サマースノー
懐かしい巾着
おととい、祖母と母の法要で里帰りしたとき、
私が20代のころ、祖母に手作りでプレゼントをした巾着が出てきた。
40年近く経っているのに丁寧に使ってくれていたこともあって、
口の部分は擦れているものの、刺繍をしたところはなんともなくきれいなまま。
単純なオリジナルの刺繍だったけれど、
どこへ行くにも気に入って持ち歩いていたと聞いたら涙が出そうだった。
カトラリーケース
晩年、目が悪くなって手元もよく見えないのに
じっとしていることが嫌いな母が作ったカトラリーケースも出てきた。
何をやっても手早く要領のいい人だった。これも目が霞んでぼんやりした感覚で
作ったであろうに、なんて愛らしい味のある絵になっているんでしょう。
祖母が逝ってしまって17年、母は7年、いつの間にかそんなに経ってしまった。
なかなか難しいことだけれど、毎日を丁寧に暮らしていきたいものです。
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