4日目 5月27日(土)晴れ 27℃
蚤の市の開かれる最寄駅
地下鉄:ケッテンブリュッケンガッセ駅
(上の写真はwebから)
駅を出ると建築家オットーワーグナーのデザインした
花模様のタイルのアパートメント、マジョリカハウスが目に飛び込んでくる。
蚤の市と繋がっているナッシュマルクト(マーケット)へ行くとアメ横みたいに
美味しいものがいっぱい!疲れたらマーケットのカフェでゆっくりするのもいい。
ここをぶらぶらするだけで楽しい!
今回手に入れたアウガルテンのプレートやリモージュ焼きのソープディッシュ
ちょっとお高いから諦めて帰ろうとしたら、『いいよ、あなたのいい値で売ってあげる』と、、、そんなやりとりも楽しい。少し大ぶりの古いデザインの楕円のプレートはいろんな場面で使えそうでとても気に入っている。
市内に戻ってきました。
1822〜1823にかけてフランツ・シューベルトはこの家に住み、未完成交響曲を作曲した。今は酒場になっていて、日中は閉まっている。入ってみたいと思ったけれど、さすがに夜に女性一人で入る勇気はないので諦めました〜。
シューベルト連盟の捧げたものであると記してある。
その後、通りに出て奥の正面隣のユリウスマインルに立ち寄り、ユリウスマインルオリジナルの紅茶とモーニングコーヒー、アスパラにかけるオランデーズソースなど買い求めました。
ホーフブルク宮殿入口の噴水
この奥は何があるかしら?
思わず入ってみたくなる小路
街の花屋さん
朝が早かったので一度ホテルに戻り体を休める事にしました。コンサートの時間までホテルでゆっくり。フィアカーと呼ばれる観光馬車がたくさん通ります。
アンナ教会の天井に描かれたフレスコ画
入り口は小さく、中に入ると外からの明かりが優しく差し込む小さな教会。
この美しいバロックのフレスコ画は一見の価値あり。
コンサート前に中では御ミサの最中。そっと後ろの席に座って参加させていただきました。当たり前だけれど、聖歌が同じでホッとする。
パイプオルガンの音色の美しいこと。
昔からウィーンの人々はこの素晴らしいオルガンの音を聴きながら歌っていた、と思うと同時に和声の文化が根付いていると実感する。単旋律の君が代が悪いわけではないが、民族の違いを感じたのでした。
美しい天井画
モーツァルト:不協和音 K465
シューベルト:死と乙女 D810
演奏:セリオーソカルテット
この小さな教会は主にバロックや古典派の音楽が多く演奏され、オーケストラや室内楽に所属している人たちが演奏している。
よくわからないまま弾いていたように思う。
このカルテットの演奏を聴いて感じることは、音楽が体から滲み出るというか、ごく自然に音楽を作り上げていっているという感じ。4人音色が揃っていて心地よく響き一つの楽器になって聴こえてきた。本来はモーツァルトの生きた時代はこういう小さな教会やお城の一室で演奏するのが普通だったでしょうね。この教会の音響も素晴らしかったし、その時代にタイムスリップしたかのように聴けてとても楽しい時間を過ごすことができました。モーツァルトの2楽章は涙が溢れそうになったし、シューベルトのテンポの速さにはびっくり〜。
今日も実り多き1日となりました。ゆっくりお風呂に入って寝ます。11時就寝。
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