2022年2月19日土曜日

イタリア風パイ


イタリア風パイ(ホームズ家の料理読本)
本の中からすぐに作れそうなお菓子を作ってみた。解説にはワトソンの奥さんがハドソンさんにご馳走になり、作り方を聞いたとあるが、恐らくワトソンと結婚した「4つの署名」の依頼主メアリー モースタンの事かな。ワトソンの結婚に関しては諸説あるが、唯一名前のはっきりしているのがメアリー モースタン、なので取り敢えずそういう事にしておきましょう。

さて、試食してみると、あっさり系のアップルパイ風。アップルパイとの違いは赤ワイン、オレンジの皮のすりおろし、生クリーム、パン粉を使っているところ。泡だてた生クリームを添えるとより美味しくなりそう。 飲みものはデトックス効果の高いのハーブのフェンネルティーと一緒に。

1981年出版のシャーロックホームズ家の料理読本
この本があったことをすっかり忘れていた。
本をめくってみるとまだ作れそうな料理があるので
いつかまたトライしてみようかな?


午後、ユーチューブでブクステフーデの「アレルヤ」を聴いた。ブクステフーデはオルガン曲くらいしか知らなかったが、魅力的な素晴らしい合唱曲だった。ブクステフーデがバッハに与えた影響は間違いないと思うほど、2人の作風がよく似ていると感じた。

調べていたら面白いエピソードを見つけた。まだ20才のバッハがブクステフーデの音楽を聴くために、四週間の休暇をとり、400キロ歩いてアルンシュタットからリューベックまで二週間かけて行き、さらにその地に無断で長期滞在したというお話。若気の至りというか無謀だったバッハ。アルンシュタットの教会でオルガニストをしていたバッハが、ポィッと出かけたまま戻らず、さぞ関係者はヤキモキしたでしょうね。

バッハやヴィヴァルディの生きたバロック時代。その時代の衣装を身にまとった楽師達、
ピンクやグリーンのシルクのリボンの靴のオシャレなこと!女性の私でもこんな靴履いてみたい!
(写真はwebからお借りしました。)

0 件のコメント: