2012年10月23日火曜日

感謝


楽器が元気になって戻ってきた。本当に嬉しい!
修理して下さると言って頂いた時は、どれだけほっとした事か。

どうなるだろうという不安は全くなく、腕利きの外科医にでも預けたくらいの安心感があった。
いつもその場で試奏するのは恥ずかしくて嫌なのだけれど,今回弾いてみてすぐに感じた事は、何より弾きやすいことだった。
毎年開催している教会でのコンサート(2009)


見た目は気にしない、音が良ければ、何て言う人がいるけれど名器と言われる楽器はやっぱり姿、形が美しいし、音にも反映されるように思う。私の楽器もきれいになった!細かい箇所の隅々まで神経を使って修理して下さったのが良くわかる。

そして、この際エンドピンもチタンからカーボンに変えたらどうでしょう?と勧められた。炭素は軽くて固いので興味はあった。今回ちょうど良い機会なので思いきってカーボンにしてみた。かる〜い!音も芯のある音になり、安定感と落ち着いた響きの健康的な音色になった。

宮沢賢治が愛した目の覚めるようなバラ
グルスアンテプリッツ


肩の力が抜けたように、気持ちも楽になり、またこの楽器からエネルギーがもらえそうだ。コンサートも頑張れそう。そして何より弾いていて楽しい!ミケッレさんが部屋に入ってきて、『いい音だね〜。』としばらく聴いて行った。SEKINEさんに感謝、感謝である。(名前を出して良い許可を頂いた)ア・リ・ガ・ト〜!

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