2019年8月15日木曜日

コンサート三昧

朝の涼しいうちに、九月のコンサートで弾く曲のおさらいをした。
先週、弓の毛替えをしたばかりで、弓に松脂が馴染んでいないので弾きにくい。
次の練習までに弓を慣らさないと、、、

おうちは涼しいなー!
おばちゃんは僕のお腹を触って『しまりのないお腹ね〜』
と言うけれど、そういうおばちゃんはどうなの?

今日もベルリンフィルデジタルコンサートを聴いた。
ティーレマンの指揮でブルックナーのミサ曲第3番とグバイドゥーリナのヴァイオリンコンチェルト。ミサ曲はブルックナーの最後のミサ曲として作曲されたが演奏困難と言われて先延ばしになっていたらしい。その後作曲者自身の指揮で大成功をおさめたことで演奏されるようになったそうだ。ブルックナーの温かい響きに涙がでそうになった。

グバイドゥーリナのヴァイオリンコンチェルトはミケッレさんも私も好きな曲。
バッハを意識して書かれていて冒頭部分にB-A-C-Hの音が半音階で演奏されるところは作曲者のバッハに対する尊敬の気持ちを表したのでしょう。ヴァイオリンのギドン・クレーメルはいつ聴いてもいいなー。音の抜き方や発音に独特の個性があって、それがとても心地よい。今も元気で変わらず活躍しているのが嬉しい!

夕飯は牛ヒレ肉を買ってきてしばらくぶりに
牛肉のぶどうカルバドスソースを作った。


赤ワインが合うけど、暑いのでビールと一緒に

*牛フィレ肉のカルバドスソース(2人分)
フライパンにサラダオイルをひき、スライスしたニンニクと塩こしょうした牛肉2枚を入れて色よく炒めたら一度お皿に取り出しておく。
肉汁の残っているフライパンにカルバドス(リンゴのブランデー大さじ2)と蜂蜜(大1)醤油少々を入れて1、2分煮詰め、半分に切ったぶどう7、8コ(皮ごと食べられるレッドグローブがいいけれどいただきものの巨峰があったので皮をむいて)を皮付きのまま炒めてソースを作る。
お皿に盛り付けたお肉にソースをかけて出来上がり〜
見た目もオシャレで簡単で美味しい!


デジタルコンサートの無料チケットもあと3日しかないので今日2回目のコンサートを聴きながらの夕食。去年のアーカイブから、ラトル指揮で 2018年に生誕100年を迎えたレナード・バースタインのシンフォニー第2番「不安な時代」(ピアノ付き)と現代音楽の小品数曲。
ピアノはツィメルマン。むかし盛岡にも来たことがあったと思うけど、最近、この人の名前を聞かなくなって、どうしたかな?と思っていたら健在でした。
演奏が終わり、アンコールでツィメルマンがゆったりとベートーヴェンの月光を弾き始めたのには思いもよらぬ選曲に会場かあっけに取られて聴いていると曲の途中からなんとハッピバースデイのメロディに変わり、その心憎い演出に会場から大きな拍手が沸き起こった。きっとバーンスタインもあちらで喜んでいることでしょうネ。

後半はアメリカの映画音楽やアニメ、トムとジェリーの馴染みの曲も含まれていて面白かった。打楽器奏者たちと悪ノリするところなんかは見ていてとても楽しいコンサートだった。こういう気の利いた演出はさすが!

充実の一日でした。

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