3日目 5月26日 (金) 快晴 25℃
オペラ座前で降り、ここから徒歩でカールス教会へ
交通手段としてキックボードに乗る人を結構見かける。
気持ちよさそう!
公園を抜けた広場にカールス教会がある。
この時期アスパラの美味しい季節。せっかくなのでアスパラのリゾットを注文。美味しい!
至る所に歴史を感じさせる装飾性のある建物が林立していて歩いているだけで楽しい。
前日聴いたコンサート会場、ムジークフェラインの前を横切り、、、と
通りの向こう側に渡ると公園の中に
昨日コンサートで聴いたブラームスさんの銅像があり、
公園を抜けた広場にカールス教会がある。
ペストの流行を止めるため神に祈って建てられたと言われるカールス教会。
ところが、この時期は教会のイベント週間のため、カールス教会では
毎日ヴィヴァルディの四季のみの演奏でレクイエムの演奏はないと言われ、
急遽、アンナ教会でのカルテットのコンサートに変更。
美術史美術館
以前はチケット売り場の窓口があったが、今は券売機のみになっていた。ここでもコロナの影響で人員削減?65歳以上の割引チケットがあって歳をとるのも悪くはないね。この日の午前中は美術館でゆっくり過ごすことにする。
フェルメールやアルチンボルトなど好きな画の前でソファに座り
じっくり時間をかけて名画の鑑賞。こんなにゆっくりできるのも一人旅ならでは、、
世界で最も美しいと言われる美術館の中央にあるカフェで休憩。
炭酸入りマンゴージュースは爽やかで美味しかった!
『美味しいでしょう!』と念押しで聞いてくるウェイターさん😊
ウィーン大学
中庭の回廊
大好きな中庭でベンチに腰掛け、またまたゆっくり〜
中庭のコーナーにあるカフェではお昼から先生と思しき人や学生さんがビールを片手に談笑している。日本ではちょっと考えられない光景だ。風そよぐ大きな木の下でのんびりくつろぐ人々の様子を見ていると心のゆとりのようなものを感じる。
ウィーン大学を後に、のどかな葡萄畑のあるハイリゲンシュタットに向かいます。
大学のすぐそばのショッテントーア駅は地下鉄と上にはトラムの多くの路線が通っている便利な駅。ここから37番ホーエヴァルテ行きのトラムに乗りハイリゲンシュタットへ。
終点ホーエヴァルテで降り、目の前の公園を下ると早速ベートーヴェンに出会える。
公園を下った角には聖ミカエル教会があり、ここはミケッレさんと同じ洗礼名の教会。以前ミケッレさんと一緒に入ったことがきっかけで、訪れた時には必ず立ち寄って簡単なお祈りをするのが常になってしまいました。ここから道路を隔てた向かい側の通りを行くと遺書の家のある道へ出る。
13世紀に建てられた聖ヤコブ教会
プファールハウスの隣にある想い出の小さな教会
お互いに別行動した後、ここがミケッレさんとの待ち合わせの場所だった。
近くにあるベートーヴェンの遺書の家
入口
入り口を入ると手前の展示室と奥の2つの階段を上がったところにも展示室がある。
裏庭
初めて訪れた20年ほど前は古びた井戸があるだけだった。
今はきれいすぎて、、、壁にベートーヴェンの絵が描かれているのには閉口。
観光化されて当時を想像するには少し寂しさを感じる。
ベートーヴェンの散歩道に行きましょう。
通りの向こう丘の上には葡萄畑が広がっている
さらに進むとべートーヴェンガング(小径)の表示
川沿いを上流に歩いていくとベートーヴェンの胸像がある。
この小川で「田園」の2楽章のモチーフを作ったと言われるが、
川の水はちょろちょろ、道もアスファルトになっていて
初めて訪れる人は少し期待はずれかも、、、
でも毎回ここを訪れたくなるのは、小川があって、鳥のさえずりが聞こえて、葡萄畑が広がって、近くには沢山のホイリゲがあって、のんびり散歩するにはぴったりなところだから。
この日は葡萄畑まで行きたかったけれど疲れたので、ホイリゲ、プファールハウスまで戻ります。ホイリゲ、マイヤー・アム・プファールハウス
引越し魔のベートーヴェンはこの辺りだけでも3〜4か所は引っ越をしている。ここプファールハウスにも少しの間住み、第9を作曲していた。今はホイリゲになっていて今日はここで夕食を摂る事にしました。
以前はメニュー表の他にビュッフェカウンターで肉や野菜の料理を選び、その場で会計をして自分で運び、ワインや他の飲み物は席で注文していたが、今回、ビュッフェカウンターはなくなっていてメニュー表のみだった。これもコロナの影響?
もちろん白ワインもね!軽くて飲みやすいので飲めちゃいました。ごちそうさま〜 今日はたくさん歩いて疲れたので、早めに寝る事にします。
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