージュのギャルリー・ヴェロ・ドダ  。  パレ・ロワイヤルのカフェ前で。パリの街並み

けっこう歩いて疲れたので、一旦ホテルの戻ることにした。片言の日本語でホテルのスタッフから「オカエリナサーイ」と迎えられほっとする。しばらく休憩した後、部屋でゆっくりしていたいミケッレさんを残し、予定にはなかった凱旋門やシャンゼリゼ通りに繰り出す。やはり人で賑わっていた。
小雨模様の凱旋門前で・シャンゼリゼ通り・雨あがりの空に切り絵のように浮かび上がってみえるエッフェル塔。


予定にないところを歩くと、もう後は子供達について行くしかない。f さんはベンツのショールームを見たいからとお店の中をぐるっとひと回り。それからふた手に分かれてウィンドウショッピング。mさんは「モノプリ」というスーパーを見つけ、日用雑貨や食料品など、お土産になりそうなものを探す。女子はこういう時間が楽しい!一時間後 f さんと合流しておめあての高級チョコレート「メゾン・ド・ショコラ」に連れってってもらう。お店に入るとまるで  " ジュモー " の人形そっくりの美しい顔立ちの店員さんが応対してくれた。試食で頂いたチョコがとても美味しく、即ここで義父と義弟、私たちのぶん 3個お買い上げ。

時間を気にしないで裏通りをぶらぶらして歩く。こういう時間はツァーなどでは味わうことのできないとても贅沢で楽しいひととき。

こんなクラシックなベンツなら乗ってみたい〜。メゾン・ド・ショコラのウィンドウ。街角の花屋さん。裏通り

まだ日も高いうちに、パリ市立近代美術館へ行きたいと思って地図を片手に探すのだけれどなかなかたどり着けない。あちこち探し回ってやっと着いた時には閉館20分前だった。目当てのフランス版画家、クロード・ワイズバッシュのエッチングが見たかった。時間もないので、係りの人に尋ねても発音が悪いのか版画家の名前が通じていないようだった。演奏している瞬間を捉えた「ヴァイオリン」というワイズバッシュの作品にはお目にかかれなかったけれど、レオナールフジタの「寝室の裸婦キキ」の抜けるように美しく白い肌のキキの絵画を見ることができただけでも行った甲斐があったというもの。f さん探してくれてありがとう、そしてお疲れ様。

パリ市立近代美術館

あっという間に夕方になってしまったので、ホテルへ戻りお夕飯はモノプリで買ったサンドウィッチやソーセージなどで簡単に済ませ、再び夜のノートルダムへ。


終日歩いて疲れたけれど、こうして大人になった子供たちとおしゃべりしながら歩くことなんてなかなかなかったので、それもまた心地よい疲れとなった。この日はぐっすり就寝。10月9日へつづく

2014年10月27日月曜日

ハプニング

きのうホテルで小さな内輪の食事会があった。義父から m さんと演奏をして欲しいと頼まれ、ピアノがあると言うことだったので、リハーサルをしたいと思い少し早めに会場へ出かけた。会場に入るとピアノの形をした電子ピアノが部屋の奥隅においてある。あら〜話が違う〜。仕方がないのでそれなりに弾くしかないわね、と思ってとりあえずチェロの弾く場所を決め、音を出してみる。弾きにくい!電子ピアノのスピーカーがずーっと向こうの天井の隅の両脇に二つ、そこから電子音が聞こえている。音も遠いし音色も違うし、そばにいたミケッレさんは『大丈夫どっちの音もちゃんと聞こえているよ』というので、わたしもまぁなんとかなるでしょう。と思ったのに、のに。安易だった。いざ、演奏に入ると人が入ったこともあって、スピーカーから電子ピアノの音が小さくしか聞こえない!テーブルについている人には聞こえていたようだけれど、部屋の隅に近い場所で弾いていた私に聞こえるのはそばで弾いている電子ピアノの実音とプラスティック鍵盤をたたく音だけ。mさんも自分の音がよく聞こえないらしい。

パリノートルダム寺院の美しいアラベスク模様の扉

おまけに絨毯でチェロの音が吸われるし、位置確認したのに前の人との距離が1メートルほどの至近距離。よりによってである。頼りのピアノの音がほとんど聴こえないのではデュエットにならない。弾き始めてすぐにパニックとなり、弓がふるえだした。こんな経験はあまりないことだった。しかし途中でやめるわけにもいかずとりあえず一曲目のバッハのアリアを終える。2曲目の愛の挨拶になったらこんどは悪条件って重なるもので、音程がとれない、そうだ、古くなった D 線を新しいのに取り替えたからだとおもった。間近でとり替えてはいけないことくらいわかっていたのに、どうしても音が気に入らなかった。どんどん音が下がっていく。音程が取れない!開放弦は使わないようになんてとっさのことはできないし、そこでパニックも頂点な達した。もう開き直って弾くしかなかった。背後の電子ピアノの気配を感じ取りながらもなんとか最後までたどり着く。電子ピアノとスピーカーの位置をできるだけくっつけてそこで弾けば良かったかも。と反省。絵画は納得いくまで塗り直しが効くけれど、音楽は音が消えていってしまうその場限りのもの。二度と弾き直しなどできないのだ。たとえどんな環境でも弾けなければいけないのかもしれないが、とても恐い体験だった。

窓を飾るパリのアパートメント

以前、パリに留学していた H 氏の帰国記念演奏会を聴きに行ったことがある。広瀬量平のチェロコンチェルト本邦初演だった。出だしのC線をいきなり切ってしまった。H氏はおもむろに立ち上がり舞台袖へ引っ込んで、しばらくして弦を張り替えて何事もなかったかのように弾き始めた。途中で音程が気になるのか、たびたび指で弦を叩いて音を確かめているようだったがそんな出来事にもひるまず素晴らしいコンサートだったのを思い出した。

油断は禁物!!!
教訓でした。

2014年10月25日土曜日

届いた!

約一ヶ月かかりますと言われていた、「Gien』の食器がもう届いた。国内だと少々値が張るのと、店舗が少ないので、特にオワゾブルーシリーズはパリに行ったら是非欲しいと思っていた。早速、一日目に購入したこのティーカップとカナッペプレートはかさばるので別送品で送る手配をしてもらったけれど、帰国する前日悩みに悩んで、思い切ってディナープレートと対でデザートプレートを購入し、こちらは手荷物で大切に大切に抱えてもち帰った。

軽くて丈夫なジアン、食洗機もOKらしいけれど大切だから手洗いにしましょう。
ブルー&ホワイトの部分が東洋的で和食器ともよく合いそう

季節によって食器を変えるとテーブルの雰囲気も変わって、同じ食べ物も違って見えるし、食事のひとときが楽しくなる。早速、午後のティータイムしてみようかな?

よく見ると面白い。18日に発送して、全日空の206便で成田に着いている。
24日に届いたから一週間かからないで着いたことになる。一ヶ月と言われたのは
聞き間違いだったかしら?でも早くに届いて嬉しい!


2014年10月24日金曜日

旅のお話3

日目
6時半起床。まだ夜が明けないパリの朝。カーテンの隙間から外を見ると、雨が降ったのか歩道が濡れていた。寒そう。今日は、パリの南西80キロにあるシャルトルを訪れる。

モンパルナス駅 、                ル・マン行き(TER)

サン・ラザール駅からモンパルナスまで行き、そこから9時06分のル・マン行きのTER(国鉄ローカル線)に乗り換え10時07分にシャルトルに着いた。「ル・マン」で思い出すのが、ポルシェに乗ったカーレサー役のスティーヴ・マックィーンが主演の「栄光のル・マン」。時刻表のル・マン行きの文字を見ただけで何となくノスタルジックな気持ちになった。シャルトル駅の外に出るとすぐ通りの向こうにノートルダム大聖堂(通称:シャルトル大聖堂)の非対称の尖塔が目に入った。寒いのでホッカイロが役にたった。駅前から正面のゆるい坂道を歩いて行くと観覧車のある公園に出た。行き交う人もまばらで閑散とした小さな町。

駅前通り、黄葉した美しい木々

 広場の向こうに見えるノートルダム大聖堂

広場を通り抜けて左に進んで行くと間もなく大聖堂が目の前に現れた!大きい!その大きさに圧倒され一瞬立ち尽くした。後ろには10人ほどの旅行者を案内しているフランス人ガイド付きのグループが一組いるだけ。よく言えばのどかな町。寒いので早速、聖堂に入る。修復工事中で布が張ってあるせいか中は薄暗く、床の石もデコボコしていてその古さを感じさせる。シャルトルブルーと言われるステンドグラスや彫刻など目をみはるほど素晴らしいものだったけれど、全体としては外観も聖堂も寂しい雰囲気のする今ひとつ決め手に欠けた世界遺産という印象だった。でも、ここシャルトルから1878年に日本にやってきたマ・スールたちが「白百合」を設立したのだと思うと感慨深いものがあり、やはりきてよかったと思う。

尖塔:左が16世紀に造られたゴシック、右が12世紀にできたロマネスク

シャルトルブルーといわれるステンドグラス

ステンドグラスの窓って開くのね!

繊細な彫刻

聖堂脇から裏手に回ってみるとそこから見える街並みがとても美しく感激! f さんもここからの景色が気に入ったみたい。みな写真を撮り始めるが寒くて長い時間外に居たくないので、お昼にしましょうと近くのレストランで食事をすることに。

レストランの看板






月曜日で残念ながら休館日だったシャルトル美術館
聖堂裏の並木

開店時間ちょうどでまだお店の中が温まっていなかった。私の椅子だけプラスティックだったからお尻の冷たいこと。わたしの注文した野菜スープは量もたっぷりで温かく骨身にしみる味だった。食事の話の後に変な話だけれどこのレストランのお手洗いが面白かった。水を流すと、下と上に分かれてスーッと水が流れて、つまり座る部分も(あえて◯◯とは書かない)きれいに洗ってくれるのだ。こんなの見たことがない。入った f さんと妙に感心する。さて、体も温まったところで、ふたたび外へ出てお隣のアンティークの店で花の描かれたハガキを数枚購入し早々に駅へ向かった。



予定より早いTERに乗って、モンパルナス駅へ戻ってきた。大きな駅なので人も多く、スリに気をつけながら歩く。当初の予定ではシャルトル観光で1日過ごすはずだったけれど時間ができたので、一度ホテルの戻って休憩後、明日以降に予定していたパリノートルダム大聖堂を急遽織り込んだ。その前にミケッレさんがホテルで休んでいる間、歩いてギャラリーラファイエットの食品館へ行き、ハーブ入りお塩やトリュフ入りマスタードなど購入、m さんが探していたレクレール・ドゥ・ジェニーのエクレアを見つけ4個買いホテルへ戻る。

ギャラリー・ラファイエットで
絵画でしか見たことのないような美しいぶどうを思わず買ってしまった。
皮ごと食べられて甘くとても美味しい!

何種類もある中から選ぶのに迷ってしまう。エクレア専門店

いい香りの香辛料の量り売り場、色とりどりで綺麗!

小休止の後、ミケッレさんも一緒にシテ島のノートルダムへ。個人的にはこの教会のほうが落ち着く。他のみんなもそう思ったみたい。なにやら後ろで m さんが東洋系の男性に写真を頼まれていた。(真面目な好青年という感じだから、多分台湾の人じゃなーい?と話がまとまるるのがなんとも可笑しい)とても感じかよかったので今度は私たち家族もお願いして撮ってもらった。聖堂に入るとオルガンの調律の音が聞こえる。どうやら今晩この聖堂でパイプオルガンコンサートがあるということだった。

マリー・アントワネットが投獄されたコンシェルジュリーが後ろに見える


唯一4人そろった写真
早くにシャルトルから戻って来られたのがラッキーだった。ブルックナーが演奏したことのあるこのパイプオルガンがどんな音色かここまできたら聞かなくては、ということになり時間も中途半端だったのでまたホテルへ戻る。軽く腹ごしらえをして、夜、8時からのコンサートへ出かける。サクレクールとはまた違うドイツ的というのか正統的な重厚なオルガンの響き。ミケッレさんはブルックナーと重ね合わせてその音に浸っているようだった。充分満足な一日だった。
旅日記10月7日へつづく

2014年10月23日木曜日

なごりの、、、

久しぶりのお茶のお稽古。風炉から炉に変わるこの季節、灰をかき上げといって、火箸で筋を入れたものにして、風炉を懐かしむお茶のお稽古をした。この筋を入れるのが簡単そうで結構難しい。お軸や水差し、お茶碗など季節ごとにしつらえが変わり四季の風情を感じられる国に生まれてよかったと思う。

手が震える〜

ナエマが本当によく咲いてくれる。

2014年10月17日金曜日

旅のお話2


そろそろサマータイムが終わるこの季節、パリの朝は暗かった。小さくてちょっと使いづらいバスタブに目いっぱいお湯を入れて、ゆっくりお湯に浸かりリフレッシュ。7時半に地下でビュッフェの朝食をとった。ここはイギリス系のホテルだからか設備も食事もとても質素。ホテルを楽しむという雰囲気ではなく、泊まるだけの宿と考えたほうが良さそう。今回はちょっと外れちゃったかな?
日目 6時半起床 曇り



さて、ホテルを出て目の前のサン・ラザール駅から乗り換えなしで、まずはモンマルトルへ。

サクレクール寺院からパリ市内を一望。
ビッグサイズのホットドッグを皆でほおばる。中のソーセージが美味しかったー!

サクレクールでは思いがけず音楽ミサに参加するという貴重な体験ができた。写真撮影は禁止だったので残念ながら中の様子を撮ることはできなかったが、おそらくこれほど素晴らしいミサに預かることはこれからもないかもしれないと思ったほど。寺院の中央の丸天井に描かれた十字に手を広げたキリストを眺めたり、祭壇を前に静かに心を落ちつけたり皆それぞれの思いで椅子に腰掛けその場の空気に浸っていると、少しづつ人が増えてきて、やがて荘厳なパイプオルガンが聖堂に鳴り響いた。その繊細で重厚な音色に鳥肌がたった。続いて祭壇前に指揮をするシスターとその脇に6、7人のシスターの素晴らしい歌声が響く。サウンド・オブ・ミュージックの慈悲深い修道院長役のペギー:ウッドが歌った「すべての山に登れ」を思い出した。神父様のお説教以外は全てが音楽で進行されていく、こんな経験は初めて。素晴らしいコンサートを聴き終えたような充実した時間だった。パリまで来た甲斐があったと思えた瞬間だった。

エリック・ サティの住んだアパートとプレート。

寺院を出た後は前回休館日で入れなかったルノワールやユトリロ親子はじめモンマルトルを愛した芸術家たちが住んだ館を見学。遥か19世紀の昔に想いを馳せ、タイムスリップしたような気分を味わう。

モンマルトルミュージアムの中庭、この館にルノワールやピカソが暮らした。

庭の木を支える鋳物でできたハープ型の支柱も芸術的な感じ。
多数のロートレック絵画、ポスターなどを鑑賞、ついでに署名もして。ワァー⚪️眼鏡忘れてきちゃった〜!
もしかしたらこのピアノをサティも弾いたのかもね?なんて想像を膨らませて


ダリ美術館は以前にも興味深く面白かったので、ここだけは外せないと再びと訪れた。何度見ても面白い!どこからこんな発想が生まれてくるのか、ダリの頭のなかを見てみたいと思うほど不思議な世界だ。

人間の体に動物の頭がついていたり、電話の受話器がオマールエビだったり、インスピレーションで創作しているような、、、。あの独特なひげを見てもどこか憎めないお茶目な人だったのではないかしら?
右は芸術家たちが集ったといわれるラパンアジル。


食事をしたレストランとドームのランプ
お昼はモンマルトルのレストランに入り、とりあえずワインで乾杯!食事はサラダ+メイン料理にして皆それぞれ好きなメニューでお腹を満たす。サクレクールからケーブルカーで下りたところにアンティークショップがあった。大好きなドームのランプが目に入ったが外からウインドウの中を眺めるだけ〜。この暖かい色といい、形といい、夏の暑い夜にアンティークなテーブルなんかに置いたら映えるだろうなー!素敵だなー、後ろ髪が引かれるー!せめて写真に残しておきましょうか。溜息・・・・

この日の締めくくりは市内にあるステンドグラスの美しいサントシャペルでのオールバッハのヴァイオリンソロのコンサート。チケットは日本で取ってあったので30分くらい前に行くと門の前には長蛇の列ができていた。セキュリティーが思いの外厳しく、バッグの中をしっかりチェックされた。ベルトラン:セヴェラさんという当地ではきっと名の知れたヴァイオリニストだと思う。日本には来ないけれど、こういう素晴らしい演奏家がヨーロッパにはごろごろいるのですね。曲の合間にベルトランさんの解説の入るカジュアルなコンサートだった。曲の解説している時、客席から質問が出たことに驚いたが、それにちゃんと答えているところが自然で好感が持てた。暖かい音色と人柄が感じられる良い演奏会だった。実り多き一日となった。

     夜のサントシャペル  街で見かけたベルトランさんの別な日の演奏会ポスター

2014年10月16日木曜日

旅のお話1

Paris の旅 10月4日〜10月11日<6泊8日>

2005年のウィーン以来、9年ぶりに家族そろっての旅行。今回は家族で旅行するということの他に家族共通の趣味でもあるクラシック音楽のコンサートに出かけることが主な目的。

日目

始発の新幹線で◯田から乗ってきた f さんと◯岡で合流。羽田に前泊し翌朝5時起きして空港へ。7時35分発のエールフランスで一路パリへ。

羽田空港


もともとあまり胃が丈夫ではないのでご飯ものではなく軽いパンメニューを選んだら、どれもどれも甘いものばかりでぜんぶは食べきれなかった。でも、最初に頼んだシャンパンは美味しかったー!
我が家によく来るのら猫のトム君にそっくりの子供向け映画「Sam Sam」などを見ながら快適な移動時間。エールフランス機は初めてだったけれど、座席の前が広くゆったりしていて足が楽だった。そして定刻より20分ほど早くロワシー到着。ものすごく運転の上手なタクシードライバーでスイスイ追い越しながら約40分でサンラザール駅近くのホテルへ着いた。

ホテルの目の前がサン・ラザール駅
アクセスが良くてとても便利だった

パリオペラ座
観光客で賑わうオペラ座前

オペラ座前の広場で歌のパフォーマンスをしていた
うまい!

まだ日も高かかったので早速ホテル界隈を散策。マドレーヌ寺院まで行ってみると、夜にミサ曲のコンサートがあることが分かった。一度ホテルに戻って体を休めてから、再びマドレーヌ寺院へ行くと満席に近いほど多くに人が聴きに来ていた。プログラムはヴィヴァルディのグロリアミサ曲やヘンデルのメサイアなど。始まる前、弦楽器が純正で一音づつオルガンの音に合わせて調弦していることと、始まって弦合奏と合唱の美しい響きが石造りの教会内部に響いていることは何となく覚えているけれど、時差のために4人とも睡魔と戦うことになってしまって、結局半分聴いたところでホテルに戻った。やはり着いたその日にコンサートに行くのは無謀なことだった。いまでも夢の中のようなぼんやりした記憶しか残っていない。ちょっと残念!

マドレーヌ寺院
寺院から街を臨む


寺院内部