フィヤールの教本
初心者から上級者までずっと使えるスケールを含めた基礎練習が詰まったフィンガリング基礎練習。毎日練習することで指の自由度が広がるフィヤール教本を長年使用。
以前、少人数の子供だけの弦合奏をすることになり、『他のパートのお子さんと一緒に練習していただくと本人のやる気が起きると思うのでお願いできませんか?』と親御さんから言われたことがある。もちろん譜読みができたら合わせの練習は必要になってくる。
確かに低弦は目立ったメロディも少ないから子供にとってつまらないと思えるかもしれない。だから他もパートと合わせる方が楽しく感じるという気持ちもよくわかる。
ただ、それは少なくとも楽譜通りに弾けて初めて合わせられることであって、譜読みができていない段階では拍数が合わなかったり、弾けなくて度々止まってしまったりすると他もパートに迷惑がかかって時間が無駄になってしまうということになる。
大切なのは本人が積極的に演奏するために必要な自信をつけたほうがいいということ。それは自然に湧いてくるものではないので「地道な練習」をするしかない。練習に付き合う必要はないけれど普段の基礎練習やじっくり譜読みする時間をそばにいる人が気にかけてあげるだけで違ってくるように思う。
昔、楽譜通り弾けて50点だよ、と言われたことがある。つまりそこからが曲作りのスタートということになる。子供のオーケストラではその他大勢( tutti 要員)の中で雰囲気だけ味わって弾けたように勘違いしまう子供もいる。それが少人数で各パートが一人のときは「何となく弾く」では、済まされなくなってしまう。合わせる以前の問題。普段のお稽古では先生が他のパートを弾いて合わせてくれることもあるでしょう。そして普段からいい加減な練習ではなく、地道な練習が大事になってくるということ。
以前ドブリンガーで見つけた
結構使えるカルテットから少人数の子供のための優しい曲集
その上で、練習で得た小さな自信と共に、たとえ大きな失敗をしたとしても積極的に弾くことが楽しいと思える日が必ずくる、と思うこの頃なので・し・た。
夕方
我が家を訪れた知人の手には何やら真っ赤なまあるい果物が、、、
美味しいサクランボ佐藤錦を沢山いただきました。
サクランボのように小さくて可愛らしいドジなチッチと
ハンサムでのっぽのサリーの恋物語,
漫画家みつはしちかこさんの「小さな恋の物語」を思い出した。
10代の頃の愛読書が懐かしい、甘ずっぱい私の青春時代、もう一度読んでみたいな〜
さくらんぼは孫ちゃんたちと美味しく頂きましたよ。
ごちそうさまでした!