旅のお話3
5月28日 晴れ 25°
今日は地下鉄でハイリゲンシュタットまで行き、そこからバスでクロスターノイブルク修道院へ。帰りはハイリゲンシュタット近くのアルムブルスターガッセのバス停で降り、ベートーヴェンの最後の家や散歩道まで足を伸ばす。余力があれば田園を作曲した家を見学。夜はムジークフェラインでトーンキュンストラーオーケストラのコンサートを聴く予定。今日は歩くぞ〜!Mさん大丈夫かしら?
内部は贅沢な装飾があちこちに見られる。
ブルックナーもこの教会のオルガンの音色が気に入っていたらしいけれど
まだ一度も聴いたこと事がない。
聖水盤
美しい柱の装飾
見学できないが、地下には16、7世紀の貴重な楽譜も収めてあるらしい。
夏にはこの広場で野外コンサートも開かれるそうだ。
ここはウィーンでも有数のワインの産地、この修道院で造られた
赤ワイン(ミニサイズ)を子供達に2本購入。
いよいよ、ベートーヴェン最後の家に向かう。
正面突き当たりの階段を上がった小部屋にベートーヴェンが住んでいた。
シンフォニー1番を作曲した20代後半には少しづつ聴こえなくなって来ていたことを考えると
シンフォニーだけでも9番まで作曲したなんて本当に驚き!
拡声器の付けられたピアノ
散歩道の入り口付近にある表示。
最後の家からさらに歩くとベートーヴェンガングと言われる散歩道の入り口が見える。
横道に入るとコンクリートで舗装されたされた殺風景な小道を上流に進む。しばらく登っていくとベートーヴェンの銅像がある広場に出るが、そこまでは結構歩かなければならず、ベートヴェンの頃を懐かしむには味気ないちょろちょろの水路を眺めながら歩くのもどうかと、
歩調が遅くなって来た人もいて?途中で引き返すことに。
帰り道のプファール広場にもベートーヴェンの住んだ家がある。
今はホイリゲになっていて夕方4時にならないと入れない。
このホイリゲのキノコのリゾットがとても美味しいのだけれど、
時間も少し早いし、おむすびも持参しているので
大きい通りを渡ったハイリゲンシュタット公園のベンチに座って
おむすびを食べることにした。
公園の木立の茂みの曲がり角にシルクハットを持ったベートーヴェンの銅像があるが、
疲れてしまったので今回は諦めることにした。
公園の角にはミケッレさんと同じ名前の聖ミカエル教会が見える。
この角から通りの先に田園シンフォニーを作曲した家もあるが、
その家が見えたところで引き返すことにした。
私も疲れたが、もうお一方は相当のお疲れモード。
夜はコンサートがあるので夕方行きつけの?フラウエンフーバーで早めの食事をとる。
グラーシュだったか、何を食べたか覚えていない。
コンサート会場
ムジークフェライン
この会場は何度も来ているが、今回はギリギリまでプログラム表示がなかった。そんなことあるのかと思ったが、オーケストラがトーンキュンストラーだから何か現代曲の初演でもするのだろうと思っていた。ところが、チター、ピアノ、弦楽器の8人の民族音楽集団とオケとの共演。まるで映画 「第三の男」のテーマ曲か映画「昼下がりの情事」でヘップバーンとゲイリー・クーパーが逢引きする場面の度に出てくるコミカルなチターとヴァイオリンカルテットの演奏とそっくり!
1時間半の演奏は全部同じ調整でしかも終わり方がほぼ一緒なので
一曲にしか聴いていない感覚、しまいには可笑しくて吹き出してしまいそうになった。
でも、会場はほぼ満席で聴きに来ていた人たちは惜しみなく暖かい拍手を送っていた。
こんなこともあるのですね。ムジークフェラインでもクラシック以外のコンサートがあるんだと初めて知ったのでした!
毎日がハプニング!今日もお疲れ様でした〜刺激的な旅はまだまだ続く、、、