2015年7月17日金曜日

心地よい疲れ

チャイコフスキーの「フィレンツェ」に決まってから、いつものように練習をし、地元のメンバーとの定期的な合わせをしていた。モーツァルトの「アイネク、、」はなんども弾いているので、ボーイングを変えた箇所をおさらいして、何度か通し練習するだけの準備で良かったけれど、フィレンツェはやればやるほど曲の難しさが見えてきて、いよいよコンサートが近づいてきたら今まで感じたことのないような焦りがでてきた。

フィレンツェのリハーサル

とりあえず庭仕事はお休み、家事も m さんにほとんど任せ、練習に集中出来るようになるべく予定入れないで、気持ちに余裕をもてるような時間を作った。

自分の子供と同世代の人たちとのただ一度の練習も始めのうちは、こちらの気持ちが勝っていたのに、彼等の対応能力やパワーに圧倒されっぱなし。そのうちまぁ年齢が年齢だからね、それなりについて行ければいいかなと消極的な気持ちになったりもした。このころは夜の寝つきも悪くて、夜中に何度も目が覚めたり、チェロの試験曲が試験当日になっても弾けていない夢を見たり、朝は5時前には目が覚めてしまって、寝不足の日が続いた。


フィレンツェの難しさは技術的なことだけではなく、畳み掛けるような怒涛のテンポ感と展開の早さ、それについていけるだけの体力と集中力が必要になってくる。チャイコフスキーの室内楽曲の集大成とも言えるこの曲の凄さを感じた。


たくさんのきれいなお花やお菓子を頂いた。


終わってみると自分では出来る限りのことやったという自信のようなものはあったし、指揮者やこのメンバーとの関わりで得るものも多くあった。そして、その中に入れてもらって演奏できたことの幸せを感じ、充実した いい時間を過ごせたと思っている。




ベッドサイドのテーブルにも、、、
ありがとう!
m さんもお手伝いありがとうね!

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