2022年7月19日火曜日

最中の月

今朝も北九州を中心に洪水警報が出ている。世界はコロナ、戦争、気候変動ではヨーロッパも熱波や洪水で大変なことになっているし、スペインやフランスでは広範囲で山火事が起き、熱波で牛たちの飲み水や牧草もすっかり枯れ、ドイツではエネルギー不足でいよいよ原発議論がされ始めている。世界はこの先どうなっていくのだろうか、、、

売茶翁の「最中の月」
真ん中の丸がお月さまかな?

夕方に行ったらもう生菓子は完売していてガッカリ、
せっかくだから何か頂きたいと思い、今回初めてモナカを数コ求めた。
薄くパリパリの皮と丹波産の小豆あんの上質な甘さがすご〜く美味しい!


美味しい「最中の月」をいただいた後、
ロイヤルコペンハーゲンの器にお抹茶を点てて贅沢な時間。

昔、ミケッレさんの母がこの器を見てお茶のお稽古で使ったら面白そうだから夏茶わんの代わりに使わせて欲しいと、、お稽古を楽しく、話題性も考えてそう思ったのでしょうね。発想の豊かな女性だった。表千家の全国吉祥会を岩手にも、と立ち上げた祖父母の代から母もこの地域の茶道のけん引役として活躍した人だったが、物事にこだわりがなく、ベネチアングラスの器に塗り蓋を作って夏用の水差しにしたり、中国の筆洗いにも塗り蓋をつけ、紹鴎棚(じょうおうだな)の水差しとして使ったり、とてもおおらかで素敵な女性だった。ある時期から時々灰作りを任せられ、幼い子供達を抱えて大変だった時もあったけれど、いつしかそれが私の財産になっていることに気がついた。難しかった「うろこ灰」だけでも作って記録に残しておかなくては、、と最近つくづく、、、


義母からmさんに頂いた小さなかわいい棗

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