昨日は都内で活躍している若い方達とオペラシティーのリハーサル室で初めての練習をした。2nd ヴァイオリン、1st チェロ、ヴィオラの数人が来られず、全員揃っての練習はコンサート前日のことになる。人数が増えると特に現役バリバリで活躍している若い方たちは本番があったりしてなかなか調整が難しい。そんな中、刺激的でドキドキの練習が始まった。わかってはいても、うわっ!速い!ついていくだけで必死!何が何だかワケがわからぬまま終楽章まで一気にいってしまった。皆、フーッ!とため息をついた。指揮者は微笑んで(ニンマリ?)いたけれどひょっとして私たちがどこまでついていくか試された?ちょうど私の正面向こうに取材で来ていた記者さんがあっけにとられ目を白黒しているのが見えた。
と同時に自己嫌悪をに陥ってしまった。無理無理こんな速さで弾くのはムリムリ、頭の中を「無理無理」の言葉がグルグル回っていた。二度目は落ち着いたテンポになったけれど、ドキドキが尾を引き、気持ちを切り替えられないまま終わってしまった。半月後にコンサートを控え、いまさらイヤだなどとは言ってられるワケもなく、ここまできてしまうともう頑張るしか他ないのである。それはある意味幸せなことなのかもしれない。がんばらないと、、、。