2015年10月6日火曜日

旅のお話4

5日目
晴れ 最高気温19℃
今日はウィーン市内とドナウ川がよく見えるカーレンベルクへ

朝焼けのスライドショー

4時半頃、この美しい朝焼けに気がついたミケッレさんに起こされる。

秒単位で空の色が変わっていく

空の上の方が明るくなってきた

一眼レフが使いこなせたらきっといい画像が撮れるでしょうね。
コンパクトデジカメでうまく撮るのはむずかしい〜!


午前中はウィーンの旧市街をぶらぶら

まずは街の中心にそびえるシュテファン大聖堂へ
大きすぎて全景をカメラに収めるのが難しい。
地下鉄のエスカレータで地上に出るとちょうどこの大聖堂が目に飛び込んでくる。
初めて見たときはあまりの大きさに鳥肌がたった。
以前、f さんはこの大きさに圧倒され声を失い、笑うしかなかったと言っていた。
そして出た言葉が『ムダに大きいー!』決してそんなことはないのですけどね。

ドブリンガー
シュテファン大聖堂の前の広場からウィーン随一の繁華街グラーベン通りへ出て、わき道に入るとドブリンガーがある。まずはここでいろいろ楽譜を見て遊ぶことにした。オルガンと弦の組み合わせのコーナーを見ていたら、引き出しの一番そこにへばりつくようにブルックナーの9番の一部をヴィオラとオルガンのために編曲した楽譜があった。スコアのコーナーにいたミケッレさんに知らせると『これは面白い』と即購入。チェロのコーナーは混んでいてゆっくり見れなかったのでまた後で来ることにした。

通りを一本隔てたところにシューベルトが8番の「未完成」を作曲した建物がある
今はレストランになっているようだった。

壁のプレート

グラーベン通りのペスト記念柱

グラーベン通りに戻って、ユリウスマインルでコーヒーやチョコレートを買い、ホーフブルクに向かう通りをぶらぶら。少し寒くなってきたので「カフェ・グリーンシュタイドル」へ入って休むことに。

高級食材スーパー「ユリウスマインル」

どれも素敵!

エメラルド色がきれいなこのブレスレット欲しいなー。

真ん中のシルバーのティーポットも欲しいなー。
急ぎ足でもウィンドーショッピングは忘れない〜!

ショパンが住んだアパート
壁のプレートにはショパンがコールマルクト9番の建物に
1830年11月から1831年7月まで住んでいたとあった。
当時、よそ者のショパンに冷たかったウィーン。
ショパンはここに8ヶ月間住んだ後パリへ移った。
さっさとウィーンに見切りをつけてパリに移ったから
作曲家として陽の目を見ることができたのかもしれませんね。

コールマルクトの突き当たりに
ハプスブルク家の宮殿ホーフブルクがある。

ウィーンを歩いていたら必ず目に止まるのがフィアカー(観光馬車)

カフェ・グリーンシュタイドル
日当たりの良い窓側に座って体を温める



暖かいカフェの中でアイスチョコレートを飲みながら、
馬の蹄の音、教会の鐘の音、カフェで会話する人たちの心地よいざわめきを楽しみ
ゆっくり時間を過ごした。

訪れるたびにかならず行くのがウィーンの郊外にあるカーレンベルク。
この日お天気が良くて小高い山の上からはウィーン市内とドナウ川が一望できた。

市内からトラム(路面電車)でグリンツィングまで行き、
そこからバスでカーレンベルク山へ行く。


今回はカーレンベルクを少し過ぎたレオポルツベルクからの景色を楽しんだ。
気持ちいい!
山の麓にはベートーヴェンが遺書を書いた家があるけれど、
きっとこの同じ景色を眺めたでしょうね。

美味しいワインが飲めるホイリゲがたくさんある
麓のグリンツィング。

ホテルの部屋からの夕暮れの景色
さぁ、ゆっくりお湯に浸かって今日一日の疲れをとりましょう!



       



0 件のコメント: