2021年3月23日火曜日

地図さえあれば

午前中、ずっと気になっていた発疹の検査結果を聞きに病院へ
心配していた悪いものではなかった。最悪のこともあると覚悟していたから急に体の力が抜けてしまった。ホッとして帰宅。ほったらかしの庭の手入れをしたり本を読んだり、、気遣ってくださっていた kさんからのメール。確かに命にかかることでなければよしとしよう! 心強い言葉でした。

なんでもない平穏な日常のしあわせ。   そうだ!地図で旅してみよう。まずはユリウスマインルのカップに(コーヒー用だけど)紅茶を淹れて、アウガルテンの小皿に大好きなニッセンのココナッツサブレ、そしてじっくりとウィーンの市内地図を眺める。子供の頃から絵画や絵本を見てはその中に入り込んでしまったり、想像や空想、妄想が得意な子供だった。何度も訪れた場所となると、漠然と眺めるわけではなく、実際の場所が脳裏に浮かんでくる楽しさがある。行かずとも充分に楽しめる。(動画サイトでいくらでも見られるが現実的になってしまうのがちょっとつまらない)

路線図を見ては、あぁ、いつもこの駅で一週間のチケット買ったわ、とかなぜか何度もホームの降り口を間違える駅、とか改札を通る時の自動改札機の「カチッカチッ」という音、などなど、、、


楽譜のお店ドブリンガーの近くにはシューベルトが未完成を作曲した家が今はレストランになっていたり、デメルの通りにはウィーンでは認められなかったショパンが過ごしたプレートのみが残るビル、必ず行くカフェやレストランを確かめたり、そして何度も訪れているのに行ったことのない通りもまだまだたくさんあって、そんな道を辿ってみるのも結構楽しい。想像で旅する楽しみをくれる地図、次はどこの地図を眺めようかな?


午後のひと時、トムくんと一緒に過ごしました。
寝てばっかりだけどね。

0 件のコメント: