2023年11月28日火曜日

クローゼット

 

朝から小雨模様で気分も沈みがち、こんな時はジムで汗を流すと気分もスッキリ。体を動かしついでに午後の来客の前に納戸用クローゼットの整理。

もう着ることのなくなった洋服を断捨離。若い頃、自分でデザインした思い入れのある洋服は捨てがたく長い間クローゼットに眠ったままだった。

衣装ケースの底に懐かしいデザイン画ノートが残っていた。
20代の頃、洋服のデザインをするのが楽しくて、時々自分のデザインした洋服を作ってもらっていた。幼い頃、弟と裏庭で絵の具を水に溶かして何本もビンに色水を作ってよく遊んでいた頃から、きれいなもの、美しいものを見るのが好きになったように思う。

母は亡き祖父の和装小物のお店を継いだ時、子供服のお店に変えてしまった。その頃の田舎では子供服の専門店(今で言うブティック)は珍しかった。それから年に数回、幼い私を連れて東京の子供服の問屋街に仕入れ行っていた。母は仕入れが終わるとたまに馬喰町の「高富」や吉祥寺の「モミジ」などで生地選びをするのが楽しみだった。その頃、八戸にも田舎では珍しく洗練された生地屋さんがあり、月刊誌「ミ◯ス」にも掲載された「フランセ」というお店があって、年に一度のバーゲンを狙って母と出かけるのがまた楽しみだった。そんなこんなで押し入れには沢山の生地が積み重なっていて、母はそれを眺めてはどんな服にしようか楽しそうにしていたのを覚えている。

上のデザイン画4着
オーバーだけはハーフ丈のコートにリフォーム
他もあるがこの際思い切って処分しよう。

母は最後までおしゃれな人だったが、私は母ほど好きというわけではなく、年齢とともに基本はスポーティでオーソドックスな服に落ち着いてきた。ただ、どこかに自分らしさは持っていたい、「何でもないけどちょっと違う」が私のこだわり!人に気づかれなくても自分だけのおしゃれができれば楽しい気分でいられる!「自分らしく、、、」は私の座右の銘。

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