2013年4月6日土曜日

素敵な器

前から気になっていた脂質と食生活についての話を聞いてきた。
要するに食事に偏りがないように、なんでもまんべんなく適量をバランス良く取るという事だった。分かっているけれど自分の好きな物に偏ってしまっている現実。
それとやっぱり日本食がいいかなと感じた。あとは適度な運動と。
明日の朝からラジオ体操でもしようかしら。

お話を伺う前、すこし時間があったので、暖かい陽のあたる窓際からボーッと中庭を眺めていたら、すーっと木々の間から木漏れ日が差してきて、あたりがきらきら輝いて見えた。

         ルノワール:ブランコ  (美術全集から)
木漏れ日の中、美しい女性がブランコに寄りかかりながら
二人の男性と語りあっている、ルノワールの "ブランコ " を思い出していた。

ブラック:果物皿とビンとマンドリンのある静物   
                              (美術全集から)
一時期はマチスやブラックなどの抽象画が好きだったこともあるが、
年齢とともにルノワールやモネのようなやさしい光を感じる絵が好きになってきた。
                       
     ミレー:晩鐘      

中学生のころ、学校に世界の名画のポスターを売りにきていた業者がいた。
朝、学校の玄関を入るとすぐの長い廊下にずら〜っと並べられたポスターに
おもわず目がくぎ付けになった。
なかでも、可愛らしい少女がふたり寄り添ってピアノに向かっている
日常の一片を描いたルノワールの ” ピアノを弾く少女 ” の絵に惹かれ、
                           確か50円で買った。

しばらく自分の部屋の壁に画鋲で留めて、(がびょうでというのが何とも!)
寝るときもちゃんと見える位置に飾って楽しんだ。
その頃、両親の部屋には A4サイズほどの小さい額に入ったミレーの " 晩鐘 "が壁に掛けてあったのを思い出す。夕暮れに遠くで鳴る教会の鐘の音に仕事の手を休め、祈りを捧げる農民を描いたチョットさみしい絵だった。最近、たまたまこの絵の本物を見る機会があって、見つけたときは懐かしさで涙が溢れ出そうになった。まさか本物に出会えるなんて思ってもいなかったから、、、、。


 

今、日本で人気のフェルメールやラファエロなんかも現地で観たらきっと日本で観るのと違った気分で鑑賞できるのかも知れない。





昨日、お昼ご一緒した友人宅の
すてきな年代物の輪島塗?の器
こういうのダ〜イスキ!タノシカッタ!

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