2012年9月26日水曜日

もうすぐ

もうすぐ咲きそう秋のバラ

アイスバーグ


ロソマーネジャノン


バーガンディアイスバーグ



      ラプティットポワール
 アンブリッジローズ
                      ブールドネージュ
      
アブラハムダービー
 
  ナエマ
       
ローズマリー
         
    
メアリーローズ

2012年9月24日月曜日

美しく青き・・・?(その2)

発表会の近づいたある日、衣装をつけてリハーサルがあった。
近所の3姉妹はロシアのエプロン風民族衣装に細いリボンを頭の後ろに垂らした輪になった花飾りを乗せ、コサックの人たちとペアになっていた。ほかにサテン地の中国服を着て、両耳の上に可愛く三つ編みをお団子にしたグループなど、どのグループも素敵に見えた。

私たち習い始めの小さいグループはというと、黄色に大きな赤い斑点模様の三度笠のようなキノコの傘をかぶり、同じ模様の丈の短いテント型ワンピースを着てのきのこ踊りだった。
その後も、狸など動物のダンスが続いた。
二階の窓から望む小高い丘

そらから間もなくして、それがモダンバレエだということが分かったとき、ひょっとしたら永遠に白鳥のようなチュチュは着れないかもしれないと思った私は、母にクラシックバレエじゃないから止めたいと訴えたが却下。それどころか自分からやりたいと言ったのだからと反省するよう、離れにある物置に鍵をかけられ入れられてしまったのだ!悲しくて涙が止まらなかったが、そんな一大事のはずなのに、ふと一休さんが和尚さんに寺の柱に縛り付けられ、涙でネズミの絵を書いた話を思い出したり、泣きながらも呑気にそんなことを考えていた。


そうしてこんな事態になると、必ず助けに来てくれる祖母が神様のように思えた。ちゃんと反省して、謝ればきっと許してくれるからと、いつもやさしく言ってくれた。その後しばらくして、夢は叶うことになる。念願が叶ったはずなのに何の踊りかも忘れてしまったのだが、5、6人のグループで憧れのチュチュを着て、覚えているのは、ただ舞台の上を行ったり来たりしたことしか覚えていない。チュチュが着れたことが嬉しくて嬉しくて、そのことだけが記憶に残っている。

その後、数年続けることになり、今では背中も丸みをおびてきたが、バレエを続けたことで姿勢の良さだけが取り柄となった。今は亡き母に感謝!

2012年9月23日日曜日

美しく青き・・・? (その1)

急に涼しくなって体を動かすのも楽になってきたので、思いきって納戸の整理をしていたら、Mちゃんのバレエの写真が出てきた。懐かしいー!女の子は姿勢の良いのも財産のひとつと思って習わせたのだけれど、勧められてのお稽古事だったからか2年しか続かなかった。


昔、私の通っていた小学校の講堂に毎日曜日、隣町からバレエの先生がお稽古に来ていた。

ある日曜日、校庭に遊びに行くと、近所に住む少し年上の3姉妹が講堂でバレエのレッスンを受けているのが見えた。私は外から窓越しに眺め、しばらく見とれていたことを覚えている。
後になって、教えにいらしていた先生というのは、当時モダンバレエで有名だったEGUCHI兄弟のお弟子さんらしいということが分かった。

幼かった私はバレエにクラシックとモダンがあるなんていうことも知らずに、その頃の少女雑誌によく載っていた、今も現役で活躍している有名なバレリーナが、白いチュチュを着てピンクのトーシューズ、頭には冠をつけポーズをとっている写真を見て、素敵だなぁと憧れを抱いていた。今思い返しても本当に恥ずかしいことだけれど、チュチュを着て踊りたい一心で、母に頼み込み、どうにかバレエを習わせて貰えることになった。

いざ習い始めて、わたしはあまり体が柔かい方ではなかったので、柔軟体操のときなど体を反らしてクルッとブリッジしているお姉さんたちを見ては、私もいつかあんな風に出来たらと思うのだった。

そしてお稽古の休みの日などは、朝から家の二階の部屋と部屋の仕切りを外して、少女雑誌の付録でついてきた「美しく青きドナウ」の赤色のソノシートをかけ、妄想の世界に入り込み、すっかり気分はバレリーナになったつもりで、でたらめな踊りを踊って遊ぶのが好きだった。

ある日、二階の掃除にやってきた母に気づかず、いつものでたらめな踊りをしていた。スーッとふすまが開いて目の前に母が立っているではないか!心臓が止まるんじゃないかと思うほどの恥ずかしさで、体が硬直してしまった!『ここで何してるのー。』とあきれ顔の母は掃除をすることなく下に降りて行ってしまった。

(つづく)

2012年9月19日水曜日

可愛い声が、、、。

数日前の朝早く、裏庭のほうから『ミュウーミュウー』子猫の声。そっとデッキに出てみると声の主と違う子猫が、ちょこんと座って声のするほうを心配そうに見ている。
 
お利口さんの顔しているね!

声の主はどうやら塀の向こう側で鳴いているようだ。じーっとしゃがんで様子を見ていると、塀の上をトコトコ歩いてくる白黒の子猫が、庭にいる子猫と無事に合流。兄弟なのね!


ちょっと痩せているけれどちゃんと食べているかしら?お母さんは?可愛いのでシャッターをきったら、びっくりして逃げて行ってしまった。
2匹の子猫


翌日、玄関わきの通路を三毛猫の母親の後ろをついて行く2匹の子猫を発見。あー良かった!お母さんいるのね。どうやら道の向こう側の空き家が住み家みたい。無事に育ってくれることを祈りつつ、、、。

2012年9月17日月曜日

ひっそり






庭の隅にたった一輪だけひっそり返り咲いたフォールスタッフ 






 





テーブルに飾ってみる。光の加減で青みを含んだクリムゾンの大人っぽい色。 
ン 〜!おしゃれなバラ!

2012年9月16日日曜日

レコーディング

 昨日、Sax を趣味(と言ってもプロはだし)にしている知人から、演奏、録音を頼まれた。その方は、ジャズ人生〇〇年にあたり、ジョン・コルトレーンの「NAIMA」という曲を、いつか生で弦楽四重奏と共演できればとカルテット用の楽譜を依頼、準備していた。

ただSax のボリュームの大きさと弦の音量の差があまりにも違いすぎて、今回はBass も加え弦楽五重奏のみの録音となったが、せっかくだからというので急きょSax を持ってきて頂いて一度合わせてみた。Sax の音量をしぼっても弦がまけてしまう。でも面白い!Bass 以外のメンバーはジャズの経験が殆ど無いので、とても緊張した。

この「NAIMA」という曲は、コルトレーンの奥さんの名前で、麻薬中毒の夫を妻のナイマが立ち直らせたことから、コルトレーンが妻に捧げた曲だそうだ。幻想的な心惹かれるメロディ。

私は緊張と集中していたし、録音係もちゃんと録音しなければと集中していたため、折角の二度とないかもしれない弦楽五重奏+Saxの組み合わせの写真をすっかり撮り忘れてしまった!残念!!でも貴重な経験をさせて頂いた一日だった。  

録音した部屋の窓
あ〜残念!









2012年9月14日金曜日

楽しかったー!

先日、離れて暮らしているFちゃん に付き合って、ソファを探しに東京へ出掛けた。
考えてみると、泊まりがけで二人で出掛けるのは、ほぼ10年ぶりのことだった。車中、Fちゃん から『ティシュある?』と聞かれ、見ると眠っていて肩までヨダレが・・・・。あぁ〜 小さい頃から本当に変わっていない。(ゴメン!) 

自由が丘、代官山、青山 etc. 見て回り、おめあてのソファもおまけのテーブルも気に入ったのが見つかり、本人は大満足のようだった。



何より楽しかったことと言えば、連日おしゃれなレストランで食事を楽しんだこと。青山のフレンチレストランでの夕食。翌日は、子供の頃から親しくさせて頂いている素敵な親戚のM さんと3人で有楽町にある落ち着いた雰囲気のホテルラウンジのレストランでランチをご一緒した。しばらくぶりだったので話が尽きない。続きは次回にと、またお会いできることを楽しみにして分かれた。
(「紫色」の話 面白かったー!)
         
今回、Fちゃんと束の間だったけれど楽しかった旅。次はいつ来るのか、ひょっとしたらこんなことはもう無いかも知れないと思いながら帰途に着いた。楽しい時間をありがとう!

表参道から一本入った道

2012年9月13日木曜日

だぁ〜れ?


最近、まいあさ我が家を訪ねてくるご近所のネコちゃん。今朝も裏のデッキから家の中をキョロキョロ覗いている。この家の住人が猫好きかどうか伺っているようだ。よく見るとおしゃれなピンク色の首輪をしているから女の子みたい。あなたは何て言う名前なの?



ゆっくり、そっと掃き出し窓を開けてみると、ちょっとびっくりして逃げる素振りを見せたが、わざと知らんふりして横の窓から様子を見ていると、スローモーションで体半分をドアをまたいで
座り込んでしまった。ここんち、なんだか私とおんなじ匂い〜というお顔。 

カワイイけれど、ダメダメ!まだダーメ!ダメの理由はいつか話してあげるからね。  

入れてあげられないのに開けちゃってゴメンネ! なんだか狸みたいねって言ってる人がいるけれどレディに失礼ね!




2012年9月8日土曜日

調整

今日はこれから大人の、、、を使って、錦糸町の楽器屋さんに調整に出かける。

今年の異常な夏の暑さのため、いつもの年よりも楽器の管理には神経を使っていたけれど、どうも調子が悪く早く診てもらわなくては、と思っていた。
気温も少し下がってきたし、ちょうど大人の、、、の期間中。お昼には横浜に住む友人と山野楽器で待ち合わせ。

どこでランチにしようかな〜。


           

 


2012年9月5日水曜日

突然の!

昼下がり、プロジェクトの準備のあと仲間との楽しいお茶の時間を過ごしていた時、突然の雷雨。南の島にでもいるような、気持ちのよい大雨。
久しぶりの恵みの雨に庭の植物達もホッとしているよう。

そういえば、小学3、4年の頃だったと思う。学校の帰り道、急な坂道を下ったところにいくつもの田んぼが広がっていて、そのあぜ道を歩いていると、田んぼの中に長〜いトコロテンのようなカエルの卵が目に止まった。ふと、これを持って帰って、育てたらカエルになるところを見られるかもしれないと思い、急いで家に帰り小さなブリキのバケツを片手に一人、再び田んぼへ戻った。

田んぼにたどり着いたとたん、どしゃ降りの雨にあい、全身びしょぬれになったけれど、カエルの卵を取ることに夢中だった私は、ビショ濡れになることなど少しも気にならなかった。今思うと少し気持ちが悪いけれど、その時はヌルヌルしている卵が『なんて気持ちいい手触りだろう』と思った。そして卵が途中で切れないようにそーっと出来るだけ長くバケツいっぱいに卵を入れて帰った。



その頃住んでいた家の奥には大きな土間があって、どういうわけかカラのドラム缶がひとつ置いてあった。とりあえずその中に水を張って、取ってきたカエルの卵を入れ観察することにした。始めのうちは何の変化もなかったが、しばらくしてオタマジャクシとなって、やがて手足が出はじめ、尾っぽがちぢまってきたところまでは面白くて、日に何度も見に行ったりしたけれど、そのうちなんだかつまらなくなって、いつしかすっかりオタマジャクシのことは頭から離れてしまっていた。

そしてある日の真夜中、最初に気づいたのは父だった!蛇の寝床のような家の長い廊下をケロケロ、ケロケロ、鳴き声がする。廊下に出てみると何十匹という緑色のカエルが廊下をピョンピョン跳ねながら大行進。案の定、父から大目玉を食うことになってしまった。
何の心配もなく駈けていたあの頃の懐かしい思い出。
 

    











雨上がりの庭

2012年9月4日火曜日

お気に入り

インターネットで iTunesを 聴くようになってから、殆どCDをかけることがなくなってしまったが、久しぶりに大好きなシャンソンのイヴ・デュテイユを聴いてみた。

改めて、インターネットラジオと比べるとCDはいい。
(録音状態にもよるが)

細かい音、音の立体感、奥行きが感じられて、聴いていて気持ちがよい。

十数年前のある日、友人から1本のカセットテープが届き、聴いてみるとこれがなかなかいい!

早速CDを購入。中でも、女性ボーカルとのデュオの「モンソー公園で」という3分足らずの曲だけれど、デュテイユの優しい声と女性ボーカリストのエンゾエンゾのハスキーな甘い声が合っていて、お気に入りの一曲である。

モンソー公園(Paris)


もう一度、持っているCDを聞き直してみようかな。

 

2012年9月3日月曜日

ひんやり


      
     
日中の日差しはまだまだ強いけれど、朝の早い時間は空気がひんやりしていて気持ちがいい。

誰も起きてこなくて、わたしだけのゆっくりした時間が流れる。
    
庭に出ると、秋の虫たちの声がにぎやかに響いている。朝のひんやり空気をいっぱい吸って〜深呼吸!


                         

 
                きょうはちゃんと練習しよう。 

2012年9月2日日曜日

My room





癒しの本棚

2012年9月1日土曜日

きょうから

9月1日、蒸し暑い日が続いている。隣の家の庭ではコスモスが咲き始め、ときおり風に揺れている様子を見ていると、秋がそこまで来ているように感じる。
日から、ミケッレさんが今は使っていないというBlue Moon Weblog のタイトルをもらい、前から興味のあったブログを始めてみることにした。

偶然にも、むかし楽器を始めて最初にもらった曲が、F.K.Loganの『Pale Moon』(蒼白き月)という、私にとって思い入れのある懐かしい曲名とも重なる。
とりあえず、ひと月に1、2回のペースで、気ままに、の〜んびりと綴ってい こう。