2013年2月26日火曜日

春の色

家の中の春色、黄色を集めてみた。

山吹色のプリムラ

 お稽古の花材、スイトピー

黄色ダブルのクリスマスローズ

北欧の雑貨を扱っているお店で見つけた
黄色い鉢

大好きなミモザ

元気をもらう色、黄色。
もうすぐ3月、弥生、そしていろんなことを祝う月でもある。
誰かさんのbirthdayも来るしね。
さてさて、春を待ちましょうか。

カーテンの下から誰かのぞいてるゾ!

2013年2月25日月曜日

手紙

毎日寒くて、雪かきや必要な用事がない限りは、
外に出ないようにしている。
そのせいか、身体がなまってアチコチ痛い!
気分もマイナーモード。

そんな中、同名の友人二人からの嬉しい便り!北に住む友人は
いつも『ふふっ!』と思わず笑みがこぼれるような
ユーモアのある素敵な手紙をくれる。
もうひとりは目の前にいて、その人のおしゃべりを聞いているような
気取りのない楽しい手紙。

メールも悪くはないけれど、手紙ってその人の字に個性や
人柄が表れていて温かい気持ちになる。

昔、すてきな目上の方から頂いた手紙。
『ありがとう。いつでもお出掛けください。お待ちしていますよ。』
の二行足らずの短い手紙だったけれど、
絵のような墨字で書かれた字体が印象的な、
今でも忘れられない心に残る嬉しい手紙(はがき)だった。

そういえば、実家のお仏壇の引き出しになぜか
祖父の兄弟が、たぶん婚約者に当てた手紙だったと思うが、
ラブレターが入っていた事を思い出した。

明治の人だったので、筆字の
しかも小さい小さい字で
ハガキにびっしりと思いを綴った手紙。
よくまぁ筆でこんなに小さな字を、
達筆な字を書けるものだと感心したのだった。 

母とおもしろがって読んだ事を思い出した。

 
教会のオルガンも少しづつ
慣れてきた mさん 

2013年2月18日月曜日

冬は美味しい! Ⅱ


別の料理に使うつもりで買っておいたオレンジをジャムに変更。4個のオレンジで結構、沢山できた!

オレンジマーマレード
これでしばらく買わずに済む

もう一品という時のために、ついでにピクルスも作り〜
きょう、二日目のカレーにも添えましょう。
明日お会いする k さんにもおすそ分けしようかしら。
ん?味は大丈夫って?、、、たぶんネ。
あまりお話しした事なかったけれど
いつもやさしく穏やかだった i さん
〜 祈り 〜

2013年2月14日木曜日

冬は美味しい!

 冬の間、よく作るのがリンゴのコンポート。

朝に夕によく食べる
病気知らずと言われるりんご

紅玉やジョナゴールドなど酸味のあるリンゴが手に入ったら、まとめ買いしておいて、一度に7、8個は煮てしまう。剥いた皮ごと一緒に煮るときれいなピンク色になるので見た目もきれいに。

そのまま頂くのもいいし、ヨーグルトやプラムを添えたり、コンポートをミキサーでピューレー状にして生クリームを混ぜたり、いろいろ楽しめるので、美味しいこの時期はいつも冷蔵庫に入っている。

今日のお稽古

七宝を使って活けるのは
茎が固定しにくくて難しい!
アマリリスとアイリス 紛らわしい名前!

”ささみとパプリカのからしマヨネーズ和え”
さぁ、ワイン or ビール? 
きれいなバラ、thank you !

2013年2月13日水曜日

ヴァンハル

ボヘミアの農民の家に生まれたヨハン・バプティスト・ヴァンハル(ウィーンの古典派)という作曲家がいたという事を今まで知らなかった。

ヴァンハルさん(1739〜1813)
坂上二郎さんに似てるって?

昨日、初めてヴァンハルのシンフォニーを聴きこんなに素晴らしい作曲家がいたなんて驚きだった!モーツァルトやハイドン、ベートーヴェンの生きていた頃と重なっているのだ。だから、モーツァルトやハイドンとも交流があったそう。

なんでもハイドンとディッタースドルフがヴァイオリン、モーツァルトがヴィオラ、ヴァンハルのチェロで弦楽四重奏をしたらしい。メンバーもすごいけれど皆、作曲家でありながらピアノはもちろんとしても、弦楽器が楽しめるくらい出来るなんて、昔の人はすごい!

話を戻してヴァンハルさんは少なくても100のカルテット、73のシンフォニー、他にコンチェルトやオペラ等多岐にわたって作曲した職業作曲家だったらしい。

連休に f さんのところへ
峠を超えてまた超えて

C・P・Eバッハのような響き、ハイドンのような清潔感、でもハイドンよりもっと軽く、かといってモーツァルトのような茶目っ気や風が通り抜けるような音楽でもない。品のいい、しかも魅力的な音のつながり、優雅でずっと聴いていても飽きなくて楽しい。

どこまでも続く雪道
ミケッレさんになるべく話しかけないように
お口にチャック!

どうだ!というところがなくて、きっと性格の良い人だったのではないかしら。これから聴く楽しみが増えた。

まだまだ遠い。
予定時間には着かないかもね。
でも安全運転第一でね。

ブログをはじめて約半年。愛猫が亡くなった事がきっかけで書き始め、私にとってはすこしずつコンピュータの前に座るのが”ここち良い時間”となっている。

気の向くまま、自由に、わがままに、コンピュータのそばを通った時にちょっと書いたり、書き直したり、付け加えたりとほんのちょっとの時間というのが苦にならなくていい。その”ちょっと”というのが疲れないでいい!

 次の日のお昼はな〜んにも作りたくない。
冷凍食品を炒めるだけ〜、お湯を注ぐだけ〜の
手抜きご飯。でした!

始めてみて良かったと思うのは記録になること、気分転換できること、リセットできること、そしてすこしだけ頭の体操になることなど(ボケ防止という言葉は使いたくない)。明日はどんな一日になるか、
どうやって楽しく過ごそうかなー!

2013年2月9日土曜日

いいのが見つかった。

しばらくぶりに車で1時間ほどの小さな街へ美味しいお蕎麦を食べに。
お昼には少し早い時間に着いたので空いていた。
カウンター席に座ってミッケレさんは天ざる、私は上天ぷら蕎麦。

前ほどの感激はなかったが、
まぁ普通に美味しいわねっていうところかしら。
甲殻類が好きな私はエビが大きくて食べ応えがあって嬉しかった!

お腹いっぱいになったところで街の雑貨屋さんに寄って見つけた!
ポリウレタン樹脂を塗った滑り止め加工したトレイ。

普段使いに心置きなく使えそう

普段100円ショップで買ったツルツルしたトレイを使っていて、
何度も食器を落としかけたことがあったので、
これはいいもの見つけた!
お値段もほどほどに可愛いかった。

 どれも美味しそう!

帰りにこの街の美味しいケーキ屋さんタ○カに寄って
季節限定の言葉に惹かれてイチジクのタルト、木苺のタルト、
など6個も買ってしまった。

 私は、ガナッシュの中に
洋酒に漬け込んだチェリーが入った大人のケーキ


灰色の空、寒くて長い北国の冬
家の中を少しでも明るく楽しく
お手洗いの窓辺に並べてみた木で出来た家のブロック

廊下の壁にシナモンやハーブのいい香りを

久しぶりのドライブはいい気分転換になった。

2013年2月8日金曜日

冬の風景


午前中、雪降り。午後は降ったり止んだり。とにかく寒い一日。

庭の木々もわたぼうし


鳥のえさ箱にもわたぼうし

近くの川には白鳥の群れ

そして2度3度の雪かき、こんな日は用事がない限りなるべく
外に出ないに限る。今日は箱根の入浴剤で温泉気分を味わって
ゆっくりお湯につかって温まりましょう。



2013年2月4日月曜日

嬉しい!

楽しみにしていたネックレスが出来上がってきた。

以前、ビーズショップで見つけたピンク色の丸い小さなビーズ。
この手持ちのビーズに足してネックレスを作って頂いた。

2本も出来た!
何に合わせようかしら?

作って下さった i さんは手先が器用なだけでなく、色の取り合わせ、形や素材の組み合わせのセンスが素晴らしく、今回もどんな風に作って下さるか楽しみにしていた。
発想が狭くならないよう、お店などで売られているものはあまり見ないようにしているらしい。だから独創的な魅力ある作品が出来るんでしょうね。

よく遊びにくるトムちゃん、この箱気に入ったの?
この何とも言えないいたずらっぽい顔



そして、ご自身が楽しんで作られるという事を聞き、何て素敵な方だと思った。今日、お手製の紫色の帽子をオシャレにかぶっていらした。
                                    
 ありがとうございました。

2013年2月3日日曜日

祖母の味

料理上手だった今は亡き祖母が、冬によく作っていた大根と人参のたらこ和え。
着物を着て、たすきをして台所に立っているか、茶の間でこたつに座って縫い物をしている姿しか浮かばないくらい常に手を動かしている人だった。

料理にかけては味のセンスが抜群で、おばあちゃん子で育ったわたしはいつもそばにいて味見をするのが大好きだった。

大根と人参とたらこ和え
おばあちゃんのが食べたいなー。

『これ、お塩小さじ何杯?』と聞いてもいつも『このくらい』と手ですくってパラパラっと目分量。 なのに美味しい!感覚の優れた人だった。また素材の美味しさを生かすために『実験』といっていろいろ試してみる祖母だっだ。

9人兄弟の末っ子で育ち、学校がすきじゃなかった祖母は、尋常小学校に半分しか通わなかったらしい。だからカタカナしか書かなかった。でも家の中の仕事は、父がよく言っていたけれど『おばあちゃんは ”ただ” 歩かないもんね』って。
 つまり無駄に歩かない、無駄な動きがないという事なのだ。家事の達人だった祖母。

母のお雛さま
運良く桐の箱に入っていたお内裏さまだけが
ねずみにかじられずに無事だった。

昆布巻きでも梅干しでも、にしんのがっくら漬けでも、なんでもなんでも美味しかったけれど、私たち孫のために作ってくれるドーナツが本当に美味しかった!

学校から帰るといい匂いのする台所へ直行。ランドセルを背負ったままでお砂糖をまぶした揚げたてのドーナツを食べさせてくれる。私たちを可愛がってくれた。

祖母の味には到底及ばないが、”これ”を作る時、いつも料理上手だった祖母を思い出すのである。
母も料理はしたが、たまにサンドウィッチなんかお弁当に持たせてくれた時は、卵やハム、きゅうりなどいろとりどりに、見た目もオシャレに作ってくれるのだけれど、いざ食べる時、何段にも重なっているため、どのくらい大きな口を開けたらいいのって言うくらい厚くて食べにくかった。美味しかったけれどね!

2013年2月2日土曜日

懐かしい

納戸の整理をしていたら、段ボール箱に入った絵本が出てきた。
19歳のとき本屋さんでふと目に止まったのが、
滝平二郎:絵の「花さき山」だった。

彼岸花がついた浴衣を着た女の子の切り絵が印象的な表紙だった。いい事をすると心の中の花さき山に花がひとつ咲くというお話。

そして、その時買ったもう一冊がレオ・レオニの「フレデリック」。
仲間の野ねずみたちが冬に備えて木の実やわらなどを蓄えているのにフレデリックだけは何にもしないでただじっとしている。

でも、長い冬、野ねずみたちを救ったのはフレデリックだった。みんなに目をつぶらせて四季の素晴らしさを話する。
話が終わって、顔を赤らめたフレデリックが、恥ずかしそうに『そういうわけさ』というこの表情がとても可愛らしく、また谷川俊太郎の訳も素敵で絵にピッタリ合っていた。

この2冊の切り絵とちぎり絵の絵本に出会ってからわたしは童話や絵本の世界に夢中になっていった。

10年ちかくまえになるか、市内のある広場でときどき開かれる古本市があって、通りがかりで偶然見つけた千葉省三の「虎ちゃん日記」。
大好きな童話だったのにどこにいってしまったのか手元になく、見つけたその時、嬉しくて思わず買ってしまった。今はもう絶版となっているらしく本当に残念。今こそこんな本が必要なんじゃないかしら?

ほのぼのとした虎ちゃん日記の挿絵

もっと多くの人に読み継がれてもいいのにと思うこの本は昭和の初めに出版され、著者の子供の頃を描いたようだった。

虎ちゃんは昭和初期の小学生で、田舎で元気いっぱい子供らしく、悲しんだり喜んだりして過ごすというお話。
なかでも一番好きな場面が、怪我をさせられた友達の方が、虎ちゃんを気遣って書いた手紙文。『はいけい』から始まって、栃木弁で書かれた文の終わりがいちいち『候』文になっているのがなんとも可笑しく、可愛らしいのだ。

ケイトグリィナウェイの「窓の下」
素敵な庭の木陰でアフタヌーンティーをどうぞ!
イギリスの日常を描いた絵本
こういう絵本をみて自然にマナーや習慣を覚えて行くのですね。

こうして久しぶりに忘れていた絵本や童話を読んでみると、
なんだかほっとする。


暴力やいじめが問題になっている今、人間として何か大切なものを忘れている気がする。簡単な事ではないけれど、人を思いやる気持ちや心にゆとりがもてるような世の中になってくれるといいのに、、、。

たまには童話の世界に入るのも新鮮な気持ちになれていいもの!


ケイトグリィナウェイのトランプ
      1才だった f さんがかじってしまった。
かじった切れ端はいったいどこへ、、、?