2013年7月30日火曜日

蒸し暑い

蒸し暑くてじっとしていても汗が、、、。


今日デパートで勧められた冷茶「玉露」を
冷えたグラスで、、、。
おいしい〜! 

2013年7月28日日曜日

2日目つづき

グランサブロン公園からあるいて数分のところにアールヌーボー建築の楽器博物館がある。あまり期待しないで行ったらここが凄かった!

この建物は元々ブリュッセル王立音楽院の学生に古楽器のコレクションを解説する目的で1877年に設立され、当初は今とは別の場所にあった、というのを聞くとそれだけで歴史を感じてしまう。

その後、もともと高級洋服店だった今の建物を国で買い取って2000年に楽器博物館として蘇らせたのだそうだ。特に鍵盤楽器の収集の多さに驚いた。
(洋服店 Old Englandの名前が今も外壁に残されている)

見たこともないような面白い形の楽器が多くあって、興味深かった。入り口でヘッドフォンを渡され、全ての楽器ではないけれど、楽器の前に近づくとその音色が聴ける。

古くて今にも壊れそうな楽器を修復し録音して蘇らせたのだと思うと、鳥肌が立ってしまった。またショパンの使用したプレイエルのピアノは繊細で華やかで美しい音色だった。

チェンバロの天板に描かれたうっとりするような美しい絵やキリン型やピラミッド型と書かれた面白い形のチェンバロ、二人で演奏できるチェンバロ、白蝶貝が張られた鍵盤、象眼細工や木製の鍵盤、どうやって演奏したのか鍵盤楽器と弦楽器がなんと一体化したもの、しゃがんで演奏したのか、座って演奏したのか、鍵盤が極端に低い位置にあるチェンバロ。

歪んだ弦楽器、コントラバスの原型、通奏低音として使われていた頃のチェロの原型、指板が極端に短い、f 字孔が素晴らしく美しいもの、見たこともない手の込んだ駒デザイン、など今より装飾性が高く、どの楽器を見ても芸術作品なのである。凄すぎる!

昔、宮廷や一部のブルジョワ達のために演奏していたと思うと、いろいろ想像をめぐらして一瞬タイムスリップして優雅な気持ちになった。ん〜ん!楽しかった〜!古楽器の国なのですね。


二人で演奏できるチェンバロ




 象眼が施された鍵盤

この一体化した二つの楽器をどうやって演奏したの?

キリン型のピアノ
 f 字孔が素晴らしい!
初めて見た喉仏のような装飾のある駒

こんな上にレース模様の穴があいてていったいどんな音が、、、?

不思議なかたちの弦楽器

博物館を充分堪能してちょっと疲れてしまったので、すぐそばの王立美術館は目当てのブリューゲルやルーベンスをささっと見て回った。宗教画が多く、楽器を見たあとに” 濃い” 宗教画は頭が痛くなってしまったので、m さんの希望の ”タンタン” の壁画を見にグランプラスのほうへ移動。
                          壁に描かれたタンタンの絵

テンポ感のある曲を息のあった演奏で弾きまくっていた。
かっこいいー!
 チョコレート屋さんの美味しそうなディスプレイ


グランプラス

夜11時頃のギャルリーサンチュベールを
通り抜けてホテルへ
グランサブロンアンティークマーケットで見つけた
ブルーとコーヒー色の組み合わせが美しい
とろっとした風合いの
日本酒入れようかなって?
実りある一日だった。

2013年7月27日土曜日

旅のお話(2)

ブリュッセル2日目。前の日、おそい時間に夕食を頂いたので、朝は部屋に備え付けのエスプレッソで済ませ、さっそくアンティークマーケットが開かれている南西部にあるグランサブロン地区へ歩いて向かった。
中心地にあるホテルから歩いて20分ほどのところにあるにもかかわらず観光色が強くなく、16世紀から19世紀に建てられた建物が多く、石畳の街並みは、まるでその頃にタイムスリップしたかのような気分。とても落ち着いた雰囲気のある素敵な街だった。

ギャルリーサンチュベールのアーケードを
通り抜けて

アーケードの中にあるアンティークのお店の
ショーウインドウにタイタニックの古い模型や
船で使われたと思われる時計や手紙などが
ディスプレイされていて興味津々!

グランサブロン地区にはいると古い家並みが続く。

あこがれの車を見つけてパチリ!

 ロイヤルスタッフォードのティーカップを見つけて
目がくぎ付け! さっそく交渉
 グランサブロン教会、この裏側でアンティークマーケットが開かれている(グランサブロン公園からの眺め)


どんな音色かしら? 

                        繊細で美しいステンドグラス
















船に乗ったマリアさま
ベルギーならではの紋章

 教会の向かいにあるサブロン公園の噴水
こんなはじっこに止まっててよく落ちないわね!
うっかり日曜日がお休みだったことに気がつかないで訪ねたレストラン
せっかく親戚のmさんから教えて頂いたのに、、、。大失敗!
 古い型のトラムが走っていた。風情があっていいなー!
ユーモアのある進入禁止のマーク

ロイヤルスタッフォードのティーカップとソーサー
ヴィクトリア時代にブルーグラウンドと呼ばれたロイヤルブルーと
小花模様のバランスが素晴らしい
華やかだけれど、それでいて落ち着いた素敵なティーカップ
ほとんど未使用に近い状態だった(1800年代初期のものらしい)
手に入れることができて満足、満足!

二日目まだつづく

2013年7月25日木曜日

旅のお話(1)

この夏、初めてベルギーとオランダの旅をした。乗り継ぎのため何度かオランダのスキポール空港には降りたことがあったけれど、観光は初めて。


       出発時間までユナイテッドのラウンジで休憩      

今回の旅の目的のひとつはオランダのコンセルトヘボウを訪ねること、もう一つはそれぞれの国のアンティークマーケットで陶器やガラス、絵画等見て回ること、もし余裕があればこの春にリフォームしたレッスン室に使える照明を探せたらと、、、。そして、何より日常から離れて心身共にリフレッシュした〜い!

できるなら最低でも2週間くらいは欲しいところだけれど、現実はなかなか難しく、とくにミケッレさんの仕事の都合上、せいぜい一週間がギリギリ。わたしはいくらでも OK なのだけれど
とにかく、今回は二カ国を一週間でまわる強行軍の旅になった。

座席からコックピットがちらりと見えた。
ルフトハンザの機内食。

7月なかば、ミケッレさん、 m さんと3人で、私の住む北の街から新幹線で上野まで。今までは、成田へ行くのに上野駅の外へ出てからイブニングライナー乗り場へ移動していたけれど、上野から山手線で日暮里まで行き、そこからホームの移動だけでイブニングイナーに乗る方が疲れなくて良いことに気がついた。(気がついたのはミケッレさんだけど)



フランクフルト空港

成田空港近くのホテルに前泊し、翌日午前中の便でフランクフルトへ。今回初めて乗った500人乗りのルフトハンザ、エアバス380の大型機は、機内の天井も高く、結構ゆったりと感じられてとても快適だった。機内食もまぁまぁで、ミケッレさんによると以前に比べて食事が改善されたようだということだった。

 ブリュッセルに向かって

フランクフルトでは乗り継ぎまでの時間が数時間ほどあって、mさんと空港内をブラブラ。夕方、一時間ほどでベルギーブリュッセルのシャルルロワ空港に無事に到着。街の中心部にある宿泊先のホテルで一息ついた後、さっそくお楽しみの夕食に出掛けた。ホテルを出て数分歩くとすぐに、とても雰囲気の良いレストランを見つけた。応対も感じが良く、味も雰囲気もベリーグッド!

シャルルロワ空港
トヨタ車の構造が分かるように縦に切られて
展示されていた。

まちがってもガイドブックに載っているオススメのお店には行かないの!観光客の多くが行くお店は面白みがないし、観光客で混んでいることもあるし、味も接客もちょっと、、、!と感じることが多いから。

           シャルルロワ空港           きれいな空港だった

むしろ、地元の人しか行かないようなお店を選んで入った方が面白い。当たり外れはあっても、そのほうが断然たのしいし、失敗したとしてもそれが旅の醍醐味で話の種になると思うから、、、。
店内の雰囲気を撮ろうとしたら、たまたま
カメラの先にいたお店の人がとっさにピースサインをして
愛嬌のある笑顔でニコッ!と 
なんてオチャメなんでしょう!
こちらも思わず『ふふっ!』笑顔になってしまう
ベルギーの海鮮料理
どれも美味しかったけど、
とくに蟹みそたっぷりのスープが美味だった!
このレストランはミシュランにも載っているお店だった。