ここ数日、風邪気味で鼻の通りが良くないせいか、夜中に自分のいびきで目が覚め、そのまま眠れずに朝を迎えてしまった。そんな調子だったので勤労感謝の今日はどこへも出かけず、終日、家で過ごした。
居間にある私の CD
午前中、メンデルスゾーンの Pトリオの指使いとボーイングを決め、久しぶりに新プラハトリオとイストミン・スターン・ローズトリオのCDを聴き比べしてみた。No.1の1、4楽章は何度か弾いたことはあるけれど、今回2楽章を弾くのは初めて。イストミンのトリオは表示に近い軽快なテンポ、ところが新プラハの方は死にたくなるほど遅くたっぷりに歌っていて、少し重い。演奏者によってこれほどテンポの解釈が違うと全く別の曲を聴いてるような感じ。どちらも、以前聴いた時と全く違った印象。全楽章を通してイストミンのトリオは勢いがあって、最後までたたみかけるような流れのある演奏だった。新プラハもロマンティックで素敵だけれど、好みはイストミンの方。2楽章に関して言えば、両者のちょうど中間くらいのテンポで行くのがいいかな。
最近、CDはあまり聴かなくなっていたけれど、久ぶりに聴いてみると、新しい発見があって違った印象で聴けるので、いろいろ聴きなおしてみようかしら。(11月23日)
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