目が覚めてしまったので起きてベランダに出ると、日が登る前の岩山にモヤがかかって
幻想的な風景が見えた。(スマホでは限度があって上手く撮れない)階下に降りて、食いしん坊のトムくんに朝ご飯をやり、私はコーヒーを淹れてブラームスを聴く。ベランダから見た幻想的な風景を思い浮かべながら、、、、ベートーヴェンのシンフォニー10番とも言われるブラームスのシンフォニー1番をラトル指揮、ベルリンフィルで聴いた。ベートーヴェンのようなシンフォニーを作りたかったブラームスが21年もかかったわけが聞くほどにわかる気がする。出だしの緊張感あるティンパニーに始まり、終楽章では尊敬するベートーベンの第九のテーマを少し変えた旋律が出てくるが、コントラバスの心地よいテンポに乗るように他の弦がユニゾンで歌う。こういうユニゾンが出てくると一人一人のテクニックに裏打ちされたベルリンフィルの凄さがわかる。一つの楽器のように無駄なくまとまって聴こえるのは本当に素晴らしい。歌いすぎず、かと言って重厚さや威厳もあって心に響いてくる。こういう名曲は皆一応楽譜は見ているけれど暗譜しているのでしょうね。フルートのパユなんて指揮者のようにあちこち見渡しながら余裕で吹いている。最後まで活躍するティンパニーのかっこいいこと!生まれ変わったら次はパーカッションしてみたいな〜。
聴き終えて、ブログを書いているうちにすっかり夜が明けしまいました〜 お天気はパッとしないけれど、コーヒーも美味しかったし、今日はいい一日になりそう。
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