2016年11月30日水曜日

旅のお話 2

2日目
曇り 8℃ 6時半起床。

昨夜の遅い到着だったのでホテルの部屋からの景色が暗くて見えなかったけれど、
朝、カーテンを開けたら、こんなに素敵な風景が目の前に広がっていた。

とりあえずルクセンブルク初日は、ゆっくりのんびり市内を散策。

歴史を感じさせる門にルクセンブルク公国の紋章がついた公園入り口(ホテル裏)


市庁舎近くの広場

広場前

市庁舎


旧市街

国立歴史博物館前の広場
どこも観光客は少なく、道行く人もまばらで落ち着いた雰囲気

戦没者慰霊碑前の憲法広場には衛兵さんたちが集まっていた。
その慰霊碑の先に有名なアドルフ橋が見える。

残念なことにアドルフ橋は修復工事中。

こんな素敵な風景が見られなくてちょっと残念。webからお借りしました。

お昼には少し早い時間だったけれど、寒いのでとりあえず目の前の
レストランで食事をすることに。ワインは美味しかったけれど、
頼んだパスタの味が単調で量も多くて食べきれなかった。


ブラブラとノートルダム大聖堂の方へ歩いて行くと、
偶然、王冠マークのアウディが聖堂わきに止まっていた!
憲法広場の衛兵さんたちといい、王室の車といい何か特別な日だったのかな?
前日が「りんご祭り」ということはわかったけれど、
この日が何の日だったのか調べてみても結局わからなかった。

どこからでも見えるノートルダム大聖堂の尖塔。

教会の入り口にはやはりルクセンブルクの紋章のモチーフが

教会内部

落ち着いたあたたかい雰囲気の教会でした。

一旦ホテルに戻り、体を休めてから、夕方コンサートに出かけた。

アコーディオンのような形のフィルハーモニー ルクセンブルクホール


プログラム
ハイドン:103番 太鼓連打
モーッァルト:FLコンチェルト
シェーンベルク:清められた夜
演奏:ルクセンブルク室内オーケストラ

大好きな「太鼓連打」、当時はきっとこのくらいの小編成で演奏されていたのでしょう。
ノンビブラートに近い響きを抑えた演奏は、よりコンパクトな感じが出ていてハイドンの時代を想像させる楽しい演奏だったし、2曲目のフルートコンチェルトはフルートによくありがちな強弱のない一本調子的な音色ではなく、こんな音色ならずっと聴いていたいというような、多彩な音色を持った透明感のある魅力的なフルートでした。最後の「清められた夜」はいままで一度も惹きつけられたことがなかったら、あまり期待もしていなかったけれど、メリハリの効いた魅力ある演奏に感動しました。

横から見たホール
カタツムリのような小ホールは舞台の左上の方に出入り口があるため、
遅れて入ってきた人が、座っている聴衆から丸見えになってしまう。
すり鉢状の作りになっているので、響きはとても良かった。

ホール前のバス停からバスでホテルに戻り、ホテルで簡単な食事をして
お風呂に入り一日の疲れを取る。10時就寝。

昨日がリンゴ祭りだったからと
カレンダーを買ったお店でおすそ分けに
プレゼントされたリンゴ

街のところどころの壁にはリアルに描かれた人の絵が
遊び心がありますねー。


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