2026年7月16日木曜日

旅のお話2

 旅のお話 2 

5月27日(2日目) 晴れ 32°

今日はウィーン郊外のカーレンベルクの丘へ行き、帰りにシューベルトの生家、ウィーン大学、美術史美術館、余裕があれば王宮の古楽器博物館を回る予定。

6時起床。7時にホテルの朝食会場へ。今までの定宿にしていたK・Kマリアテレジアホテルの充実度が素晴らしかったからちょっと物足りない感じはするけれど、ここはアメリカンスタイルの朝食。



地下鉄で、トラムやバスも交差するウィーンのハブ駅のショッテントーアまで行き、そこからトラムに乗り換え、ウィーン郊外のグリンツィングへ。さらに約30分バスに揺られてカーレンベルクの丘へ到着。まだ混まない朝の早い時間帯だったので、頂上からはウィーン市街地、ドナウ川をゆっくり眺めることができた。

その昔、目の前に広がる葡萄畑に電車が走っていたと聞いたことがある。
なんてのどかなのでしょう。

カーレンベルクの丘の教会
改装中で中に入れず、、

ひっそりしていたバス停も大型バスなどの駐車場が整備され景色が一変していた。
頂上付近ののどかな景色も、もともと地元の人々の足としてのバスが観光旅行者の増加もあって間に合わなくなってきたのかもしれない。そういう私たちもそうなのだけれど、、
初めて訪れた2001年の頃は誰も訪れる人もいなかったカーレンベルクの丘。
以前はおそらく地元の人が開いていたであろう年月を感じさせる古い木造レストランがいつの間にか近代的な立派なレストランに建て替えられ、そばには大きなホテルが建ち、風情が感じられなくなってしまった。本当に寂しい限り、、、ミケッレさんと訪れた2003年、その古い小さなレストランの屋外ベランダで空を仰ぎビールを飲みながら目の前に広がるウィーンの景色を二人占めした事が今ではとても懐かしい。

このあと予期せぬことが起きることなど微塵も思わなかった、、、、

カーレンベルクの帰り道、シューベルトの生家へ行ったら以前は毎日開館していたのに休館日で入れず。調べておくべきでした。トホホ、、、

その後ウィーン大学へ向かい最寄りのショッテントーアでおりると、今まで見たことのない人だかりに呆然とする。

交通機関も通常運転はされておらず、大学前の人だかりを通り抜けるにも前にも後ろにも進めない!後でわかったことだが、この日オーストリア全土の大学研究機関に対する予算削減に反対の大規模デモだった事がわかった。その集結場所がウィーン大学前だったのだった。やっとのことで人並みを通り抜け、バラが咲き乱れる王宮の庭園のベンチに座って持参したおむすびと野菜ジュースでお昼ご飯。疲れた事もあって、この日のおむすびは格別でした〜!


シューベルトの生家もウィーン大学も中には入れずガッカリ、気を取り直して美術史美術館へ

美術史美術館のカフェの美しいドームの天井
フェルメールやベラスケスなどのハイライト部分を周り、カフェでゆっくりする。

上から見下ろしたカフェも美しい!

美術館の後はベートーヴェンはモーツァルトも通ったと言われる
ウィーン最古のレストラン、グリューヒェンバイスルで食事をした。

写真に撮らないでしまったが
部屋の壁には有名な音楽家のサインでいっぱいだった。
席に案内されると観光客慣れした調子の良いウェイターさんが
元気よく注文をとりにくる。

一応おすすめを聞くと、当然のようにウィーナーシュニッツェルを勧めてくる。
聞くんじゃなかった!それはそうですよね、シュニッツェルというに決まってる

結局、メニューから牛肉の煮込みネギソース&ローストの白身魚にリゾット付きを注文。
一皿で充分と思ったが、Mさん、もう一品頼みましょうと、よほどお腹が空いていたのか
多いと思ったけれど、、、案の定、残してしまった、、、

レストランを出て、甘いのが食べたくてデメルへ直行





思いがけないデモに遭遇して交通機関もうまく使えず、ひたすら歩いて疲れてしまったので、
食後はデメルで紅茶&ケーキを頂き、体力回復!

とんだ一日だったけれど、ホテルへ戻りシャワーを浴び、明日に備えて早々にベッドへ潜り込みました〜 オ・ヤ・ス・ミ、、、


2026年7月15日水曜日

昨日今日

昨日 

急に思い立って出かけた仙台でmさんと入った甘味処「彦いち」

元料亭だった建物は雰囲気があって素敵な佇まい。
甘いものだけでなくお蕎麦があるのが嬉しい!
また来たいな。

今日
Hちゃんのお母様が持たせてくれた可愛い黍団子を
休憩時間に一緒にいただきましたよ。
8月のヴァイオリンの発表会にチェロで参加させていただくのに少し心配になってきたので
今日は時間をかけてお稽古。お尻に火がつくのはいつかな?

お稽古の後、友人のジャズコンサートに出かけた。
ジョン・コルトレーン生誕100年の記念コンサートは素晴らしかった。
普段、仕事を続けながら趣味でサックスを続けているKさんのサックスはもうプロ!
歳を重ねて行きながらこんなふうに人生を楽しんでいるKさんは本当に素敵です。
ブラボー!

2026年7月13日月曜日

旅のお話1

 今回のウィーンの旅は前回とほぼ同じ行程なので記録をしないつもりだったが、同行者もいるのでやはり記録しておこうと思う。

Wien の旅 5月25日〜6月3日 (7泊8日)

5月25日(出発日) 晴れ 24°

ウィーンへは羽田出発だが、私は三沢方面に用事があったため羽田で待ち合わせることにした。私は三沢空港から、Mさんは新幹線で羽田へ。

三沢発16:45分のJAL156 便で羽田へ(約1時間30分のフライト)
田舎の小さな空港だがボーイングやフィンエアなども就航している。

アメリカ軍と滑走路を共用しているため
ときどき戦闘機が飛び交っている。

羽田空港でMさんと合流し、羽田発 22時45分 の NH205便で一路ウィーンへ ( 一人の時と違って写真撮る余裕なし)

さて、いつもはインターネットで聴きたいコンサートの情報を見て予定を組むのだけれど、今年は何にも予定を立てず、行き当たりばったりの一人旅に出るつもりだったので、とりあえず季節の良い5月末から一週間の予定で一年前に航空チケットを予約。

その後、子供たちのピアノの先生で以前 Pトリオを組んでいた年上のMさんがご一緒することとなり、結局予定を立てることになった。いざその時期のコンサートを見てみると聴きたいと思うようなコンサートがなく、なんでも良いと言われて困ったのだけれど、会場に焦点を当て、いくつかの「コンサート会場を巡る」のもありと、4つの会場でのコンサートを選んだ。そうして私たちの旅が始まった、、、

5月26日(到着1日目) 晴れ 31°

今回初めて宿泊するホテルグラーベン
翌日の朝 6:05分無事にウィーン到着。 シュベヒャート空港から定額制で乗れるエアポートタクシーを使い街の中心にあるグラーベンホテルへ。朝のラッシュアワーとぶつかり1時間以上もかかったが、定額のタクシーだったため普通タクシーの料金を払わずに済んだ。
ホテルは一Fがイタリアンレストランになっているのでイタリア系のホテルかも、、、

ホテルのあるドロテウム通り
街の中心にあってお買い物やレストランが多く何かと便利な立地

斜向かいにはミュージックショップのドブリンガーがあって嬉しい!

チェックインは午後なので、荷物を預けてとりあえず街へ繰り出した。
まずは観光名所定番の聖シュテファン大聖堂へ
何度見てもこの大きさには圧倒される。

初日からとても良いお天気!
それにしてもまだ5月なのにウィーンは真夏並みの暑さ!

シュテファン教会内部
厳かな雰囲気!朝の早い時間で人もまばら、、

シュテファンの裏通りにある以前はフィガロハウスと呼ばれたモーツァルトハウスを見学。
何度か来ているので別行動とも思ったが、そういうわけにもいかず一緒に入る。

ウィーンの観光名所はどこも訪れるたびに綺麗になって、良くも悪くも昔を想像するには少し物足りなさを感じる。それでも以前見なかった昔のモーツァルトの魔笛などのコンサートポスターが壁一面にびっしり貼ってあるコーナーはまるでアートのように展示されていたのが結構面白かった。


珍しい苺のマジパン
紅茶専門店ハースハースで紅茶3袋とチョコレート3個買う。
Mさんは何やら楽しそうに色々物色していましたよ。

歩き疲れたのでフラウエンフーバーで一休み
最近はビンの形の出てくるお店が増えた。
マンゴーとオレンジジュースミント入り

小腹が空いてポテトとオニオンリング注文。
オニオンリングがカリッとしてすごく美味しい!

アッフェルシュトゥルーデルもシェアして、
頂きました。満足満足!

その後、トムくんとお留守番してくれているmさんにINDIAでキルティングの
ポーチを求め、今晩カルテットのコンサートが行われるケルントナー通りの
路地を入ったところにある聖マリア教会に入ってみる。

INDIAのポーチ
聖マリア教会

聖マリア教会内部
どこの教会に入っても必ず静かにお祈りをしている人がしている。
何か大きなものに包まれるような感覚、癒される、、、

カプツィーナ教会(皇帝納骨所)
聖マリア教会を出て街を散策しているとどこからか美しいコーラスが聞こえてきたので、声のする方へ行き、扉を開けてそっと中に入るとコーラスの練習中だった。みなさん年配の方が多かったがあまりにも素晴らしくて二人でしばらく聴き入ってしまった。

広場のカフェでくつろぐ人々

ステキ〜!
チロリアンジャケットはオーストリア伝統服
いつも一枚は欲しいと思うけれどこれがビックリするほどアンリーズナブル!!

朝早くから歩きまわったので一度ホテルに戻りチェックインして体を休める。
こじんまりした落ち着いた部屋はとても居心地がいい。


夜は聖アンナ教会でカルテットを聴き贅沢なひとときを過ごした。
       プログラム
       モーツァルト:不協和音
       ベートーヴェン:ラズモフスキ
       演奏:レルヒャンフェルド四重奏団

外へ出るとケルントナー通りにあるロブマイヤーのショーウィンドウがひときわ輝いていた。

Mさんとコンサートの余韻に浸りながらの帰り道

お昼にコーラスの練習の声が聴こえていたカプツィーナ教会前を通りホテルへ戻った。
1日目は体を慣らすためにホテル周辺、市内観光に限定したが、お夕飯に何を食べたかも思い出せないほど、、やはり寄る年波には勝てないと実感!夜10時には心地よい疲れと共に就寝。

2026年7月12日日曜日

気分転換

 昨日から降り続いている雨のせいか気分も落ち込み気味、、、ちょっとした気になる出来事もあり、、、食欲も今ひとつ、、

それでも昨日作ったコーヒーゼリーを食べてみたら、
つるんとお腹に入って食べやすくて美味しい!

さて、イヤなことがあった時は気分を変えてみますか。

テーブルクロスを変えてみようかな、、
引き出しの奥から引っ張り出してテーブルにかけて見た。
このクロスはローラアシュレイの木綿地でFさんが小さい頃にシーツ用にして使っていたもの。
もうかれこれ40年になる。少し色やけしてしまったけれどまだ生地はしっかりしている。
この模様に名前がついていたように思うけれど忘れてしまった。
濃紺とレンガ色の組み合わせがいかにもイギリスチックでとても気に入っている。
まだまだ大切に使いますよ。

少し楽しくなってきたぞ!

2026年7月11日土曜日

暑中見舞い

 

食欲がないのでいつもより少なめの朝食
昨日作った冷製のグリンピーススープ・ゆで卵・半カットのトースト・梅ダージリンジュース

連日暑い日が続き、夏前なのに体が夏仕様になっていないのでだるくて食欲もない。ニンニク入りのスープと梅ダージリンで少しは元気になれるかしら?雲行きも怪しいし、今日一日はのんびり休養することにしよう、、、

藤田悦子画「Music」
秋田の友禅工房「風」のKさんから届いた
チェリストの描かれた素敵な暑中見舞い

友禅工房「風」さんとは娘の着物を図案から、染め、仕立てまでして頂いたことがご縁で、今でも展示会やこうしてプライベートなお便りをいただいたりしている。

昭和初期のお振袖をもとに雲取りに四季の花が散りばめられた着物を作って頂いた。
20歳の娘に作っていただいた江戸友禅は
大切に次の出番を待っている。

帯は私のもの、白地に大きな菊の刺繍入り袋帯・帯締めは前で結ばず、あえてマーガレットのべっこうの帯留めを使用・草履は私のお下がりの佐賀錦、着物の良さはきちんとお手入れすると何代も着られるところ。孫ちゃんたちが成長して着てくれるのを見られる日が来るかしらね?

私の帯留コレクション?
クリスマスの帯留めとピンク色の白蝶貝の帯留めは鎌倉で見つけたもの、「星と月」は帯留めではなくシカゴのアドラー天文台のショップで見つけたブローチを帯留め代わりに使用、真珠の帯留めは秋田の友禅工房さんで一目惚れ、マーガレットのべっこう帯留めは形のかわいさに惹かれてデパートの九州展で目に止まったもの。今では着物を着る機会はほぼ無くなってしまったが、帯留めは遊び心があって気軽に使えるおしゃれ感が好き!眺めているだけでウキウキする。

2026年7月10日金曜日

スノードーム

 


繰り返し咲くバラ、ローズマリーも一度目が咲き終わり、また1ヶ月後が楽しみ。
何度も咲くバラは美しいけれどすぐに散ってしまう儚さが魅力。


クロスターノイブルグ修道院で求めたキーホルダー、と


カーレンベルクの丘で求めたスノードーム

上の二つはこの場所を訪ねた私だけの思い出が蘇るお土産。

前回、クロスターノイブルクを訪ねた時、修道院までの坂道を登る途中でヴァイオリンを持った10歳位の女の子とお母様らしき人が私の前を歩いていた。すると通りから入った家に入って行き、しばらくしてヴァイオリンの音が聴こえてきた。レッスンに通っているのだろう。飛行機雲の広がる空と修道院まで続くのどかな坂道に響く優しいヴァイオリンの音色、お母様と一緒に歩く女の子の姿が今でも脳裏に焼きついている。

思うこと:チェロを教え初めの頃、小学生だったAさんにお母様が必ずついていらした。その日に気をつけることをメモして帰る。少し成長してからはお子さんだけだったが、それでもお稽古の前後に必ずお母様がご挨拶に顔を見せるのでその日の状態を親御さんに伝えることができた。お母様が来られないある月初のこと、月謝を忘れてきたAさん、次でも大丈夫、と言ったが、忘れたことを注意されたようで、夕方Aさんは自転車でわざわざ持ってきたことがあった。以前、開いていたCDコンサートでもお子さんと必ずいらして楽しそうに聴いている姿やチャンスがあれば親子でコンサートに出かける。発表会で弾くだけではなく、親子で一緒に音楽を楽しむ環境を作っていらしたように思う。きちんとしたお母様だった。ズボラな私としても見習うところが多くあった方だった。
今顔が見えないスマホでのメールだけでのやり取り(スマホのビデオ通話もあるがちょっと違う気がする)状況にもよるがアナログな私としては、大切に思うのは親御さんの「音楽に対する理解」と普段から顔を合わせて意思疎通ができているほうがお稽古事は長く続くような気がする。今はやることが多すぎて人との関わりも希薄になり、子育てもなかなか難しい世の中になってきたとつくづく感じる。