2015年10月13日火曜日

旅のお話5

6日目
6時半起床、晴れ 最高気温18℃

一度は行ってみたいと思っていたモーツァルトやベートーヴェンゆかりの温泉保養地 バーデンへ。8時にホテルを出て地下鉄でオペラ座まで行き、オペラ座前からバーデン線に乗る。

オペラ座駅構内に貼られたウィーンコンツェントゥスムジクスのポスター
10月のちょうど今頃、アーノンクール指揮でベートーヴェンの7番と8番がある。
アーノンクールが現役でいるうちに一度は聴きたいと
思っているのだけれど、今回も予定が合わなくて残念!


バーデンまで約1時間

 バーデン駅のすぐに脇の道を入ると当時の建物がそのまま残っている。

バーデン市庁舎前の広場

市庁舎のバルコニー
どこへ行っても窓辺に花が飾られていてキレイ。

モーツァルトが住んでいた家
ここであの名曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が作曲された。

市立公園の真ん中にはワルツで有名なシュトラウスの父と
ランナーの銅像がある。

公園の丘に登ってガゼボから望むバーデンの街


ガセボから、下にいるミケッレさんに「オーィ!」

公園内のユニークな噴水 ←クリック


 公園のすぐそばにあるこの教会でモーツァルトの
名曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が初演された。

教会は当時のままなので、この聖堂にあの美しいメロディーが響いたと思うと
その時の感激が今も残っているような気がしてくる。
思わず涙がこみ上げてきた。

「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が初演されたというプレート

美しいステンドグラスや祭壇席

教会を出た近くの通りにモーツァルトと
妻のコンスタンツェの住んだ家も残っていた。


ベートヴェン博物館
ここで第9の大部分を作曲したと言われている。

メルツェルの発明したメトロノームが展示してあった。
初めてメトロノームを愛用したのが
新しもの好きのベートーヴェンだった。
ゼンマイ式であること以外は
今とほとんど変わらないことにびっくり!結構感激!

ベートーヴェンの病気の数々が記された図
いろんな病気持ちだったことにまたびっくり!

ベートーヴェンの髪の毛やデスマスクなどの展示品
晩年のころの髪だったのか黒くなくて薄茶色だった。

市庁舎前の広場でシュトルム解禁!
美味しくて何杯でもいけそう〜!
でもこの後ウィーンに戻って、遅いお昼ご飯にするので飲み過ぎ注意〜!

ウィーンに戻って、滞在中に必ず一度は訪れる「フラウエンフーバー」で食事
ここはモーツァルトもベートーヴェンもコンサートをした音楽ホール付きレストラン。
この2階にホールがあった。

レトロで居心地のいい1階のレストラン

またまたワインでカンパ〜イ!ランチメニューは単品メニューよりも量が少なめで
日本人の私たちにはちょうどいいの量だった。ランチおすすめ!

食後、ミケッレさんはホテルに戻ってゆっくりするというので、私はオークションハウスドロテウムで絵画や陶器、家具、宝飾品などゆっくりのんびり見て回る。もちろん見るだけ〜。
楽しく贅沢な時間はあっという間に過ぎ、気がつけば夕方。寒くなってきたし、シュテファンの裏にある紅茶のお店に入ってアールグレイやフルーツティーの茶葉を購入。

シュテファンの裏にあるクルツィフィクス礼拝堂。
この教会に付随しているかのような小さな礼拝堂で簡素に
モーツァルトのお葬式が行なわれ、誰にも見送られることなく葬られた。
そう考えると可哀相で胸が締め付けられる。ハーッ、タメイキ、、、。

モーツァルトの最期を考えていたら少し寂しくなってきたから、そろそろホテルに戻りましょう。ホテルにいるミケッレさんから、なんか食べ物買ってきて夕飯は部屋で済ませましょうというので、ホテル近くのコンビニでサンドウィッチとサラダ、もちろんビールも買ってホテルに戻った。

軽くて飲みやすい " Gosser "
ワインの産地バーデンでシュトルム、フラウエンフーバーでは赤ワインを
そしてホテルの部屋でゲッサービールを。
こんなに毎食アルコールを頂くなんて日本にいたら意外にできないことで、
これも旅の醍醐味というのでしょうか?

今日も実り多き一日でした。10時就寝。














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