パンを入れると自動的に沈み、好みのセット通りに焼き上がるとスーッと自然にあがってくる。短時間で焼き上がるので表面はカリカリ、中はフワフワで美味しく焼ける。
ぽってりしたこのかたちに一目惚れ
今からちょうど25年前、シカゴの郊外にあるホームセンターの家電製品売り場で見て、そのシンプルでおしゃれな形に一目惚れしてしまった。日本製にはない丸みをおびたスティール製のポップな感じがいかにもアメリカっぽくて、これで朝パンを焼いたら楽しいだろうなと思った。この「クラシック」という名前のついたトースターは1940年にアメリカでヒット商品となり、その後ロングセラーの人気商品として売られていた。あとで分かったことだけれど、サンビーム社は1897年にシカゴで設立された会社だった。そのシカゴで求めて持って帰れたのがまた嬉しい。一時期、ウィリアムズソノマだったかのカタログで見た覚えがあるけれど、1997年に倒産とともに製造中止になってしまい、とても残念だ。
あちこち錆びたり剥げたりの25年もの
今はまだ「はかり」と「コーヒーミル」に挟まれて何とか現役を保って頑張っている
たとえ使えなくなったとしてもディスプレイとして飾っておこうかしら
シンプルな造りなのでもしかしたらちょっとしたことかも知れないから、分解掃除をしてみると言ってくれているメカ好きのミケッレさんに少し期待しているのだけど、、、。今はもう手に入らないので、中古品を探すかオークション等で探すかしか見つけることはできないと思うと今のをできるだけ長〜く大事に使っていこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿