2015年3月19日木曜日

薄茶茶碗



吉野桜の描かれた大好きな九谷焼のお茶碗に今年もまた会えた。
このお茶碗でいただく時、思わずじっと見入ってしまうほど
この景色を眺めているのが好き!暖かな春を感じるお茶碗。

一部分をわざとへこませているところなんか面白い。
何度か使っていて気がついたけれど茶巾で拭くときにはちょっとコツがあって、
へこんだ部分にさしかかった時ほんの少し拭くスピードを落とすと
案外スムースに所作も綺麗み見える。
そしてこのお茶碗の薄さがとても口当たり良くて、お茶も美味しくいただける。

春は梅、秋は菊の蓋に変えて2通りに使える春秋平棗。
この螺鈿が光の加減で器の表情を変える。

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