お昼は昨日のカレーですませ、常備食に切り干し大根の煮物を作り、午後は久しぶりにベルリンフィルを聴いて過ごす。8月28日に行われた2020/2021年シーズンのオープニングコンサートはシェーンベルクの「浄夜」とブラームス晩年の作品、シンフォニー4番。
ソーシャルディスタンスで隣との間隔を開けての演奏
48歳のキリルペトレンコの指揮はエネルギッシュで颯爽としていて素晴らしかった。
ペトレンコが凄いのかオケが凄いのか (もちろん両方でしょうけれど) 圧巻の演奏。
金管打楽器のバランス感覚の良さと弦楽器のpp の美しさと言ったら、、、そして木管のイントネーションや表情の素晴らしさに鳥肌が立った。
いつもの配置だと特に弦楽器は隣同士が動いてもよくもまぁぶつからずに弾いているなぁと思うくらいの近い距離なのに、今回これだけ広がっては音の聴こえ方が違ってくるでしょうから、さぞ演奏はしにくいはず。でもそんな事を微塵も感じさせることなくのびのびした演奏は流石。いつもならブラボーの嵐なのに、コロナ禍で、スタンディングオーベーションで長く温かい拍手が続いていた。
演奏が終わった瞬間のペトレンコのニコニコした愛嬌のある表情が何とも言えず楽しい!
心が満たされた一日でした。
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