「ウィンナーローズ」
数年前にウィーンのナッシュマルクトの蚤の市で見つけたアウガルテンの一輪挿し
マリアテレジアの時代から造られていた皇室御用達のウィーン窯(今のアウガルテン窯)。一時ウィーン窯が閉鎖され、その後皇帝フランツ・ヨーゼフによってヘレンド窯を後継にし、「ウィーンのバラ」としてハプスブルグ家で使われていたそうだ。ヘレンド窯の「ウィーンのバラ」とアウガルテン窯の「ウィンナーローズ」が似ているのはデザインの出所が同じだということだった。
日本では「ウィーンのバラ」の方が知名度が高いけれど、全体に丸みを帯びたフォルムやくるっと丸く描かれたバラ、ハート型の葉の形が好まれているのかな?どちらかといえば「ウィンナーローズ」のほうが好みだけれど、一番の違いはアウガルテンのミルクのようななめらかな地肌とツヤの良さだと思う。カップ&ソーサーは持ってはいないけれど、ヘレンドよりも小ぶりなのがいい。今回もナッシュマルクトの蚤の市には行くつもりなので、アウガルテンの掘り出し物がないか探してみよう。
アウガルテン窯のウィンナーローズ
ヘレンド窯のウィーンのバラ
webからお借りしました。
水を飲もうとしたトムくんに壊されてしまった「ウィンナーローズ」の一輪差し
ちゃんとお水を用意しているのに前の猫ちゃんもなぜか花瓶から
水を飲むのが好きだった。新鮮に感じるのかしら?
水を飲むのが好きだった。新鮮に感じるのかしら?
姪のシロちゃんの面倒を見るトムおじさん
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