2014年11月13日木曜日

時雨

朝から雨が降ったり止んだりの時雨模様。
お茶のお稽古も炉になって冬のしつらえになり、
釜のお湯がシュンシュン沸く音を聞きながら頂くお茶は格別。
お稽古の部屋から見える庭も落ち葉で地面が埋め尽くされてキレイ!
やっぱりお茶は寒い季節の方が風情がある。



ピン”ボケ” の ”ぼけ”の実 〜
縁側の箱の上に木瓜の実を見つける。以前は義母がよくこの時期に木瓜酒やカリン酒を作っていたことを思い出した。茶懐石の時に頂いたこの果実酒の美味しかったこと!

夏の朝早くに開く朝茶や冬の寒い炉の時期に行う夜咄を自宅で開いていた義母。手伝いをするのは大変なことだったけれど、それ以上に楽しいものだった。お懐石の献立やお道具取り合わせを考えたり、まだ慣れない私にも八寸にのせるの海の物など作らせてもらったり、とてもいい経験だった。一番の思い出は風炉のウロコ灰を作らせてもらったこと。こんな経験は義母でなければさせてもらえない貴重な体験。『灰はたっぷり入れてね、ウロコを作るときは電話帳の厚さがちょうどいい硬さになるから』と事前に実験したのでしょう。何をするのも間に合わせはしなかった、常に手間を惜しまず実行する人だった。子供だった m さんもたまにお運びのお手伝いをさせてもらい、みんなにちやほやされるのが嬉しくて、お運びをするのが大好きだった。懐かしいなー。今ではその時の経験が私の大切な財産となっている。


帰宅したらチョロの使っていたカゴに入って寛いでいるトムくん発見!
このカゴ気に入ったの?
今晩寒くなりそうだからと泊まってっていいよー!

2014年11月12日水曜日

ごちそうさま

Tさんから美味しい魚介マリネと聖護院大根の酢の物ををいただいた。
お料理のセンス抜群の T さんは要領が良くて手際がいい。
こうして時々持ってきてくださるのが嬉しい!

絶品の魚介マリネ

千枚漬けに使う聖護院大根をこんな風にアレンジして
お酢の物にするのも美味しい!

『今から10分後に届けます』と言って玄関先でポンと下さった。
わざわざ届けて下さったので、お茶でもとお誘いしたら予定があるのでとすぐ帰られた。
いつも爽やかで元気な T さんありがとう!そしてごちそうさま!


2014年11月11日火曜日

気持ち良さそう

まいあさやって来るトムくん。今日はソファの肘掛にもたれてお昼寝していった。

気持ち良さそう。

2014年11月10日月曜日

アトランダムに

捨てがたい写真を旅の記録として残しておこう。

朝、サン・ラザール駅上空の飛行機雲

夜、シャンジュ橋からコンシェルジュリーを望む

ある日のパリの風景

リュクサンブール公園





教会の灯り

ギャラリーラファイエットの野菜売り場

ノートルダム大聖堂の外壁の彫刻

リュクサンブール公園

リュクサンブール公園で寛ぐ人々

シャルトル大聖堂の裏庭から見下ろす街の風景

オシャレな子供服のお店(日本のサ◯グサでも扱っている
懐かしいボンポワンのお店もあった)

カラフルな靴紐の紳士靴
オルセー美術館のレストランの豪華なシャンデリア

パリ音楽院そばの地下鉄駅構内に描かれた音符

モンマルトルの丘のブドウ畑から見る街の風景(中央にラパン・アジルが見える)

ダリ美術館

パリで一番好きな場所 サクレクール寺院

どこの家の窓辺も美しい花で飾られている



愛聴盤になったCD


2014年11月9日日曜日

旅のお話7

7日目 
6時起床 曇り
 狭くて使いにくいお風呂に入るのも今日で最後。身支度を整え、荷物の点検をし、準備 OK ! せっかちで大ざっぱな私と違って几帳面な m さんは丁寧にゆっくり荷物をまとめている。至ってマイペース!母娘なのにこの違いはなにかしら?隣の部屋の人たちの様子を見に行くと、案の定 f さんはまだベッドの中だった。起きて準備をするように話してくる。あとは予約していたタクシーの時間まで部屋で待機していると、時間より早く来て待っているからと連絡があり、急いで一階ロビーに降りる。遅いよりは気をもまないでいいけれど、、、。

7時過ぎ、外はまだ暗く夜が明けていない。タクシーに荷物を積んでもらい、いざ空港へ。渋滞に巻き込まれることもなく高速もスムースで早めに空港に到着した。搭乗手続きを済ませ、荷物を預けて身軽になり、ラウンジでゆっくり朝食をとる。

搭乗ゲート近くのラウンジで軽めの朝食をとる

少し時間があるので、空港内ショップのラデュレでマリーアントワネットとユージーンという2種類のの紅茶を購入。
9年ぶりの家族4人での旅もいよいよ終わりを告げる。枯葉舞うパリともお別れ。ほぼ毎日コンサートに出かけ、めいっぱい遊び、食べ、歩き、笑い、感動、チョット怒り、予想以上に楽しく実り多き旅だった。同行した家族に感謝!

ロワシー空港、エールフランス272便、10:05分発 羽田行き 
さようならパリ、Au  revoir!



ラデュレの紅茶
ゆっくり頂きましょう!

2014年11月8日土曜日

ひっそりと


アーチのてっぺんに一輪だけ咲いているクレマチスを見つける。
愛おしい、、、。

旅のお話6のつづき Ⅱ

6日目夜
この時も2階席のほぼ真ん中でけっこう良い席だった。この日はフランスの作曲家によるプログラムメニューだった。パリ管の本拠地であるプレイエルホールでフランスものを聴くのは歌舞伎座で海老蔵の舞台を見るようなもので、贅沢なことだけど、フランスの作曲家の曲はフランスのオケでしかもその地の会場で聴くのが一番よく理解できると思っている。

アルルの女 組曲 No.1:ビゼー

ヴァイオリン協奏曲「スペイン交響曲」:ラロ
「カルメン」:ビゼー(シチェドリン版)
パリ管弦楽団
ジョセフ・ポンス: 指揮
ローランド・Daugareil:Vnソロ


サル・プレイエル

アルルの女 組曲 No.1は小学生の頃 No.1の抜粋とNo.2を合奏部のアコーディオンで担当していた思い入れのある懐かしい曲だ。時々耳にする有名な曲だけれど、実際 生で聴いたのは初めてかも。こうして改めて聴いてみるとビゼーって意外とメロディーメーカーなんだなと思うと同時にやはり名曲だった。特にNo.2の間奏曲でホルンとアルトサキソホーンの奏でる旋律がじわじわと心に染み入ってきて思わず涙がこみ上げてきた。子供の頃には感じなかったこの曲の魅力が今になってやっとわかってきたような気がする。本物を聴いたという満足感に浸る。



ラロの1楽章はよく発表会なんかで演奏されるので聴いてはいたけれど全5楽章を通して聴いたのは初めてだった。オケとのバランスがすごく良くてソロと一体化している、と思ったらやはりソリストのローランドさんはパリ管のコンサートマスターだった。コンセルバトワールでも教授として指導しているらしい。自然で純粋で音楽的で心の琴線に触れる素晴らしい演奏だった。そしてこんなにいい曲だったなんて、早速このソリストのこのコンチェルトのCDを買わなくちゃと思った。



ラロ:ヴァイオリンコンチェルト

最後は再びビゼーの曲。一般に知られている「カルメン」ではなくて、マイヤ・プリセツカヤという有名なロシアのバレリーナの夫で作曲家のシチェドリンにプリセツカヤがバレエの曲として編曲を頼んだのがこの曲。恥ずかしい話だけれど、そもそも「カルメン」の編曲版があるなんて知らなかった。楽器の編成も管楽器の入らない弦楽オーケストラとラテンパーカッションを含む大量の打楽器という異色の編成だった。管楽器が入っていないのでスッキリした響き。そしてまるで玉手箱を開けたようないろんな思考が凝らされていて、そこに打楽器が効果的に使われていて、聴いていてとても楽しい。素晴らしい演奏と編曲に脱帽!ただこれほど素晴らしい曲なのに日本であまり紹介されていないのがとても残念。もっと演奏されてもいいのにと思う。これだから海外で聴くのはやめられない!





終わって見ると10時半を回っていた。ホテルに戻って " OKAME " のお弁当をみんなで戴いて身も心も満足する。翌日は朝早いので眠くならないうちに各自荷物をまとめてタイマーをセットしさっさと就寝。



こんなところに、、、。