この季節、新一年生が小さな体に真新しいランドセルを背負って歩く姿を見かける。そういえば、昔子供達が小学校に入る時に悩んだのが机。
今は機能やデザインの優れたおしゃれな学習机がたくさんあるけれど、一昔前は机の前の部分に棚のついた決まったものしかなかった。それでいろいろ探していた時、ちょうどヤマハから組み合わせ自由な家具が販売されて、その当時は結構画期的なものだった。どっちみち買うなら質の良い、好きなパーツの組み合わせで、大人になっても長く使えるものがいいと思って、ヤマハの家具を学習机としてm さんに、翌年入学の f さんのも一緒に買い揃えた。
引き出しをそれぞれ右左別々につけてもらい、二つ並べた時に引き出しが内側に来るようにしたり、外側になるように入れ替えたりと小さいうちはそうして二人仲良く並んで使っていた。 f さんは家庭を持った今も使っているし、m さんのは(写真)コンピューター用の机として一緒に使っている。他の家具や椅子との調和も良く、リビングのコーナーに収まっている。シンプルでなんでもないけど「ちょっと違う」感じが好きな机だ。
天板・脚・引き出し(カタログでは化粧台の引き出しになっていた)
をそれぞれ組み合わせて学習机にしていた。
練習
午前中、秋に教会で演奏するカルテットの練習があった。通年、弾いているモーツァルトとベートーヴェンはカルテットには避けては通れない作曲家だ。
合わせる大変さはあるものの、練習を重ねるたびに今まで聴こえていなかった音が聴こえてきたり、ピタッと息が合う瞬間を味わったりするともうやめられない。一種の麻薬中毒のようなものかも。普段は地元3人での合わせだが、来月には初めてヴィオラが加わっての練習があって、こうしてすこしづつ熟成されていくのが楽しい。なぜか?練習後の時間の方が長いのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿