午前中、Aちゃんのお稽古をして午後はインターネット配信でベルリンフィル を聴いて過ごす。
2016年のアーノンクール最後の演奏になってしまったコンサートを聴いたが、やっぱりこの指揮者は凄い。カラヤンがいいかどうかは趣味の問題もあるが、そのカラヤンに匹敵すると言われるのもわかる。常識的な解釈と違うところがいろんな音楽家に影響を与えてきたのでしょうね。
最初のベートーヴェンのミサ曲はソリストのソプラノからメゾ、テノール、バスに引き継がれるところなんかはとても自然にまるで同じ楽器が音色だけ変えたように違和感なく聴こえていたし、合唱とオケの一体感が素晴らしかった。
2曲目ベートーヴェンの5番のシンフォニーは圧巻だった。チェリストでもあるアーノンクールは弦楽器の引き出し方が面白い。いつもは聴こえてこないフレーズを表に出してみたり、彼独自の解釈なのでしょう。この5番あたりになると多分皆暗譜で弾いているんじゃないかな?前進するテンポ感が心地よく皆ノリノリで演奏している。そしてアーノンクール得意のメリハリの効かせ方が魅力的で凄くいい!まるで高級なワインでも(こういうときはウィスキーと言うべきかナ?)味わっているようだった。今日は久しぶりに感動的な演奏を聴いた。思わず拍手〜!
花のない季節、スノードロップを鉢ごと
カゴに入れてテーブルに飾ってみました。
心が満たされたいい日でした。
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