昨日友人たちとの食事会で作った鳥のクリーム煮がまだ少しあったので、
今日のお昼は昨日のピクルスも入れ、
ドミグラソースとトマトソースを足して食べました。
グリンピーススープも野菜サラダもちょうど一人分あって無駄なくいただきました〜。
稲葉賀恵さんのこと
いつの頃からか着物のページも飾るようになり、浦野理一さんの着物をよく着ていらしたのを覚えている。洋服も着物も特別ポーズをとるわけでもなく、背筋を伸ばしてキリッとした表情と立ち姿が自然で美しくとても素敵だった。子供ながらに都会的なかっこいい女性だなーと思ったのでした。
数年前のお初釜で私の着物を着てくれたmさん。
稲葉賀恵さんに褒めていただいた着物
着物好きだった母は、この辻が花の着物を
お正月になると私に着せてきっと楽しんでいたのでしょう。
お振袖より中振袖が長く着られるし着やすいからと中振袖に
帯はふくら雀に結んで
バッグはBallyにしては珍しいプチポワン刺繍のバッグ
その頃の私は着物に興味がなく、今になって母と同じことをしている。お文庫に結んで
ちゃんと撮った写真が一枚もなくて残念。
結婚して間もない頃、義母がお正月に池袋の護国寺でお茶会をすることになり、私もお運びのお手伝いで同行した。お茶会当日、宿泊したホテルのロビーを義母と歩いていると、『あら!綺麗なお着物ですね!』と声をかけてくださる方がいた。振り向くと「あの」稲葉賀恵さんだった。ビックリ!声をかけられた私が固まっていると『これからお茶会があって出かけるところです』と義母。私は緊張のあまりお礼の言葉も言いそびれ、固まったまま、、、だって、あのミセスのモデル稲葉賀恵さんだったのだから。その後にこやかに微笑んで通り過ぎていかれた稲葉さん。恥ずかしかったけれど嬉しい出来事だった。
いつだったかデパートなどの決まりきったデザインのいかにも「喪服」が嫌で、稲葉さんのブランド 「ヨシエイナバ」でワンピースを購入。他にジャケットやスカートなど数枚買ったりした。デザインはベーシックでオーソドックスなのだけれど、どこか大人っぽくてその頃の私には着こなす自信はなく、また似合うような体型でもなかったからいつも憧れを持って眺めることが多かった。今手元にはその喪服用に買ったワンピース一枚が残っているだけ。今でも颯爽とした素敵な大人の稲葉さんは私のとって永遠の憧れ。
そのブランドを閉めてしまう稲葉さんも今年85歳になるという。とても残念だけれど、いつまでも「素敵なかっこいい女性」でいてほしいと願っている。なつかしい想い出と共に、、、
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