2013年8月26日月曜日

旅のお話(8)

6時半起床。楽しい旅もまたたく間に過ぎてしまった。ホテルでの最後の朝食を済ませ、忘れ物がないか部屋の中を点検し終え、空港までのタクシーを頼んだ。
ステキなシャンデリア、色の変わる壁がオシャレな雰囲気の
ホテルのフロント

間もなく迎えのタクシーが来たので外へ出ると、『グット モーニング』と低音のいい声が聞こえた。大柄な黒人ドライバーだった。てきぱきとスーツケースを車に積み、出発!ドライバーは空港に着くまでの間、結構なスピードを出しながらずーっと携帯で話をしている。いつもなら携帯をかけながら運転なんてやめて欲しいところだが、エルビスの声を一音下げたくらいの心地よく響くセクシーボイス、癒しの音楽を聴いているような素敵な声に、この時ばかりは『いいよ、いいよーずっと話してても!なんならまた戻ってもいいですよー!』というくらい、いい声だったのだ。

こんな時にかぎって?渋滞もなくスムースに予定よりも早く着いてしまうもの。いいんだけれど、、、。あきれ顔のミケッレさん、『いい声ね』という私に『静かに!』という顔の m さん。これから帰国というちょっと寂しい気分のはずが、最後のこのラッキーな出来事にしばらくその声の余韻に浸る事ができたのだ。

そんなこんなでスキポール11時発のフランクフルト行きの便に乗り込んだ。フランクフルトからの成田便は並びの席が取れなくて3人バラバラだった。
さようなら、オランダ、ベルギー
今回は成田から国内線に乗り換えてそこから新幹線を使った。成田ー東京間の移動が疲れるし、スカイライナーを使わない分早く帰ってくる事ができた。国内線との時間さえ合えば、この方が無駄がないような気がする。
成田到着後国内線に移動するだけなのでとてもラク
何より空いているし

今回、初めての国でそれぞれが訪れたい希望の場所を入れたら、結局はあちこち電車での移動が多い旅となったが、改めてこうして訪ねたところを辿ってみると随分とわがままに自由にあちこち回って来たと思う。お天気にも恵まれ、本当に充実した実り多き旅だった。ミケッレさんに感謝。












ありがとう!



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