2024年12月1日日曜日

パンジーの季節

 

茎の折れたパンジーをガラスの器に浮かべて

ポットのまま鉢に入れて
色の少なくなる季節、鮮やかな色がちょっとあるだけで楽しい気分。

今朝、大人の方のお稽古があった。お稽古中に楽器を置いて椅子から立ち上がろうとしたとき、例の右足付け根に鋭い痛みが、、、息ができない。
数日前から予兆はあった、歩いたときに右股関節に軽い痛みが走る、ベッドから起き上がるとき、階段を昇り降りするとき、いつもは一週間程度で元通りになるのでちょっと様子を見ましょう。

お稽古のAさんはチェロを初めて3年目、お祖父様のチェロを弾いている。今、クリスマスコンサートで弾くミシェル・コレットの2重奏のソナタを練習している。私も習い初めの頃弾いた曲だが、当時はあまりよく理解できていなかった。装飾音符の弾き方やこの時代のテンポ、ノンヴィブラートや強弱をはっきりつけないバロック独特な奏法など、今だから見えてくる。特にテンポはテクニックの限界を考えて指示通りの速いテンポにするかどうか分かれるところだが、弾けないからと言って遅くしすぎると曲のイメージが変わり全く別物になってしまうし、かといって指示通りのテンポにすると早くて指が回らずリズムが崩れ、粗末に聴こえかねない。ゆっくりでもちゃんと弾ける方を優先するか、曲のイメージを大事にテンポ通りにするか、、、。
今回は本人がこの曲をとても気に入っていてイメージができていることもあり、ちゃんと弾けていなくても曲のイメージを損ねない程度になるべく指示に近いテンポで弾くことにした。何よりもAさんが楽しく演奏できたらそれで OK !

改めてコレットのCDを聴いてみた。派手さはないけれど、
弾いていてチェロの低音域の響きが楽しく魅力的な曲が多い。
私の大好きな作曲家。

ウィーンの街角の弦楽器工房
ウィンドー越しでピンボケ〜
少し前のことなのに、もう行きたい病、、、

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