2023年1月14日土曜日

元気になれる音楽

朝5時半、外はまだ暗い。もうずっとこのくらいの時間には目が覚めてしまう。何をするかと言えば、まずネコちゃんたちのご飯とネコトイレの掃除、そして今朝はゆっくりコーヒーを淹れ、コンピュータ前に座り、音楽を聴く、、、

ウィーン、ナッシュマルクトの蚤の市で見つけたベートーヴェンマスク

その日によって聴く音楽は様々だけれど、今日は元気になれる音楽、ベートーヴェンのバレエ音楽「プロメテウスの創造物」の序曲をデビット・ジンマン指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏。前進する感じがいい。ベートーヴェンがまだ若いころの作曲でモーツアルトの影響を受けていたような雰囲気も感じる。プロメテウスの一部のモチーフが余程気に入っていたようで、のちにシンフォニー3番「英雄」4楽章にその部分が使われているが、こんなに優れた曲なのだから、もっと序曲だけでなく全曲演奏されてもいいのに思う。

ザルツブルグの小さな町ザンクトギルゲン村にあるモーツァルトの母の生家
を訪ねた時に求めたモーツァルトが描かれたお皿

今は序曲のみの演奏が多いが、一時期アーノンクールの魅力にとりつかれアーノンクール漬けになっていた頃、「プロメテウス、、、」をアーノンクールの指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏で全曲録音されたCDを聴いていた事がある。彼らしいメリハリの効いた演奏だった。モダン楽器を使いながら、古楽奏法を強調した刺激的な演奏はいかにもアーノンクールといった印象だった。もう一度聴きなおしてみようかな。

今日は午前中、姪のTちゃんのお稽古、午後はKさんにお願い事があってお付き合いしていただく予定。さて今日はどんな一日になるかな?

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