たぶん家の中で一番古い、このバケツ。
高校が越境入学だったので家から離れて下宿生活するため、
必要最小限の生活必需品を揃えた中に、このピンクのバケツがあった。
だいぶくたびれているけれど
わたしにとってはいろいろな思い入れのあるバケツ
40数年前(年齢が分かってしまう!)母が選んで買ってくれたものだった。
その頃のプラスティック製品は今と違ってけっこう高かったと記憶している。
もとは白かった取っ手も黄ばんで、汚れもしみ込み、綺麗ではないが、
丸みを帯びた四角い形、温かみのあるベビーピンク、ほどよい大きさ、なーんか好き !
その頃はタオルや靴下のような細かいものを洗うのに使ったり、
結婚してからは子供達の ”布おしめ” 浸しておいたり、
子供達がおままごとで絵の具を溶かして色水を作って遊んだり、
最近ではバラのアーチを固定するためコンクリートを溶かすのに使ったり
ずいぶんと乱暴に使ったりしたけれど、
昔のプラスティックってとても丈夫に出来ていて、
汚くなっただけで殆ど傷もなく何ともない。
こんなに長く使っていると愛着もあるし、
これから先も壊れない限りはずーっと、ずーっと使い続けていくでしょう。
今の家に来てから22年
家事室の洗濯機の隣がバケツの居場所
0 件のコメント:
コメントを投稿