2013年3月5日火曜日

シャンソン

近くの河原ではネコヤナギが芽を出していた。
雪も溶けて下草も見え始め、遠くの山々も霧でかすんで見える。 
ー 春霞 ー
ようやく冬が終わって春になり始めている。


季節が変わると人生をテーマにしたシャンソンが聴きたくなる。


ずいぶん前から好きで聴いている曲に、イヴ・デュティユがエンゾエンゾとデュエットで歌っている” モンソー公園で ”という曲がある。

81’ にデュティユが作詞、作曲した
” モンソー公園で ” は彼の少年時代の青春のときめきを表わした曲のようだ。

モネの描いた”モンソー公園”
(写真はwebからお借りしました)

デュティユの甘く優しい声と魅力的なメロディー、モンソー公園での思春期の出来事を歌ったおしゃれな曲だ。


次に好きなのがなんと言っても
シャルル・アズナブールの” 帰りこぬ青春 ” (when I was young)
 でも、アズナブール80才の記念コンサートでリヌ・ルノーが
アドリブで歌っているバージョンもとても素敵! 歌も見事!

そして、もう一曲は” 悲しみのベニス ”Que c'est triste Venise )これはイタリア語ではなく、絶対フランス語のほうがしっくりくる。
アズナブールの solo は涙が出そうになる。そしてパトリシア・カースの洗練された大人の色気とハスキーな声とのデュオもこれはこれでまたいい!アズナブールが子供のように可愛らしくみえてしまうのがなんとも微笑ましい。(この曲を聴くたびに、いつか”ベニス”に行ってみたいと言っていた母を思い出す。)

女性から見ても魅力的なパトリシア・カース。ミケッレさんも『うん、いいねー!』ですって。こういう素敵な人は男女を問わず、惹かれるものなんですね。

今日はmさんの担当でメインの料理が
”りんごの豚肉巻き〜”

いつか、こういう大人のコンサートに出掛けてみたいと思うのだけど
日本じゃ無理かもね。


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