2022年3月21日月曜日

昨日のこと

 昨日は夕方まで子供達の合奏の練習があり、指の調子が良ければ一緒に弾きたかったが、痛みがあって仕方なく後ろでずっと聴いていた。帰宅して、ベルリンフィルライブの知らせのチャイム音がアイパッドから聞こえてきた!夕飯は野菜サラダと肉団子、稲庭うどんでささっと済ませ、ゆっくりコンサートを聴く体制に。

ベストのグリーンのくるみボタンと青い腕時計がステキ。
なんてオシャレな指揮者でしょう!
(薄くきれいな手の形がミケッレさんに似ている、、)
夜 8 時からエリオット・ガーディナーの指揮によるブラームス「運命の歌」とメンデルスゾーンのシンフォニー2番「賛歌」の合唱作品の2作品 をライブで聴いた。合唱はモンテヴェルディ合唱団。
オーケストラに溶け込むような合唱の響きがとにかく素晴らしかった。ブラームスの「運命の歌」も良かったが、好みとしては体にすーっと入ってくる素直なメンデルスゾーンが好き。力みがなく1時間の曲も聴いていて疲れない。繰り返されるメンデルスゾーンらしい憂いを帯びた心地よいメロディーが幸せな気持ちにさせてくれる。♯系よりも♭系の響き、♭2つの変ロ長調は響きが落ち着いていて癒される。ガーディナーの指揮はわかりやすいし、紳士的でオシャレなところも好きだなー。この日の疲れが一気に吹き飛ぶ有意義な時間を過ごした。

気になっていたロシア出身のベルリンフィル常任指揮者のキリル・ペトレンコは、ウクライナ侵攻が始まった翌日、ベルリンフィルとともに『非常にショックを受けた』と声明を発表した。国際法に違反するプーチンのウクライナへの陰湿な攻撃は平和な世界全体の背後にあるナイフだとし、それが芸術への攻撃でもあり、自身はウクライナの同僚と深く連帯していて、全ての芸術家が自由、主権、そして侵略に反対するために一緒に立つことを願っているとした。


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