2016年1月18日月曜日

ひさしぶりに

昨日しばらくぶりに N ちゃんの演奏会に出かけた。ミケッレさんに映画「杉原千畝」に誘われたけれど時間が重なっていたので、後日一人で観に行くことにした。

今回凱旋演奏をした N ちゃんはカルテットのメンバー M さんのお弟子さん。N ちゃんは子供の頃からみているので、いつまでも幼い頃の可愛らしい少女のままのイメージなのだけれど、最近結婚して、すっかりレディーになり、今はカナダを中心に活躍している立派な演奏家なのだ。

プログラムの構成もよく考えられていて、前半はベートーヴェンの中期に移り変わる時期に作られたヴァイオリンソナタ No.8、ファリャのスペイン民謡組曲、チャイコフスキの「懐かしい土地の思い出」。弾き始めた瞬間、ハイリゲンシュタットの景色がよみがえった。ベートーヴェンが生死の狭間の葛藤にあった頃の作曲だったことを思い、あの遺書の家を思い起こしながら聴いた。自然で音楽的で純粋な演奏は彼女の素直な性格が出ていたと思う。怖いことだけれど性格って出るんですよね。

後半はフランスもので固め、フォーレの「子守唄」、フランクのヴァイオリンソナタだった。彼女のお話も昔と変わらず、ちょっと恥ずかしそうに話すところが可愛らしい。今までちょっと長いと感じていたフランクのソナタはとくに中間音から低音域の音色が美しく、どんどん引き込まれていってあっという間、本当にヴァイオリンが好きで弾いているのがこちらに伝わってくる。清潔感があって好感の持てる素敵な演奏会だった。

終わったらちょうど夕飯の時間だったので、会場近くのデパートでお刺身とすき焼きの材料を買い、帰宅した。映画の感想と、演奏会の感想で盛り上がり〜!有意義な一日でした。










      

ピアニストの Oさん・Nちゃん・Mさん

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