2018年12月15日土曜日

ヤルヴィ

先日、数年ぶりに再会した友人とコンサートに出かけた。
前から聴いてみたかったパーヴォ・ヤルヴィ指揮のコンサート。

以前このホールを訪れたのはなんと40年近く前。齋藤秀雄門下の井上先生はじめ、岩崎洸、徳永健一郎、倉田澄子たち錚々たるメンバーの1回目のチェロアンサンブルコンサートだった。
古い会場なので前に座ったおじさんの頭が邪魔して舞台がちょっと見えにくかったけれど、演奏は本当に素晴らしかった!わざわざでも東京文化会館まで聴きに行ってよかった!

プログラム
シューベルト;シンフォニー5番
モーツァルト:vnコンチェルト5番「トルコ風」
ハイドン:シンフォニー104番「ロンドン」

当時の編成に近い小編成のドイツカンマーフィルハーモニー管弦楽団でシューベルトやモーツァルトを聴くのはとても楽しく、私とほぼ同年代のヤルヴィは決して派手な指揮ではないけれど、生き生きしていた。彼のカリスマ性はもちろん、演奏者に対して変なプレッシャーを与えないような自然な指揮ぶりに好感がもてた。やっぱりいい指揮者だ!

ソリストのヒラリーハーンの滑らかな歌い方はきっとボーイングが素晴らしいのだろう。品のいい音色も魅力だったが、なんといっても自身がとても楽しんで演奏しているのが伝わってきて、思わず引き込まれてしまった。

情報をくださった S さんに感謝!翌日はSさんとその友人と私は初体験?のカウンターテナーのコンサートを聴き、食事をともにした。楽しい楽しい充実のひとときを過ごしたのでした〜

ヤルヴィの紳士的な歩き方、ミケッレさんに似ていた、、、

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