2017年10月28日土曜日

カッティングボード


カッティングボード 

 
ハムやチーズをのせたり、バーベキューで焼いたお肉を切って
そのままお皿代わりにしたり。
台所のカウンターの隅に立ててお洒落なインテリアにもなっている。

27年前、クレモナのワインショップのウインドウに
10本はぶら下がっていただろうか?
なんのお店でしょう?と思いながら
イタリア語も話せないのに、躊躇することなくお店に入っていった。
薄暗くモダンな店内にはたくさんのワインが置かれていて
そこはワインの専門店だった。

このヴァイオリン型のカッティングボードを見た瞬間、
さすが!弦楽器の街クレモナと思ったのでした。

持って帰りたい!とボードの重さも考えず、私が持つからと購入。
50歳前後のいかにもイタリア人らしい彫りの深い、
彫刻のような顔立ちの男性店主が
ボードにつける紐は「茶色」と「焦げ茶色」のどちらか
選ぶように聞いてきた。紐の色を茶色かこげ茶色にするかってそんなに重要?
日本人の私にはそれほど違いがないようにも思えたが、感覚で焦げ茶色を選んだ。
とここでイタリア人のこだわりや美意識の高さにちょっと驚いたのでした。

お店を出てから、結局はミケッレさんがこのボードを持って歩くことに、、、。
実はその後、もうひとつ重たい買い物が増えることに、、
このお話はいつか書くことにしよう。

S さん、昨日は楽しい時間を
ありがとうございました〜。

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