2023年11月15日水曜日

プログラム

 

プログラムができた
プログラムの中のプリントはおムコちゃんがきれいに作ってくれました。表紙は紺色と若草色の2色でプリント。以前、ロンドンの郊外ウォルサムストウという小さな町にあるウィリアムモリスが幼少期に過ごした館を訪ねたとき、モリスが刺繍した可愛い小人の絵が展示してあり、今回内輪の会ということもあって、その一部を表紙として使用させていただいた。


少しづつ家の中を冬仕様に
足が冷えないようにダイニングテーブルの下にブレイド・ラグを敷きました。
厚みがあってウールなので暖かい、しかもリバーシブルなところが気に入っている。

ラグの想い出
子供の頃、近所にアメリカ人を対象とした洋裁店があった。今のように既製服がたくさんあった時代ではないので私もたまにこのお店で洋服を作ってもらっていた。そこには元気のいい同級生もいて幼稚園の頃からお店に行って一緒に遊んだりもした。お店のテーブルにはセブンティーンやボーグなどのファッション雑誌が置いてあり、洋服を作るときにはそんな雑誌を見ると、どこか見知らぬ国の素敵な絵本でも見ているような感覚だったのを覚えている。

中学生になると、基地から先生に来ていただいて、両方の家で隔週ごとに英語を教わった。
お店の奥のリビングにはソファの前に大きなアメリカのブレイド・ラグが敷いてあり、そこでの勉強は居心地良く、とても楽しいものだった。

結婚してから家族でシカゴに暮らしていた1988年。場所は忘れてしまったが、西部劇に出てくる昔のアメリカにタイムスリップしたような小さな田舎町に行ったことがあった。その町の中に大きな木造平屋のブレイド・ラグの専門店があった。お店の床は歩くとギシギシと音がしてポツンポツンと店内を照らす灯りがついているだけの薄暗いお店、ジンジャーポプリ?の香りとラグ独特の匂い。子供たちはぶら下がっているラグの間をくぐったり隠れて遊んだり、、、あれこれ迷って私たちの好きなブルーグレーの小さなラグを2枚購入した。耐久性に優れ、ほとんど色落ちもせず今もベッドサイドとキッチンに敷いて大切に使っている。ペルシャジュータンもキリムも素敵だけれど、子供の頃や家族と暮らした懐かしい日々を思い起こすとのできるこのラグに愛着があるのだ。


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