2012年12月31日月曜日

そろって、、、。

昨日は、義父の家で一日早いお年越しをした。今年、少し足が不自由になってから前みたいにひとりで出掛けられなくなって、すこし寂しい思いをしていたと思う。



昨日は久しぶりに義父の楽しそうな笑顔がみれて、ホッとした。何事もへこたれない頑張り屋の義父だからそのうちきっと杖を使わないでもさっさっと歩けるようになる気がする。

食事前どういうわけか
みんなそれぞれパソコンしている。
なんという家族!

お昼過ぎ、f さんが帰ってきたので今日は家族だけでお年越し。
                                                                                                     やっぱり家族だけのほう気がラク〜!

 
 乾杯〜!

友人の義母様が送ってこられたという札幌の昆布巻きをお福分けで頂いたし、大好きなアワビ、小田原のかまぼこ、秋田の地酒、信州のお蕎麦もあるし、、、。

テレビでも見ながらゆっくり年越しを楽しみましょう。
来年は私の年。あらためて第2のスタートといったところかな、、、。









        
良いお年を!

2012年12月29日土曜日

やっぱりすごい!

あと2日で今年も終わってしまう。年々早く感じるのはやはり年齢のせい?午前中食料品の買い出しに出掛けたけれど、意外にどこも空いていたので、スムースに買い物が出来た。
いつものお花屋さんで千両と水仙を買い、お魚屋さんでイクラとナメタガレイなど、スーパーでおせちに必要な食品などをそろえた。あ〜、結構な出費になってしまった。

千両をBrunoの花瓶に挿してお正月気分

お昼は手抜きでお弁当を買って食べたけれどやっぱりそれなりの味で全然たいした事ない。家でインスタントラーメンでも作って食べた方がまだ良かった。

午後はベルリンフィルアーカイブの最新「レイトナイト」のコンサートを聴いた。

ヒンデミットの「室内音楽第一番」、ヴェルナ・ヘンツェという作曲家の「美しくある事」ウォルトンの「朗唱と6つの楽器のためのファサード」どれも初めて聴く曲。特に2、3曲めに歌ったソプラノのバーバラ・ハニガンは本当に魅力的な歌手だ。
容姿もさることながら聴きやすい、それでいてちゃんと個性のある魅力的な声とテクニック、そして演技にいたるまで素晴らしい。

水仙のいい香りが春を思わせる

ウォルトンのは組曲風になっていて、いきなりイギリス海軍の歌(ポパイのテーマ曲で有名になってしまったあのメロディ)の模倣から始まりタンゴ、タランテラ、ポロネーズなど取り合わせの面白さがあって、一曲ごとになんと指揮者と歌手が入れ替わり、ラトルが曲にあわせて抑揚をつけながら歌う?朗読?<朗唱>したりウィンクしたり、でバーバラが指揮をして、そして何と言ってもベルリンフィルのメンバーひとりひとりがソリストとして素晴らしく、自然で音楽的でこんな演奏をする人たちがオケではトゥッティ要員として弾いているベルリンフィルはどう考えてもすごいと思う。

どの曲も素晴らしかった!明日は義父の家でいち日早いお年取り。ちょっといそがしい!


2012年12月25日火曜日

今年のイヴ


 昨夜は一人お疲れモードの人を残して、義父とmさんと、とある教会へ出掛けた。賛美歌をうたって、お話を聞いたあと集会室で行われたパーティに出席した。



紅茶、のり巻き、クッキーや果物のささやかな食事だけれど、皆さん気持ちよい方ばかりで楽しいひとときを過ごす事が出来た。
外に出ると凍りつくような寒さだったけれど、星がとてもきれいに輝いていた。

今日は午後バッハの3番を練習した。最近この3番を弾いてみたい人がいて、どれどれじゃぁーやらなくっちゃ!という事で弾き始めているが、1小節後半から2小節目にかけての「ドソミソドー」が上手くいかない。いかにここを上手く弾けるかで全体が決まってくる。

こだわりみたいなものだけれど、この出だしの弾き方しだいで曲の雰囲気が決まってしまうようなところが面白い!(勿論ここだけではないけれど。)何にも考えずに弾いてしまえばそれまでなのだけど、、、。



過去に幾度となく先生からやっておいた方がいいと勧められてきたけれど、単に猫も杓子も的なところが嫌で、ちょっとあまのじゃくな私はあえて避けて来てしまった。後悔している。教わっておけばよかったと、、、。

今年の夏に他界した愛猫にそっくりのクリスマスカード
                                   ウレシイ!

でもこうやって家に来てくれている人からチャンスをもらった様な気がして、バイブルといわれるこの曲を学ぶというと格好いいけれど、いまさらだけれど面白く練習できるこのしあわせ!アリガトウゴザイマスという心境。









濃いめの緑茶で。

2012年12月22日土曜日

嬉しい贈り物

スイスの知人からクリスマスプレゼントが届いた。昔、ミケッレさんが
お世話になった方のお孫さんと小学校の先生をしているボーイフレンドからである。


数年前、二人が中国と日本に観光目的で○岡に来た時、
まだあどけなさの残る高校生だった彼女を
我が家に泊めたことがあった。
この夏にはすっかり大人っぽくなり大学生として、
卒論の資料収集に再びボーイフレンドと○岡に来てくれた。

かわいい木製の馬小屋の置物

ミケッレさんが20代のころホームステイして、
楽しかった思い出があって、
今度は私たちがその恩返しできる事がとっても嬉しい。
  その頃、彼女はこの世に生まれていないのだから、
なんだかとっても不思議なつながりを感じる。

その二人から心のこもった玉手箱のような楽しい楽しい
プレゼントが送られてきた。

次の世代も大切に交流を続けていってくれたら嬉しい。

ボーイフレンドのおばあさまが作られたという
繊細な星形のレースの飾り

スイスらしいエーデルワイスの名前入り鉛筆


今日の夕食
  

大好きなヨコイのソースを使ったカキフライをのっけたスパゲッティ。
どうしようお昼は中華だったし、コレステロールが気になるけど、、、
まぁきょうまで、、、ということで。いただきまーす!

2012年12月21日金曜日

届いた!

クリスマス限定のジャムが届いた。パリ・○ヴェイ○(パリの目覚めという意味らしい)スィーツのお店の中では一番のお気に入りである。
この方面に行くときは、必ずといっていいほど寄って、美味しいケーキとお決まりのミントティを頂き、至福のひとときを過ごしてくる。

誰かと行くのもいいけれど、窓際に座って道行く人を眺めながら(犬を連れている人がとても多い)ひとり、ゆっくりと過ごす時間が贅沢で好き。

このお店は出来た頃、テレビで紹介された事があって、番組では店名、名前は非公開だった。
その商業主義に走らないところがなんと言っても気に入っている。
純粋に職人さんとして芸術的ともいえる味や形、取り合わせ、色彩など、センスの良さは抜群と思っている。

お店はフランスのラジオが流れ、まるでパリの街角にいるような気分が味わえる。白を基調にした店内、白い食器もオシャレなお店なのだ。ケーキをはじめ、パン、焼き菓子、ジャムがありそのどれもにシェフのこだわりが感じられ、単調ではない食感と味のグラデーションがたまらない!


そのお店から今の時期しか頂けない「ノエルのジャム」を取り寄せた。これがまた本当に本当に、美味しいのである!中身はカリン、プラム、イチジク、あんず、レーズン、クルミ、アーモンド、オレンジ、その他まだ数種類の果物やナッツがこれでもかというほど入っているのにさっぱりしている。
こんなジャム何処にもないんじゃーないかしら。もっと近かったらなー。まぁすぐに行けない所にあるからいいのかもね。さっそく明日の朝食がたのしみー。ルンルンルン!

2012年12月18日火曜日

3年目

風が強かったけれど、青空の広がるよいお天気だった。

市内の病院で毎年催されるクリスマス会に演奏を頼まれて今年で3年目になる。病院のスタッフの方達がとても感じが良く、いつも気持ちよく演奏させて頂いている。


入院生活を送っていらっしゃる方達に少しでも楽しんで頂けたなら私たちとしても本当に嬉しい。演奏が終わって挨拶にみえたスタッフの方から、来年もまたお願いしますと言って頂いた。こちらこそ、お役に立ててるのだったら喜んで。

それにしても仕事とはいえ、男性スタッフの一人が何故か超ミニスカートを履いたサンタクロースもどきの格好をしていた。スマートな背の高い人だったから、ミニスカートから出た細〜い足が少し紫色になっていて、よけいに寒そうだった。ほんとにおつかれさま〜!

2012年12月17日月曜日

おわったー


おととい、クリスマスホームコンサートが、無事に終わった。
皆、一品ずつ食べ物を持ち寄って、紙皿、紙コップで気取りのない
パーティ形式のコンサート。
終わってみると達成感からみなさんほっとした様子。やっぱりやって良かった!

これからはじめまーす!
皆ちょっと緊張。いいよ〜ちょっとだけならワインどうぞ!

サンサーンスのアヴェマリア
を歌ってくれた義父 
(顔には出さないけれど孫の伴奏できっと嬉しいんだろうな)

たのしい合奏

ピアノソロ

プレゼントの素敵な花束を飾って


2012年12月13日木曜日

ごちそうさま

昨日は午前、午後と来客があり、その合間をぬって友人宅での楽しい
アフタヌーンティー、はたまた夜は自宅に来て下さっている方達と久しぶりに夜の街へ出た。そんなにおしゃべりしたつもりはないのに、今朝起きたら、声がかすれていた。今日はからだが重くて動けない。
いやでも年齢を感じてしまう。

結局、一日中な〜んにもしないで食べてはうたた寝を繰り返し、こたつに入ったまま家の中のことは全てmさんにおまかせ。ありがとねー!
つくづく幸せな人間だと思います。ハイ!もう無理はしませんから。


なんでもないんだけれど なんかオシャレな飾りつけの
一足早いクリスマスケーキ。もちろんお味は絶品でした!


そしてこたつに入りながらある新聞記事が目に入った。
それは演奏する人に「長寿の人が多い」というピアニストと結婚した人の話。

ステージの裏ではぎりぎりまで髪振り乱しての必死の練習があって、
本番が終わったとたん抜け殻となり、また次のコンサートに向けて練習が始まる。日々その繰り返し。
つまり何かを表現するために自分を解放し「溜め込まない」ことで、ある意味発散され、何より好きな事に没頭している事が本人にとって満足な時間で、モチベーションを常に維持する事が健康にも貢献しているのでは、、、という内容だった。
たしかに共感できる。ふむふむ

美味しいお紅茶と美味しいケーキとおしゃべり
束の間の楽しいひととき!ごちそうさまでした Kさん!

疲れているけれど暇は暇なので、大好きなモザイクカルテットのCDを
しばらくぶりに聴いた。
10年くらい前にトッパンホールで生で聴いたときは、感激して楽屋まで行ったのに気後れして何も言えず、それでもなんとか係の人に取り次いでもらい、やっとサインをもらったのである。その時会場で買ったメンデルスゾーンのop.12,13のCDを聴いた。

キューピーさん似の第一ヴァイオリンのエーリッヒ:ヘーバルトさんが奏でる音色が心にしみ入るように入ってくる。このカルテット、派手さはないけれど、バロック奏法を取り入れた味わい深いとても好感のもてる演奏。今日はこれが聴けて良い一日になった。

2012年12月6日木曜日

気合いを入れて

朝から雨や雪が降り、風の強い荒れた一日だった。
こんな日は家でゆっくり練習でもして過ごそうと思ったが、午前中来客があって、お昼を食べたら眠くなり、ぼーっとベルリンフィルのデジタルコンサートを聞いたり、テレビを見たりして、終日ダラダラと過ごしてしまった。

お気に入りのキャンドル

以前は数日弾かなくてもそれほど強く感じなかったけれど、最近は一日弾かないだけで、まるで自分の手じゃないみたいに感じてしまう。
寄る年波ということ?

先日のコンサートが終わってから、気が抜けたような生活をしていたのが良くなかった。ホームコンサートもあるけれど、最近 急な演奏を頼まれたので、気持ちをリセットして早いとこ最低限の調子を取り戻さなければと思っている。

モリスデザインの可愛いこびとの刺繍

こうやって書いていると練習モードに切り替えられそうな気がして来たゾ!気合いを入れて、よ〜しっ!

2012年12月3日月曜日

イヴの思い出

12月に入り街はクリスマスモード一色。どこもイルミネーションで飾られてきれい!

むかし住んだシ○ゴでのクリスマスは日本のお祭り感覚と違って、生活に密着した行事である。クリスマス・イヴは皆それぞれ自宅で家族が静かにお祝いするのだ。

なので普段にぎわいを見せている街は、ほとんどのお店が閉まっていて閑散としている。

その日ホテルは格安料金で泊まれるので、私たち家族は普段泊まれないダウンタウンの由緒ある老舗ホテル”パーマーハ○ス○ルトン”のスイートに宿泊した。
ビクトリアンな雰囲気のある広いロビーも、行き交う人(というほど広い)がまばらで従業員も暇そうにしていた。、、、とわたしにとって信じられない出来事があったのだ。

  クリスマスホームコンサートのくじ引きプレゼント準備OK !
         つぎは「プログラム」の準備

19世紀にでもタイムスリップしてしまったようなホテルの雰囲気に呑まれ、ボーっとロビーの真ん中に立っている私に、フラノのロングコートを身にまとい、ボルサリーノ風のソフト帽をかぶった背の高い素敵な紳士が私とすれ違った時、『いい匂いですね。何番?』と聞いて来たのだ!○ネル系と思っただけでもすごい!

普段は香水やコロンなどつけないのだけど、クリスマス・イヴでちょっとだけおめかししてみた私はとっさの事で、何を言われたのか頭が混乱してしまい、こんな経験をした事がないどっからみても縄文系東洋人の私は『えっ!!!』と心の準備もなく(あったらおかしいけど、、、)わけがわからず、ただニコニコするのが精一杯。

 デザートはバナナと桃入りのイチジクのコンポート

過ぎ去ってから『そうだったのか!』とまるで映画のワンシーンを切り取ったような体験。(ちょっと違う?)ミケッレさんはというと、カウンターで宿泊手続き中でこちらの出来事には全く気がつかず。今でも思い出すとちょっと嬉しい素敵なクリスマス・イヴの出来事。(その時の香水はたまたま叔母から貰ったシャ○ルのNO.19)