2012年12月29日土曜日

やっぱりすごい!

あと2日で今年も終わってしまう。年々早く感じるのはやはり年齢のせい?午前中食料品の買い出しに出掛けたけれど、意外にどこも空いていたので、スムースに買い物が出来た。
いつものお花屋さんで千両と水仙を買い、お魚屋さんでイクラとナメタガレイなど、スーパーでおせちに必要な食品などをそろえた。あ〜、結構な出費になってしまった。

千両をBrunoの花瓶に挿してお正月気分

お昼は手抜きでお弁当を買って食べたけれどやっぱりそれなりの味で全然たいした事ない。家でインスタントラーメンでも作って食べた方がまだ良かった。

午後はベルリンフィルアーカイブの最新「レイトナイト」のコンサートを聴いた。

ヒンデミットの「室内音楽第一番」、ヴェルナ・ヘンツェという作曲家の「美しくある事」ウォルトンの「朗唱と6つの楽器のためのファサード」どれも初めて聴く曲。特に2、3曲めに歌ったソプラノのバーバラ・ハニガンは本当に魅力的な歌手だ。
容姿もさることながら聴きやすい、それでいてちゃんと個性のある魅力的な声とテクニック、そして演技にいたるまで素晴らしい。

水仙のいい香りが春を思わせる

ウォルトンのは組曲風になっていて、いきなりイギリス海軍の歌(ポパイのテーマ曲で有名になってしまったあのメロディ)の模倣から始まりタンゴ、タランテラ、ポロネーズなど取り合わせの面白さがあって、一曲ごとになんと指揮者と歌手が入れ替わり、ラトルが曲にあわせて抑揚をつけながら歌う?朗読?<朗唱>したりウィンクしたり、でバーバラが指揮をして、そして何と言ってもベルリンフィルのメンバーひとりひとりがソリストとして素晴らしく、自然で音楽的でこんな演奏をする人たちがオケではトゥッティ要員として弾いているベルリンフィルはどう考えてもすごいと思う。

どの曲も素晴らしかった!明日は義父の家でいち日早いお年取り。ちょっといそがしい!


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