2025年12月10日水曜日

モザイクカルテット


ジムの後、友人と待ち合わせたお蕎麦屋さんの入っているビル前の角に
ほそーい鏡を見つけておもわずパチリ!
 
その後、自宅で友人と一緒に旅の計画を立てる。
まだ先の事だけれど、旅先でのコンサートも楽しみのひとつだ。今日見つけたのは、アーノンクールが立ち上げた古楽器オーケストラ「ウィーン・コンツェルト・ムジクス」のメンバーで古楽器による弦楽四重奏団としては世界最高峰とも言われる知る人ぞ知る、モザイクカルテットのコンサート。初めて聴いたのはもう20年以上も前、コンツェルト・ムジクス演奏でバッハのブランデンブルク協奏曲1、3、6番をテレビで聴いた事だった。その後、トッパンホールでの来日公演では、緻密で溌剌とした演奏に感激したのだった。演奏終了後、ドキドキしながらサインをもらいに楽屋を訪ねた。その時のサインは今でも大切に寝室の棚に飾ってある。最近、華やかで目のやりどころに困るような演奏家も出てきて、見せる要素のあるコンサートもある中、地味にさえ見えてしまう彼らの演奏スタイルは昔から一貫して変わらず、純粋に音楽に向き合うその姿勢が大好きだ。楽屋を訪ねたのも私だけだったことを思うと商業主義に乗らない彼らの音楽に対する考え方がわかった気がする。ということでこのコンサートは聴かないわけにはいかない。

2002年、秋トッパンホールで行われた
モザイクカルテットのコンサートでもらった4人のサイン




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