2026年7月27日月曜日

オラフソン

 旅のお話6

5月31日 晴れ 27℃

いよいよ旅も終わりに近づいてきた。午前中はMさん希望のベルベデーレ宮殿内の美術館へ、クリムトやエゴンシーレの絵画見学、その後マリアヒルファー通りにあるハイドンの家へ、夜はコンツェルトハウスで念願だったオラフソンのピアノコンサート出かける予定。

ベルベデーレ上宮庭園の庭
今まではベルベデーレ宮殿の敷地内にあるブルックナーが最後に住んだ家しか訪ねたことがなくて城内には入ったことがなかった。

宮殿内の美術館へ通じる部屋の天井の美しかったこと。

バロック期のこの時代の絵画が華やかで好き。
2023年にリニューアルされたそうでバロックから現代まで
400点ある作品はなかなか見応えがあった。

ウィーン分離派を結成する以前に描かれたクリムト絵画
クリムトにも印象派に近いこんな時代があったのですね。

シュテファン大聖堂東側の入り組んだ路地にあるシューマンの住んだ家

壁にシューマンが1838年10月〜1839年4月までのたった半年間、
このアパートに住んだというプレートがある。

同じ通り
通りから一歩入ると、まだ昔の面影の残る路地があるのは嬉しい。

カールス教会の脇にはシマノフスキの住んだアパートがあり
プレートを見ると結構がっしりした顔のシマノフスキの肖像画かかってあった。

1911年〜1913年までこのアパートに暮らしていたカロル・シマノフスキ
ずっと以前にシマノフスキの存在は友人から聞き、それがきっかけで
その頃音大生だったmさんが試験で変奏曲 op.3を弾いていたことを思い出す。
とても魅力的な曲だった!また弾いてくれないかしら、、、聴きたいなぁ。

カールス教会の敷地にはグルックの銅像がある。
ウィーンには至る所に音楽家の痕跡を見つけることができる。

カールス教会
以前は週末にザルツブルグの合奏団がモーツァルトのレクイエムのコンサートも
行っていたが、今はヴィヴァルディの四季のみになってしまった。

教会の向かいの公園散策。よ〜く見るとハトが同じ間隔できれいに並んでいましたよ。
かわいい!おもわず数えてしまった、、、

2001年に訪ねて以来のハイドンハウス、20年以上も前だったこともあって記憶が間違っていてやっと辿り着いたが、なんとなんと、臨時休業の張り紙。がっかり!ヘロヘロ、、、昔、ブラームスも住んでいたことがあったようで、記憶が正しければ、ブラームスの使用した机や横型ピアノが展示してあった。
一人ならまだしもMさんも一緒なのできっと疲れたでしょうね、ゴメンナサイ!

ホテルで一休みした後、オラフソンのコンサート前に早めに腹ごしらえ。お目当ての「ゲッサービアクリニック」レストランの前まで行ったが、どうやら今年になって廃業したようだった。美味しいビールをいただきたかったのに残念!諦めて、以前入ったことのある「エスターハージー」というカジュアルなレストランでワインとパスタ、グラーシュをシェアしていただきました。


旅の最後を締めくくるコンツェルトハウスでの念願のオラフソンのコンサート
思った通りの素晴らしい80分間、休憩なしのコンサート
シューベルトもベートーヴェンもバッハもどっぷりオラフソンの世界に浸りました。

前日、ベルリンで行われたベルリンフィルとの共演でベートーヴェンのピアノコンチェルト5番のコンサートがあったにもかかわらず、連日の疲れも見せず、包み込むような温かい音色に惹き込まれた。44歳のオラフソン、チャンスがあればまたぜひ聴きたい!
コンサートの余韻に浸りながらの帰り道、あれほど暑く厳しかった日差しも夜はひんやり、、、心地よい風に当たりながらホテルへ戻りました。充実した一日となりました。シャワーを浴びて12時就寝。

2026年7月26日日曜日

丑の日

 午前中大人の方のお稽古。8月の本番に向けて一生懸命頑張っている。仕事柄出張が多くなかなか練習時間も取れないKさんはここにきて一緒に練習することが多いけれど、そんな中でも今日は練習の後が見えて、よく歌っていた。次は伴奏合わせした時にどんな風になるか、、、?ちょっと楽しみになってきた。

お昼
国産鰻でなくても、お酒を振りかけてチンすれば結構美味しく食べられる。
一本は多いので2回に分けて今晩もいただきまーす。

甘い生クリームをかけたコーヒーゼリーのデザート

夏用のシャギーのジュータンをリビングに敷いて
これで暑い夏も足元から気持ちよく過ごせそう。

2026年7月25日土曜日

気をつけよう

 

kさんから預かった布巾2枚分のサラシに
マーガレットとラベンダーを刺繍して、ほぼ出来上がり、
後は kさんに縁を閉じてもらうだけ、形になると嬉しい!

この頃年齢のせいか、視力の衰えだけではなく、手と目の距離感を掴む機能が衰えたり、反射神経が鈍くなってきて体の機能低下を感じている。普通に動いているつもりでもコップを倒して中身をこぼしてしまったり、フライパンの縁に触って火傷をしてしまったり、数日前にはお気に入りだった鉢カバーを壊してしまった。自分が思っているよりも手元の感覚が鈍くなっているようだ。ゆっくりでいいからちゃんと気をつけて行動しなくては、、、

お気に入りだったの鉢カバー
くっつけてみようかな?

カフェコムサの桃とイチジクのフルーツケーキ
ちょっとお高いけれど、ジムの帰りにしばらくぶりに買って帰りました〜
外の暑さもしばし忘れて頂く、ふんわりクリームの上のジューシーな桃とイチジク!
あ〜なんと美味しい、至福の時間!
ゆっくり食べましょう〜
体力低下、色々あれど、今日もノウテンキな私、、

旅のお話5

 旅のお話5

7月30日 晴れ 29℃

週末開催されるナッシュマルクトの蚤の市へ出かける。Mさん希望の郊外にある夏の離宮シェーンブルン宮殿見学、そして夜は今回の旅のハイライト、オペラ座でワグナーの「ジークフリート」を聴きに出かける。

ナッシュマルクト蚤の市の開かれるすぐそばに
オットーワグナーのマジョリカハウスがある。

蚤の市ではアンティーク絵画や今ではもう見られない
アウガルテンのカップなどワクワクしながら見て回る。
Mさん上手にたくさんゲットしていましたよ。
私、昔のヘレンドの小さなお人形を手に入れた。
最近は実用的なものよりインテリアになる物を買うことが多い。

蚤の市で楽しんだ後、時間が早いこともあって
開館前のシューベルトの最後の家を外から眺める。
写真撮りそびれ、(webからお借りしました。)



同じ地下鉄線でシェーンブルンへ
お城の中へどこも同じなので見学せず、園内観光馬車で広い庭を回りながら
グロリエッテまで行く



観光馬車から撮った庭園内の噴水

グロリエッテから見るウィーンの街を一望
遥か向こうには数日前に登ったカーレンベルクの丘、シュテファン大聖堂が臨める。

広大な庭にゴージャスな薔薇が咲き乱れていました。

一度ホテルで休憩し、夕方オペラ座へジークフリートを聴きに出かけた。


スコットランドの方かな?正装のスタイルで聴きにきていました。

せっかくなので奮発して2Fのボックス席をとり大正解!

華やかな正装の人あり、ジーンズなどのカジュアルな若者あり、
今やなんでもありの時代。
休憩時間ワインなどをいただいたりするのも楽しみのひとつ


ワーグナーの大作、「ジークフリート」は長いので初めはもたないと思ったが、
素晴らしい歌手の歌に酔いしれ、あっという間の5時間だった。
夕方5時に始まったオペラはホテルに戻ると11時近かった。

2026年7月24日金曜日

ファジル・サイ

早朝、、、

歳とともに目覚めが早くなってしまった、今日は 5時、もっと早い時もあるが、いつもは大体こんな時間には目が覚めてしまう。食べることしか考えていないトムクンと一緒にリビングに降りて、トムクンにネコカリと缶詰をあげると美味しそうにムシャムシャ、、

ジャナンドレア・ノセダ指揮
ピアノ:ファジル・サイ
フランクフルトラジオオーケストラ

私は、というとネットで朝からベートーヴェンのPコン3番をファジル・サイの演奏で聴いて過ごす。ピアノコンチェルトの中では一番好きな曲だ。5番「皇帝」は華やかさがあるから一般的には有名だけれど、コンチェルトの中では唯一短調の3番の方が鋭い緊張感と短調のかっこよさとがあると思っている。次が4番、1番、最後が5番の順に好き。

昔ストラビンスキーのピアノ版「春の祭典」を聴いて以来ファンになってしまったピアニストだ。個性が強いから人によっては好き嫌いが分かれる。だから演奏スタイルも変わっているファジル・サイ。1楽章のカデンツァはベートーヴェンというよりどんどんファジル・サイの世界、どうやって トゥッティに繋げるのだろうと不安にさえなるくらいだった。空いている方の手で指揮してしまうし、、もうノリノリのテンポで演奏しているのが伝わってくる。好きだなー、朝から元気をもらいました〜。

朝ごはんの後はガラスの器から水を飲むトム、
あ〜ぁ、お花がひっくり変えっちゃって、、、
なぜか、ネコは花瓶から水を飲むのが好き。
 
お昼、、、
昨日Tさんからの頂いたトウモロコシを一本はご飯に混ぜておむすび
にしてお昼ご飯に頂きました。痛みやすいこの季節は中に梅を入れて
初めて作った🌽おむすび、トウモロコシの香りがして美味しい!

午後、、、

kさんから布巾2枚分のサラシがあるけど、
というので我が家にある刺繍糸で布巾を作ることにした。
いつもの図柄だけれど、
やることがあるのはいいこと

2026年7月23日木曜日

気分だけでも涼しく

 

一輪二輪、庭に咲いている花をテーブルに飾って癒されている。

毎日こうも暑いと何もする気が起きない。必要以外外出せず、家で過ごすことの多いこの頃。
庭の雑草も気になるが、熱中症になってもいけないので放置状態。
いま庭は雑草園と化している。

蒸し暑くて体がだるい日は気分だけでも涼しく過ごしたい。
そんな日は大好きなトミー・エマニュエルの涼しいギターでも聴いて過ごそう。

アイスコーヒーを飲みながら聴くトミー・エマニュエルのギター
ちょっと贅沢な時間

トミー・エマニュエル(←クリック)とジョン・ノウルズおじいちゃんのほのぼのした雰囲気がいいね!
彼のコンサートで生のアコースティクギターを聴いてみたい。夢、、、
来日しないかしら、、、

いつも楽しみに見ていた「山田五郎のオトナの教養講座」で五郎さんが14日に帰天されたことを知りました。おしゃれで、誰に対しても平等に接する温かいお人柄が大好きでした。教養講座では、特に絵画の解説はとてもわかりやすく面白かった。一ファンとしてとても残念です。パリの活気ある印象派の時代に行ってみたいとおっしゃていたようですが、きっと今ごろはパリに飛んでいっているかもしれませんね。これからも今までのYouTubeは時々楽しませていただきますね。

クリスチャンだったのですね。祈り、、、

2026年7月21日火曜日

旅のお話 4

旅のお話 4

5月29日 晴れ 27°C

今日はコンサートがないので、オペラ座前から出るバーデン線に乗って約1時間の温泉保養地のバーデンまで行く。バーデンはベートーヴェンやモーツァルトが逗留しベートヴェンは第九をモーツァルトはあの素晴らしいアヴェ・ヴェルム・コルプスを作曲し、初演した場所でもある。

ベートーヴェンハウス前
数少ないMさんとのスナップ
館の全体も撮って貰えばよかった。
Mさんはおしゃれで決まってる!私、なんだか近所の人みたい、、

ベートーヴェンの病気の数の多さに驚く
耳が聞こえなくなったのは有名だが、アルコールによる内臓疾患や糖尿病なども患っていたようで不摂生だったのではと想像してしまう。
他にリウマチ、痛風からくる頭痛のため抜歯したとある。
今なら良い治療、頭痛薬がいくらでもあるのに可哀想だなと思ってしまった。

昔のバーデンの景色を再現したジオラマ
橋をわたっているのはベートーヴェンさんかな?
第九の楽譜の河?

ベルリンフィルの演奏、バレンボイム指揮で第九、終楽章のビデオのコーナーでは
Mさんは一緒に歌っているようでした!歌詞を覚えているなんて凄いとただただ感心!

フルトベングラーやカールベームなどの第九の名盤レコードジャケットが展示されてる。
なかなか興味深い!

ここはモーツァルトのあの有名なアヴェ・ヴェルムコルプスが初演された
聖シュテファン教会

この小さな教会の壁も天井もみんな「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を
聴いているのだなぁと思わずため息が出てしまう。
アヴェ・ヴェルム・コルプスはカルテットや合奏でたびたび演奏したが、
半音階や転調があってとても音程の合わせにくい曲だった。
名曲というのは得てして弾きにくいものです。

1791年に友人のアントン・ストールのために作曲したと書かれている。


市立公園内の噴水
この公園にはウィンナワルツの基礎を作ったシュトラウスの父や
ランナーの銅像があるのだけれど、写真には撮らずじまい。

市庁舎前のペスト記念柱のある広場
今日も青空にひこうき雲が無数に見える。

帰りがけに暑いのでアイスクリームを二人で頬張り、オペラ座行きの電車に乗り込む。

ウィーン市内の戻り、、街をぶらぶら散策。
街角の花屋さん

美味しそうに陳列されたユリウスマインルの野菜コーナー

旬のアスパラ美味しそう!
夕方、一斉に教会の鐘の音が響きわたる。


ユリウスマインルで少しお買い物。7 時を過ぎてもウィーンの街はまだ明るいけれど
ホテルに戻って、持参した「おじや」などで軽めのお夕飯。
明日に備えて、それぞれの部屋で一人時間をゆっくり過ごすことにしました。

シャワーを浴びて簡単に部屋を片付けて就寝