フランス土産のクロスを小さなテーブルにひいて、、
長引いていた風邪も完全回復ではないけれど
喉に少し炎症があるくらいでだいぶ楽になってきた。
ずっと絶っていたコーヒーを飲む朝のひととき
年齢とともに体力回復に時間がかかるようになってきた。母たちの言ったいたことが今更ながらよくわかる。70を過ぎると違うわよ、、あるがままを受け入れつつ、できるだけ体力をつけ、維持していく努力はしていこう。
昔暮らしたシカゴ郊外、クラレンドンヒルズの同じアパートに「パールおばさん」と皆に呼ばれていた一人暮らしの素敵なおばあちゃまがいた。いつもサック風なワンピースにパールのネックレスをしてヒールを履き背筋をピンと伸ばしてさっさと歩く80は過ぎているだろうおばあちゃま。2度ほどご自宅にお呼ばれしたことがある。一度はクリスマス、もう一度は春だったか暖かい気持ちのよい日だった、ケーキを作るから見にいらっしゃい、と子供たちを連れて行った。
リビングには大きなクリスマスツリーが飾ってあり、部屋のコーナーにはやりかけのジグソーパズル、ダイニングの壁には趣味で集めたというアンティークのお皿がたくさん飾ってあった。リビングから見える寝室のタンスの上にはご自分の結婚式や家族の写真がたくさん飾ってあった。子供たちはツリーの下から上を見上げて楽しそうに飾りのオーナメントを見ていた。その時に出してくださった飲み物が温かいセブンナップ。炭酸のシュワッとするのはそのままなのにどうやって温めたのか聞いておけばよかった。その後何度か試してみるがあのシュワっと感はなかなか出ない。
あと一度は、さくらんぼケーキを教わりに。子供たちがまとわりつく中、ちゃんと書き留めて置かずに今となっては後悔している。キッチンは小さいけれど使い勝手の良さそうな居心地の良い空間でした。そのおばあちゃまはいつもシャンとしていて、広い芝生と柳やもみの木の植えてあるスクエアの中庭のアパート敷地を決まった時間に散歩していた。時には車を運転して出かける彼女を見ることもあった。聞いたことはないけれど、きっと子供がいて年に何度かは遊びに来ていたかもしれないが、いつも身だしなみを整えて自分らしく一人暮らしを楽しんでいる様子を見て、素敵だなーと思ったものでした。
いつまでも元気でいるためには健康管理をしっかりしなくてはね!