2019年12月31日火曜日

前向きにね!


今年も瞬く間に過ぎてしまった。そして、人との繋がりの大切さをあらためて感じた年でもあった。

人生何があるかわからないから悔いなく過ごすために、やれる範囲でいいからやりたい事をやってみよう、元気なうちに行きたいところに行ってみよう。来る年に夢と希望をもって、、、いつでも前向きにね!

2019年12月28日土曜日

いい香り!


日本水仙


部屋中ふわ〜っと水仙の甘い香り
今日一日いい気分で過ごせそう!



2019年12月27日金曜日

一夜で



10日前はまだ固い蕾で何色かはっきりわからなかったけれど
良かった!ピンクが欲しかったから

一夜でこんなに‼️
いつもの雪景色にやっと北国にも冬が来た感じ

2019年12月25日水曜日

静かに

静かに過ごすクリスマス





ありがとうございます!



あらー!ちゃんと中にイチゴが挟んである。
材料に嘘がないからシンプルだけどこういうのが本当に美味しいの!
ごちそうさま!☆☆☆



2019年12月24日火曜日

クリスマスケーキ

美味しそうな手作りのケーキをいただいた。

kさんのご主人お手製のケーキ
今年は用意しない、と言ったからかな?
やさしいな〜 ありがとうね!教会から帰ったらゆっくりいただきま〜す!
お菓子作りが趣味のご主人がいて羨ましい〜

旅のお話 8

9月7日
8日目 雨 肌寒い
帰国の日


朝から冷たい雨、午前中時間があるので
再びケルントナー通りグラーベン通りをぶらぶら、、、


聖アンナ教会

ケルントナー通りから脇道に入ったところに聖アンナ教会がある。
以前、この教会でカルテットのコンサートを聴いたことがあって
雰囲気がとても良かったから、もう一度入って見た。
入り口も狭く、素通りしてしまいそうな教会だけれど、
一歩中に入るとこじんまりした居心地の良い空間。
賑やかな街な中にあるとは思えないほど静かな教会だ。
この日は雨のために中も少し暗かったが、
しばらくここで椅子に腰掛け、ゆっくり心落ち着けることができて良い時間を過ごした。


カフェ・モーツァルト
映画「第三の男」にも出てくるウィーン最古のカフェで
最後に美味しいケーキを頂きました〜


f さんはモーツァルトの肖像付きのチョコプレートが載った
モーツァルトトルテ


私はエステルハージートルテ
スポンジに細かいナッツ?が入っていて軽い食感が美味しい

mさんは目にも鮮やかなフルーツが美味しい
サマーチーズケーキ
それぞれ一口づついただいて舌鼓!

(店内を撮った写真がこれしかないので、失礼!)

高い天井からはシャンデリアが下がり
おちついた木をベースにした壁や布のソファの座りごごちがよく
派手すぎないインテリアが老舗のカフェといった感じかな。

ホテルに戻り、予約していたタクシーで空港へ。
シュベヒャート発17時45分、OS 51 便の飛行機で帰国の途へ着いた。



ミケッレさんが訪ねたブルックナーゆかりの地をめぐる
8日間の旅はあっという間に過ぎた。
ちょっとしたハプニングはあったものの無事に旅を終えることができ、
自分の中では一つの区切りになったように思う。
そして私たちの「この旅」の思いがミケッレさんに通じたことと信じて、
きっと空の向こうで喜んでくれていると思いたい。

さようなら ウィーン!Auf wiedersehen

2019年12月22日日曜日

旅のお話7

9 月6日 
7日目 曇り 少し肌寒い

ウィーンに戻る日


ライプツィヒ駅
朝早い列車でベルリンへ移動
滞在時間19時間のライプツィッヒともお別れ



ベルリン中央駅
朝が早かったのでここで朝食のパンを買い
ベンチに座っていただきました〜
こういうことも旅ならでは、、、
飛行機の時間まで少し余裕があったので、テーゲル空港へ
移動する前にこの巨大な駅舎を見て回ることにした。
ここは一人では来られないわ。

ウィーンに戻って来ました〜


午後2時過ぎにウィーンに戻り、ホテルで少し休憩した後
真っ先にベルベデーレ宮殿の一角にある
ブルックナーの最後の家に行き記念写真を撮った。
ここはミケッレさんが旅の最後に必ず寄る場所だった。

明日はいよいよ帰国なので、お買い物をしましょうね〜
とりあえず一緒にユリウスマインルでコーヒーやチョコレート
など食品を購入。

ユリウスマインルオリジナルのかぼちゃのオイル
以前、ミケッレさんがザルツブルグ行きの機内で隣り合わせた
ザルツブルグに住んでいるという日本人の女性から聞いて、
お土産で買って来てくれたことがあった。
香ばしいので肉じゃがやサラダオイルとして使うことが多い。

くるたびにミケッレさんが楽しそうに眺めていた
ユリウスマインルのワインのコーナー


オペラ座の回廊
オペラ座のショップで絵はがき数枚求め

シュテファン通りを通り抜け、、、

教会の裏側にある紅茶のお店ハースハースで
紅茶ではなくカシス入りクッキーを少し(webからお借りしました)

夕方、ユリウスマインル近くの
エステルハージーケラーで食事


最後の夜はウィーンの定番料理とビール&シュプリッツァーで乾杯!
通路を挟んで新婚旅行の旅の途中という日本人の方とちょっとおしゃべり。
こちらまで幸せをいただきました〜


この一週間、予定していたことの全てを無事に終えることができました。
同行してくれた子供たちに感謝!ありがとう!
明日はいよいよ帰国、荷物をまとめて空港までのタクシーを手配。
ゆっくり体を休めましょう。

2019年12月21日土曜日

可愛い布巾


教会のバザーで見つけられたという
刺繍入りの可愛い布巾


今年、春のルルド、モンセラート巡礼の旅で私が調子を崩した時にお世話になった
ご家族からクリスマスカードとともに届いた素敵な2枚の布巾

可愛いお孫さんやご姉妹と参加されていらしたとても素敵なご夫妻と旅の間中、気使ってくださり、いろいろなお話をさせていただいて、一人参加だった私は心細さも感じずに無事にミケッレさんの供養の旅ができた。
ありがとうございました!

2019年12月20日金曜日

旅のお話6

9月5日
6 日目 晴れ 23°
旅も終盤にさしかかる6日目。今日はミケッレさんの大好きなブルックナーの8番のコンサートを聴きにドイツのライプツィヒに移動。

シュベヒャートの搭乗ゲート


イージージェット

ウィーン・シュベヒャート空港から今回初めて利用するイージージェットでベルリン・テーゲル空港へ。事前にとっていたチケットの領収証のコピーをイージージェットカウンターで搭乗チケットに交換してもらう。ホテルからシュベヒャートに早くついてしまったので、ゲートの表示が出るまで空港の売店で時間つぶしを、、、
売店で可愛い鳩時計があったけれどここで買って持ち歩くわけにはいかないので諦めました。孫のNちゃんに買ってあげたかったけれどまたいつかね!


約1時間でベルリン・テーゲル空港に到着。そこから鉄道に乗り換えのためタクシーでベルリン中央駅へ移動し、レイルヨーロッパで1時間15分、無事にライプツィヒに着きました。初めて行くところはちょっとドキドキ〜


ヨーロッパ最大のライプツィヒ中央駅


駅舎が大きすぎて迷ってしまいそう

こんな豪華で素敵な昔の待合室があるようだけど、
古いもの好きの私としてはいつかチャンスがあったら是非一度は入ってみたい。
(web からお借りしました)

さて、駅から歩いてすぐのところに私たちの宿泊するマリオットホテルがあった。明日の朝ウィーンに戻るので限られた時間を無駄のないようにこの街を堪能しよう。ホテルで休憩した後、私たちは早速ライプツィヒの街に繰り出した。

聖トーマス教会のそばに建つバッハ像

ホテルからほど近い広場の角にそびえる聖トーマス教会、この教会で晩年の27年を過ごしたバッハは、マタイ受難曲やカンタータなど多くを作曲した。思っていたほど大きな教会ではなく、派手さもなく、よく言えば街に溶け込んでいて質実剛健ないかにもドイツといった雰囲気の教会。

バッハの弾いていたオルガン

祭壇下の葬られたバッハ
その上の祭壇前に「ヨハン・セバスティアン・バッハ」と記した碑があった。

教会の広場でバッハの「バディネリ」を演奏していた。
やはりここはバッハの聖地。

演奏を横目に mさんが訪ねたいというシューマンの館を探しに先を急いだ。



迷いに迷ってやっと辿り着いたのに、シューマン夫妻が新婚時代に住んだこの館は一週間後に控えたクララ・シューマン生誕200年祭のための修復工事で中に入れずがっかり、

通りから少し入ったところにある閑静な住宅街。道の両側にはおおおきな木が植えられ、雰囲気のある通りだった。子煩悩で8人の子どもに恵まれたシューマン夫妻。現在この建物はクララシューマン音楽芸術学校として、子供達が音楽を学んでいるのだそうだ。
そして、そのうちの数部屋がシューマンハウスとして公開になっているようです。
いつかまた来ましょう!

2階のコンサートサロン(webからお借りしました)
いいな〜この雰囲気!

次は私の希望のメンデルスゾーンの家を訪ねる。


石畳のところどころに見つけることができる
シルバーのプレート表示。これを辿って行くと音楽に関わりのある
観光スポットを巡ることができる。


旧市街から少し離れたところにある
メンデルスゾーンが晩年に住んだドイツに現存する唯一の館。
メンデルスゾーンはこの館に住んでわずか2年、38才の若さで
亡くなり、その後1997年に博物館として改修が行われ、
楽器や遺品などが展示されている充実した博物館だった。


ピアノの前でポーズをとるmさん
銀行家の裕福な家に生まれたメンデルスゾーンは
語学や絵画など英才教育を受け恵まれた環境に育だった。


ライプツィッヒ製造のピアノ
10部屋以上もある2階のワンフロアを借り切り
妻と5人の子供と住んでいた。


作曲をしていた仕事部屋
居心地良さそう、こんな部屋欲しい〜
いろいろな教育を受けた中でとくに音楽に才能を
を見出されたメンデルスゾーンはその道に進むことになる。



シューマン夫妻、ワーグナー、ベルリオーズなどの友人を
招いてこんな風に日曜音楽会を開いていた。

楽譜の横に植物の画を描いたりするなんて
ちょっと女性的な感じもするけれど、それにしても上手いな〜



視聴覚の部屋もあったけれど、目的はゲヴァントハウスのコンサートなのでゆっくりしている時間がない。それでもコンサート前に腹ごしらえをしましょうということで、、、

旧市内に戻る途中

ホテル近くの通りのお店で
せっかくなので外で頂くことにしました。
ちょうど向かいにマイセンのショップが、、、目の毒〜!
50パーセントoff  !! なんて信じられない。ここはマイセンの国だものね。
 

多国籍料理のレストランでこれがすごーく美味しかった!!
皆で一品ずつ頼んでシェアしていただきました。
特に焼きそばの美味しかったこと!



斬新なデザインのゲヴァントハウスホール
ホテルで休憩した後、ゲヴァントハウスホールへ
今、N響の名誉指揮者のブロムシュテットも
かつてゲヴァントハウス管弦楽団の常任だった。

ロビーでシュプリッツァーを頂きながら
コンサートが始まるまでの間、会場の雰囲気を楽しみました。


ロビーのガラス越しに見えるアウグスト広場


プログラム
アントン・ブルックナー:シンフォニー8番
オーケストラ:ゲヴァントハウスオーケストラ
指揮:アンドリス・ネルソン

ブルックナーの8番は90分の大曲なのでプログラムはこの一曲。

初めて聴いたのは、定かではないが20数年前、たぶんミケッレさんがブルックナーを聴き始めた頃だと思う。ミケッレさんの自室から漏れてくるブルックナーの壮大な音、その頃の私はブルックナーに興味がないからよくわからなかった。ミケッレさんは普段はもちろん、車でもよく聴いていたし、ウィーンのブルックナーをめぐる旅の話などライフワークのようになっていたので自然と私の耳にもブルックナーの音楽がインプットされてしまっていた。

始めの頃はブルックナーを聴いても曲が長いので眠くなってしまうことが多くて、以前ウィーンのコンツェルトハウスで5番を聴いた時も寝てしまったことがある。終わってからミケッレさんに『もったいないなー、せっかくいい演奏だったのに』と言われたことを思い出した。

最近になってブルックナーの魅力が少しはわかりかけてきたかな?
今回のゲヴァントハウスオケで聴いた8番は短いと思えるほど素晴らしい演奏だった。後半3、4楽章に曲のクライマックスがくるこの8番。かと言って前半が軽いかと言えばそうでもなく、演奏する方は体力勝負といった感じがする。終楽章ではティンパニが大活躍するが、その楽しそうに叩いている様子がこちらまで伝わって来てワクワクしてしまった。それにしてもよくもまぁこんな大曲を作ったと改めてブルックナーを尊敬してしまう。2楽章が好きだったミケッレさんはヴィオラのソロがあるのが気に入っていたのかな?どんなところが好きだったか聞いておきたかったな。

演奏が終わったあと、拍手までしばらく間があったが、それは聴衆が余韻に浸っていてすぐに拍手ができなかったのだ。
この時期のヨーロッパはコンサートのオフシーズンなのだけれど、インターネットで調べていたら、たまたまライプツィヒでブルックナー8番のコンサートがあることがわかり、これはもうウィーンから飛ぶしかないね。と子供達と話した。
きっとミケッレさんが教えてくれたんだね、と。


終演後のホール。天井の絵が印象的

なのになのに、、、いつも必ず何かやってしまう私、コンサートに出かける前に、ホテルのテーブルにちゃんと持って(連れて)行く準備をしていたミケッレさんの「フォトなど」を忘れてしまったのです。ホールに着いてから気がつき、子供たちに話したら、f さんが『大丈夫だよ、たぶん空を飛んできてると思うから、、』とあっさり。mさんも『そうだよ。お父さんはここに来てるよ』と言ってくれて優しい子供たち。空の向こうで、『しょうがないな〜またやってしまったね!』ときっと呆れていることでしょう。
とオチがついたところで、明日は早い時間にウィーンに戻るのでホテルに帰ったらすぐにお風呂に入って寝ましょう。

有意義な一日でした。