2022年1月11日火曜日

茜屋珈琲店

 茜屋珈琲店で一息

おととい泊まりがけで f さんちへ遊びに行ってきた。元気な f さんの子供たちとめいっぱい遊んで、翌日の午後、やっと解放されて?帰りの新幹線の時間まで駅前の茜屋珈琲店でコーヒーを飲みながらゆっくりした。

ここは軽井沢の茜屋珈琲店の暖簾分けでお店を出している喫茶店。お店の雰囲気も軽井沢のお店とよく似ていて居心地の良い大好きな空間。このお店は今から30数年前にヤマハのピアノコンクールがあって、その審査の間の演奏を依頼されてカルテットで訪れた時に入った喫茶店だった。だから少なくとも30年は経つ。そう言えば、先日 FM 軽井沢で軽井沢の茜屋珈琲店の店主の方が軽井沢店はもっと古くて50年になると話していらした。今、こういう居心地の良い落ち着いた喫茶店が少ないのがとても残念。

帰宅して夜、こちらもちょうど50周年のベルリンフィル12人のチェリストたちのライブコンサートを聴いて過ごした。

日本では夜8時から、現地時間はお昼の12時からのコンサート
高級で芳醇な香りのするウィスキーを飲んでいるような(飲めないが)
演奏といったら良いか、贅沢なひとときだった。かっこよすぎ、、、

会場には退団したメンバーの姿も映し出されていた。

コンサートが終わり鳴り止まない拍手にアンコールで答えるメンバー
一人一人がソリストの集団だからこそ表現の幅が広く、クラシックはもちろん、タンゴやジャズ、映画音楽など何を演奏しても素晴らしくて鳥肌がたった。

気がついたことは何度も演奏した曲をほぼ原曲通りのテンポで弾いていることだ。よくありがちな、演歌歌手が手垢のついたような早いテンポで歌うというようなことはしない。(演歌歌手が悪いと言っているわけではない)聴く方にとっては記憶に残っている原曲通りのテンポで聴きたいと思うのに、曲をいじりすぎて原曲から離れた歌い回しになるのがいつも気になる。演歌と比較するのもどうかと思うけれど、、でもこの演奏者たちは違う。正統的に演奏するところが流石でサマになっている。
一気に疲れが吹っ飛びました〜!そして本当に素敵な時間だった。ブラボー!

0 件のコメント: