2013年3月31日日曜日

春はまだ?

午前中、雪がちらつき、冬に逆戻りしたような日。

蕾は小さく堅いけれど確実に春は近づいている。

遅い午後、m さんに付き合って駅まで出掛けた。駅ビルの和菓子屋さんには
春を感じさせる桜の花びらの形をした”最中" や ”桜餅”が売られていた。

今日は ”イースター”

家に戻ってから何だか、ただ春を感じたくて散歩に出たけれど、
う〜寒い!出るんじゃなかった。ここ北国の桜はまだまだ堅い蕾だった。




 近くにある公民館の桜並木がピンク色に染まるのはいつになるか、楽しみ〜!

2013年3月29日金曜日

一緒に

m さんと買い物ついでにお昼は外で済まそうと思ったけれど、
ちょっと節約して家で食べる事に、、、。

カニ缶があったのでスパゲッティに決定!

最近、コレステロール値が気になってきたので
食生活を見直そうと思っている。


m さんと一緒に作るお昼ご飯。

だいすきな”サングリア”と一緒に〜。 
プレートランチスタイルで簡単に。

スパゲッティに入れたシソや焼き野菜のエリンギは
コレステロール値を下げてくれるそうだ。
意外だったのが、アボカドは脂質が多いので太りやすいと思われがちだけれど、
アボカドには不飽和脂肪酸が豊富に含まれていて、
血液中のコレステロールを下げ脂肪の蓄積を防いでくれるそうだ。

そして代謝を良くし脂肪を燃焼したうえに血液をサラサラにする効果あり。
つまり動脈硬化などを予防するのだそう。

でもね、やっぱり脂質に変わりはないのだから
食べ過ぎに気をつけましょう!

ケーキ類も大好きだけれど、身体のために
お豆などを使った” 和のもの ”に切り替え





外食もいいけれど、食事を作る手間はあっても
やっぱり家は落ち着いてゆっくりできるね!





2013年3月23日土曜日

お手伝い

ピアノ教室と音楽療法では中心的存在として活躍している O さん。
毎年、この時期の発表会に声をかけて下さり演奏させて頂いている。

きれいな花束をありがとう!

いつもてきぱきと段取り良くこなす O さんは今日もリハーサルの準備から司会進行、ご自分の演奏、そしてご父兄への気遣いまでテキパキしていた。
すごいなーといつも感心している。



私自身こうして弾かせて頂く場があるのはありがたく、声をかけて頂いて感謝している。そのうち気持ちのよい季節になったら、ゆっくりお茶にでもお誘いしようかな?

教会の美しいステンドグラス


今日はもう疲れたので早めに寝よう!( m さんマネージメントありがとうー。)

2013年3月22日金曜日

パフォーマー

「世界で最も物議をかもしているオルガン奏者」として活躍している
1981年アメリカ、ペンシルベニア州生まれのタイラー・キャメロン・カーペンター。

2月末にサントリーホールで行われた日本初のコンサートに行った友人が興奮ぎみに電話してきた。すごいすごいの連発!何がそんなにすごいのか、素晴らしいのか、実際 演奏を聴いた訳ではないから『ふ〜ん、、、。』と結構さめて話を聞いていた。

ところが、これが本当にすごかった!個性的すぎて好き嫌いはあると思うけど、いままでのオルガニストのイメージとは全く違うタイプのパフォーマーなのだ。
クラシックだけでなくポップス、フォークなどいろんなジャンルの音楽をオルガン用に編曲して演奏している。

ジュリアード出身のこの青年はマーラーのシンフォニー(個人的にはあまり好きではない)など100曲以上をオルガン用に編曲。
まるでロック歌手のよう。スワロフスキーのラインストーンが沢山ついたTシャツ、細かい足さばきが出来るようにダンスシューズを履き、時には剃り込みの入った髪型、その出で立ちにはちょっとびっくりするが、演奏はとても魅力的だった。

人間業とは思えないテクニックや音楽的センス、テンポ感などその才能に思わず引き込まれてしまう。
ショパンの革命や黒鍵では足鍵盤だけで演奏してしまう。ベルリンフィルがほっておくわけがなく、招待されるのもよくわかる。
    すごい人が出てきたものだ!


YouTube だけれど、聴いてみて友人の言っていた事が良くわかった。
実際目の前で聴いたらどんなにすごいだろう。

        いつかチャンスがあったら聴いてみたい演奏家だ。

ビゼー:カルメンの主題による変奏曲(ホロヴィッツ編)
オルガン界の風雲児アーカイブ
ルロイアンダーソン:そりすべり

2013年3月20日水曜日

使ってくれて嬉しい!

引っ越し間近の f さんの使わなくなった 藤のソファー や藤のテレビ台を
                                                                                       引き取りに、、。



どちらも私が使っていたもの。ソファーは一度、クッションカバーと下の座面ゴムを取り替えただけの40年もの。このソファーはとても座り心地がよく、今でもしっかりしている。テレビ台もむかしどこでもよく売っていたもので、下には雑誌等入れて使っていた。これも30数年になる。

どうやら m さんが気に入って使ってくれるそうで嬉しい!
                きっと大切にしてくれるでしょう。



f さんの部屋は引っ越しの準備でてんやわんや。少しでも、と台所の整理を手伝った。調味料を片付けていたら胡麻油のビンの裏に2009年の文字が目に飛び込んできた。もしかしたら2年まえに引っ越しした時に、以前住んでいたアパートから持ってきたもの? 2009年の賞味期限だ!もし仮に2009年の製造年としても2010年が賞味期限という事になる。うわーことし何年? 
でもまぁ男の子の一人暮らしってこんなもんなのでしょう。                                     


最近の f さんはお料理に結構凝っているらしく、週に一度はお弁当を作って持って行くらしい。男の人もお料理は出来た方がいいものね!

そういえば、今日3月20日はあの地下鉄サリンが起こった日、そしてイラク戦争までも始まってしまった。聞いた話だけど、ヨーロッパではイラクに同情する人が多く、ところ変わればで日本人とは考え方もずいぶん違うらしい。どっちにしても愚かな戦争などしないで欲しいものだ。

話を戻して、
お昼はひさしぶりに4人で美味しい”七代佐藤養助”のお店で 稲庭うどんを食べ、その後アパートでささやかに、一日早い f さんの誕生日を祝い、元気な様子も見れたし、かえって邪魔にならないようにと早々に戻ってきた。             ガンバッテネー!






f さん4才のときの誕生日  
chicago郊外の幼稚園でお祝いしてもらった冠をつけて。

2013年3月16日土曜日

お引っ越し

今日から東急東横線渋谷駅が地下に移り新しく運転する事になった。
一部不便になるところもあるみたいだけれど、乗り換えしないで横浜方面と埼玉県とつながり便利になった。

旧東急東横線渋谷駅

10代後半、東横線沿線の祐天寺に住んでいらした先生のお宅に通ったり、自由が丘の九品仏川沿いにあった弦楽器工房に行ったりと始発駅である東横線渋谷駅は私にとっては思い出深い駅だ。
外の空気も感じられる開放感のある駅の雰囲気が好きで、学生時代住んでいた北関東の田舎からこの駅に出掛けて行くのが嬉しく、ワクワクしたものだった。

今でも思いですのは、初めて先生のお宅に伺った時。わざわざ祐天寺駅の改札まで先生が迎えに出て下さった。

そのころの祐天寺はのどかで、先生のお宅まではゆるい坂を少し上り、わき道に入ったところから二軒目の古い木造の家が先生のお宅だった。途中、近所の犬に話しかけたりする先生を見て『ふ〜ん、こんなところもあるんだ!』なんて思ったり、、、。


2階の広〜いレッスン室には部屋の隅にアップライトピアノと反対側の窓際に置かれた木の机があるだけ。その机の上には、鉛筆がぎっしり入った泉谷のクッキーの丸い缶がひとつ、ポンと置かれていたのが記憶に残っている。

緊張のレッスンが終わると、先生の奥様が美味しいカステラとお茶を入れて下さり、その頃、精神的に幼く将来のことなど何にも考えていなかった私のことを心配して下さった。優しい先生だった。
いまでは懐かしい思い出である。

自由が丘は、今でもたびたび訪れる私にとっては第二のふるさとのような街。南口(裏側)に出ると、今では川も埋め立てられ、遊歩道ができてオシャレなお店が立ち並ぶ賑やかな街になったが、昔は九品仏川が流れていて、その川沿いにあった弦楽器工房へ楽器のメンテナンスに行っていた。

川が埋め立てられ遊歩道になった

夏のある日、友人と出来上がった楽器を受け取りに行った帰り、風で麦わら帽子が飛ばされ川に流されてしまった!急いで工房へ引き返し、工房のお弟子さんが竹竿の虫取り網でヒョイッと帽子をすくってくれたことがあった。その工房も今はない。いろ〜んな事が思い出される。

今でも、上京のついでに時間があれば、わざわざでも訪れるなじみの美味しいおそば屋さんがある。ほっと落ち着ける街。


そして、東横線渋谷駅は私にとって、10代からのたくさんの思い出がある大好きな駅だった。つい一週間ほどまえに行ったのが最後になったけれど、今度は新しくなった東横線も楽しみ楽しみ〜!いつ行けるかしら〜。

   

最近、気に入ってかぶっている夏の帽子

2013年3月14日木曜日

ちょっとさびしい話

昨日、ちょっとさびしいナーと思うことがあった。それはネコのこと。

その前に、ネコの歴史を、、、。
もともと猫は病原菌を広めたりするネズミを退治するため、放し飼いにすることが推奨されたのだけれど、今ではネズミが広めるペストなどの病気がなくなってきたために放し飼いにする理由がなくなって、ペットとして家の中で飼うようになった。


さて、昨年夏 飼っていたネコが亡くなってから我が家の庭に、ノラネコがチラホラ来るようになった。どうやら向かい側の空き家が住み家のようだ。ノラネコ達の生活はとても過酷でこの冬も必死で寒さにも耐えていた。この頃やっと春らしくなってきて、ネコちゃん達の行動も活発になり、このままだと今度はすこしづつネコの数も増えていって、ネコにとっても人間にとってもあまりいい事ではないと思った。


最近、私の住む街でもネコの命を尊重しながら、ネコを減らす「地域ネコ活動」が広がっている。(ハズ!なのだが)「市地域ネコモデル事業」として町内会単位で申請を受付、認定されるとメス猫一匹に1万円まで不妊手術費用を助成するということ。そうする事で、子猫が生まれないでネコが増えず、年月の経過とともにネコが減って行く事になるのだ。昨日、思い切って、町内に提案してみたけれど、理解が得られず、あっさり却下。

ビックリした事は駆除は出来ないけれどそういう施設に持っていく。えさをあげない事で餓死するか。ええっ!飼わない以上、無責任に食べ物をあげるのはよくないとしても、駆除や餓死の言葉が突いて出たことにとても驚き、さびしい思いがした。

わたしはペットショップの狭い狭いガラスの箱に入って売られている犬やネコを見るのさえ、時々辛くなるときがある。ペットショップってどうなんでしょう?いつも思う。イギリス等の国では犬やネコを飼う場合、欲しい人が『飼ってもいい資格がある人間かどうか』のテストをして、許可されたとき初めてブリーダーから譲ってもらうのだと聞いた事がある。いわゆるペットとしてではなく動物を家族の一員として、一個の命としての考えが、当たり前の事だけれどちゃんと確立している。

先日、イタリアやメキシコでノラネコに食事を与えている人々にイ ンタビューしている映像をみた。街の人たちがネコに食事を与え、不妊去勢手術をし、これ以上ネコが増えないように、ネコ好きの人も苦手な人も協力し合って面倒を見、人とネコが共存できるように上手に付き合っている風景が何とも羨ましく思えた。

いつの日か、私たちの住むこの国も「動物の命」にたいしてもうちょっとデリケートに考えられる日が来るといいなーと思う。


                                 中華も美味しかったし、ケーキもね! thank  you !


2013年3月9日土曜日

疲れたときは、、、。

一昨日の疲れが出たのか、身体が重い。だるくて何にもしたくない。
今日は、” ネトルコーディアル ”を飲んでさっさと寝よう。

ネトルコーディアル(イラクサ科)

10年前から愛飲しているイギリスの伝統的なハーブ飲料。
効能:不眠、体質改善、神経痛、関節痛、花粉症予防など。
美容と健康はもちろん、いつでも快適に過ごせるハーブ。(と書いてある)
ほのかに甘くて、シソっぽい香りのする、ハーブのシロップ漬け。
冬はお湯で割って、夏は炭酸で割って飲んでいるけれど、
美味しいのでついつい沢山飲んでしまう。

早いけれどおやすみなさ〜い。
家族のみなさん、お先に〜。

2013年3月8日金曜日

楽になった。

昨日、いつも御世話になっている楽器屋さんに、
調整と毛替えに行ってきた。


毛替えもワンランク上の細い毛のモンゴル産にしたら
すごくフィット感がいい。今もところ、
腕に余計な負担がかからず弾きやすく感じる。
しばらく使ってみないと分からないけれど)
「松やに」もいままでずっと使ってきた”ベルナンデル”から
オーストリアの”トマスティック”を勧められ早速使ってみた。
強いグリップで発音が良く、滑らかな音色になった。いいかも、、、。
しばらく使ってみようと思う。

いつものお店で沢山買ってきたのに、
もうこれしかな〜い。だ〜れ?食べたのは!
材料をケチらず、ちゃんと丁寧に作っているので
香ばしくて本当に美味しい!芸術品のようなパンだ。


本当に楽器って生き物。そして、本当に微妙なもの。
弾きにくかったり、音色が変わってしまったりすると、
もう落ち込んだり、弾くのもいやになってしまう。
楽器屋さんには自分の楽器の癖や性質を良くわかってもらって、
尚かつこちらの音色等の好みを分かってもらった上で
上手にメンテナンスをしていかなければならない。

錦糸町駅北口に出ると
遠くにスカイツリーが見える。

幸いとても親身に丁寧な仕事をして下さる楽器屋さんなので
本当に安心している。
年々、楽器を持って移動するのが大変になってきた。
もっと近いところに引っ越して来てくれるといいのになー。(無理か〜!)

春らしい花が一杯の
 お花屋さんの前を通り、、、


”すみだトリフォニー”のすぐそばに
楽器屋さんがある。駅からは近い。
                    
今回は久しぶりに m さんと一緒だったので、
    荷物を持ってもらって助かった。
       帰りのビールの美味しかったこと!
さてさて、頑張って練習しましょうか!

2013年3月5日火曜日

シャンソン

近くの河原ではネコヤナギが芽を出していた。
雪も溶けて下草も見え始め、遠くの山々も霧でかすんで見える。 
ー 春霞 ー
ようやく冬が終わって春になり始めている。


季節が変わると人生をテーマにしたシャンソンが聴きたくなる。


ずいぶん前から好きで聴いている曲に、イヴ・デュティユがエンゾエンゾとデュエットで歌っている” モンソー公園で ”という曲がある。

81’ にデュティユが作詞、作曲した
” モンソー公園で ” は彼の少年時代の青春のときめきを表わした曲のようだ。

モネの描いた”モンソー公園”
(写真はwebからお借りしました)

デュティユの甘く優しい声と魅力的なメロディー、モンソー公園での思春期の出来事を歌ったおしゃれな曲だ。


次に好きなのがなんと言っても
シャルル・アズナブールの” 帰りこぬ青春 ” (when I was young)
 でも、アズナブール80才の記念コンサートでリヌ・ルノーが
アドリブで歌っているバージョンもとても素敵! 歌も見事!

そして、もう一曲は” 悲しみのベニス ”Que c'est triste Venise )これはイタリア語ではなく、絶対フランス語のほうがしっくりくる。
アズナブールの solo は涙が出そうになる。そしてパトリシア・カースの洗練された大人の色気とハスキーな声とのデュオもこれはこれでまたいい!アズナブールが子供のように可愛らしくみえてしまうのがなんとも微笑ましい。(この曲を聴くたびに、いつか”ベニス”に行ってみたいと言っていた母を思い出す。)

女性から見ても魅力的なパトリシア・カース。ミケッレさんも『うん、いいねー!』ですって。こういう素敵な人は男女を問わず、惹かれるものなんですね。

今日はmさんの担当でメインの料理が
”りんごの豚肉巻き〜”

いつか、こういう大人のコンサートに出掛けてみたいと思うのだけど
日本じゃ無理かもね。